見出し画像

もう一人の私が私を睨みつけている 続編 

続編のまえがき

目の前に 救ってあげたい人がいるとする
その人は、何かしなくてはいけないのに もがいているだけだ。
目の前にいるこの人の状況に、すごく憤りを感じる。
もしも自分だったらどうするだろう。

とりあえず
ビンタでも張って、気合を入れ、目を覚まさせてあげるのだろうか?
肩を掴んで しっかりしろと言うのだろうか?
しかし、本人の目が覚めたとして どうしたら良いのかが自分にもわからない。

この人はどんな人なんだろう?
良く見ると その人は   自分自身だった。


前編の続き
続編の本編

初めての金縛りに焦っている私。
しかし、もがこうとすることよりも重要な何かを感じ、金縛りにあったままになるのだった。

数秒だったと思うが とても長い時間に感じる。
すべての雑音が消え、
異様な空間違和感に包まれている。

何? 何だ?
一人暮らしの私のマンションのはずなのに
私は一人ではない。

フスマを隔てた隣に、もう一人の私が横たわっていて
フスマ越しに、この私に気づいているのだ。
つまり、お互いにわかっている。

私はギョッとした。
…  
まさか  起きないよな   ドキドキ


彼が起きある音がしてしまった。


完結編に続く



ドッペルゲンガー(独: Doppelgänger)とは、自分自身の姿を自分で見る幻覚の一種で、「自己像幻視」とも呼ばれる現象である。 自分とそっくりの姿をした分身。 第2の自我、生霊の類。 同じ人物が同時に別の場所(複数の場合もある)に姿を現す現象を指すこともある(第三者が目撃するのも含む)。

サポートをありがとうございます。 感謝いたします。 まだ準備がわからなく、これから勉強いたします。