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40歳をむかえた独身女のつぶやき~気になるあの人の話②~

【気になるあの人の話②】
婚カツパーティーで出会いLINEを交換。
゛◯◯男です~゛
パーティーでは名字しかわからず、改めて自己紹介から会話がはじまり、数日後飲みに行くことに。
趣味の話で盛り上がり、終電も間近。
゛ゆっくりできるところに行こう゛
私は笑って誤魔化したけれど、
゛そういうのいいから、面倒くさいのは嫌いバイバイ゛
と逆ギレして帰ってしまった。
今までの自分だったらスッと諦めて帰ってた。
今回は何故か違う。
離れちゃいけない気がした。
今思えばほんとにバカ。
でも、その時は今までにない感情が芽生えた。
慌ててLINEした。
内容は覚えてないけど、数回のやり取りの末お友達からはじめましょうとなった。
また会うことになった。
それからは友達以上恋人未満の関係。
性格上、沼にはまりやすいと自覚があった。
だからギリギリは攻めても絶対にラインを越えないようにしてきた。
40歳も間近にこういうことになるなんて…。
自己嫌悪。
彼は好みであれば大事にするけど、どうでもいい相手にはとことん扱いが雑。
好き嫌いはハッキリしてるので、私の事は嫌いではないけど、都合のいい相手としてみてる。
最低の人であるのに気になる。
いつもなら朝まで過ごすのに、終電間近に急な仕事で帰って行った。
私の誕生日に。
それから連絡はない。
気になるあの人。
とうとう完全にフラれたか。
とうとうこの日が来たか。
悲しいけど。
それでいいんだよ。
私の人生。
曖昧ではじまり。
曖昧でおわる。
いつもそう。
さようなら。

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