見出し画像

チーズナンを求めて

休日の正午前に自宅から1番近いインド料理屋さんに到着した。約5,000歩歩いた。
その日はチーズナンを食べたい気分だった。
意気揚々と入店。
ゆったりとした独特の抑揚をつけた「いらっしゃいませ〜何名様ですか〜?」に人差し指を一本立てて「ひとりです」と応えた。
お好きな席へどうぞと迎えられ店内を見渡すと3,4組が着席済みだった。窓際の2人席に腰掛ける。
この店のランチメニューは5パターン+1(別紙)のみなのでシンプルで迷わないところが気に入っている。カレーの種類も8種類程度なので丁度いい。
いつものAランチを頼みプレーンナンをチーズナンへ変更。今回は日替わりメニューの野菜チキンカレーを頼んでみた。そこでふと気づいた。
先週も日替わりは野菜チキンカレーだったことに。というか、先週もまったく同じ行動をしている。どおりで一連の流れがやたらとスムーズなわけだ。
私は2週連続でチーズナンを喰らい尽くした。あつあつでトロトロのチーズに大満足だ。
ただ一つ先週と違ったのは食べ終えた後にお腹を壊したことだけだ。
毎度完食しては腹痛を味わっているはずなのに、時々調子が良いとすっかり痛みを忘れてしまう。
チーズナンは非常にボリューミーである。これはどこのお店に行ってもそこそこ一貫している(私調べ)。私の性格上、提供された食事を残すのが非常に心苦しく、ニガテな行為だ。なので途中で量が多いな、全部食べたら苦しいだろうな、と勘づいても精神的な苦痛を逃すために結局平らげてしまう。叶うならばチーズナンの選択肢にハーフサイズを導入してもらいたい。チーズナンファンによる切なる願いだ。
さすがにその希望をすぐに叶えられるとは思えないので、次回からは食べる前に半分テイクアウトにチャレンジしてみようと思う。それでも食べたいチーズナン。おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?