【文章の完成度が劇的に高まる!】読み返すときのポイント5選!
あなたの文章のクオリティをぐっと上げる方法を、今日はお伝えしたいと思います。
文章作成というのは、多くの方が文書を書くだけの作業だと思っているんですけど、そうではなくて、文章を書いた後に文章を読み返して修正していくというパートが非常に重要なんですね。
今日は、文章を読み返すときの5つのポイントをお伝えしたいと思います。
この5つのポイントを聞くと、どーってことないものばかりなんですけど、意外とやってない方が多いので、ぜひやってないなぁと思った方は実践してみていただきたいと思います。
①書いてから時間を空ける
多くの方が、書いた直後に読み返しますよね。
そうすると、まだ書き手の頭のままで読んでしまいます。
なので、自分が書いた文章は正しいだろうと思ってこう呼んでしまうんですね。
でも、もっと言い方を変えると、「読み返すときに大事なのは、書き手の頭ではなくて、読む人がどんな風にこの文章を受け取ってくれるかな」ということを考えながら読むということなんですよ。
つまり、読む人の頭を自分にあたかもインストールして、その人の気持ちになって立場に立って読み返すことが大事なんですね。
でも、書いてから時間が空いてないと、そういうふうにスイッチできないんですよ。
なので、できれば、
・夕方に書いたものは1日寝かしてから翌朝に読み返す
・難しい方は午前中に書いたものは1回ランチに行って戻ってきたら読み返す
・それも難しい方は書いたら10分だけ他の作業をしてから読み返す
そういったことをすることによって、少しでも頭がスイッチしやすくなりますので、ぜひ試してみていただきたいと思います。
②印刷する
皆さんはパソコンで書く機会が今非常に多いです。
人によってはスマホで書くことも多いかもしれませんが、人もいるかもしれませんけど、それを印刷する機会はほとんどないと思うんですね。
確かにすべての文章を印刷するというのは、これはまあ自然にもよくありませんし、ちょっと不経済ですよね。
ですので、全てとは言いませんけど、あなたにとってすごく重要な文章ってあると思うんですよ。
これは絶対通さなくてはいけないプレゼン資料とか、あるいはこれはこのチラシで多くの方に商品やサービスを買ってもらわなくてはいけない、そういう勝負文章の時は、必ず印刷してください。
なぜかというと、印刷して活字になって全体が見えると、文章の誤りに気づきやすくなるんですね。
時にはこんな文書、自分書いたっけなって?思うことがあります。
・「あ、もっとここは具体的に書かなきゃいけないなぁ」
・「専門的な用語を使いすぎて分かりにくいなぁ」
・「ちょっと1分が長すぎたからもう少しコンパクトに短く伝えていこう」
・「あれ?これは最後に書いたけど、最初に書いた方がより伝わりやすいよね」
そんなのも、印刷をして活字になったものを見ると非常にわかりやすいので、ぜひ勝負文章に関しては印刷をしてみてください。
③音読する
音読をすると、なかなか自分が書いた文章を読み上げることを、小学生や中学生の頃はあったと思うんですけど、大人になってからする方っていないんですよね。
けど、これをやると、自分の文章のアラや、いいところにも気づきやすくなります。
なぜかというと、目で黙読で読んでいると、読んでいるつもりでも、読み流していることが結構多いんです。
一方、口に出して読むというのは、脳の中でしっかりと言葉に変換して口から出しますので、いろんなことに気付くんですね。
さきほども言いましたけど、
・「もっと具体的にここは書いた方がいいなぁ」
・「ここはちょっとリズムが良くないなぁ」
・「もうちょっとこういう他の言葉に置き換えた方がスマートに伝わるよね」
っと様々なことに音読することによって気づきます。
環境によってはできないという環境でも、
声には出さなくても、ちょっと「ぶつぶつっ」と
口の中で音に出さずに音読をする
そんなイメージでやっていただけるといいかなと思います。
④意地悪く読む
多くの方が自分の文章に甘すぎます。
自分が書いた文章に「これでいいよね」とOKを出し過ぎなんですね。
けど、その結果、人が選んだときに
・「なにこれ意味が伝わらないなぁ」
・「よくわからない」というふうに突き返されたり
・「あんまり興味もてないなぁ」と納得できない
・「何か共感できないな」
と思われてしまうわけですね。
本当に最悪の場合だと、
「この人って何書いてんの?この人仕事できなそうな人だな」
と思われてしまうこともありますよね。
で、意地悪く読むというのは、自分の文章に突っ込みをどんどん入れてもらいたいんです。
・「こういうふうに理由書いてあるけどその理由って本当に正しいのか」
・「もっと何か盛り込むべきデータはないかって突っ込んでみたり」
・「もっと分かりやすく書けないのか
・「もっと伝わるリズム、そういうものをできるんじゃないか?」
そういうふうにして自分の文章にどんどんツッコミを入れて修正してもらいたいんです。
それをやったときに、初めて読みやすくて納得しやすい、そして共感が生まれやすい文章というものができていきます。
ぜひね、試してみてください。
文章も完成してしまったら修正しようがありませんので、完成する前に自分の文章に対して厳しく接してみてください。
⑤他人に読んでもらう
最後の5つ目のポイントです。
これも多くの方がやりませんよね。
文章力が伸びない一つの大きな理由は、他人から指摘を受けないからなんです。
自分の文章の癖や良くないところ、そういうものを人から指摘されないとなかなか改善できません。
指摘されないと、10年経っても20年経っても、自分ではこれでいいんだと思って書き続けてしまう人もいます。
そうではなくて、人に読んでもらうと
例えばオフィスであれば隣の同僚にちょっとこれ書いたんだけど、見てみてと頼んでもらうと、
・「ここちょっとわかりにくい」
・「あの話がちょっと抜けてるんじゃない」
・「これは余計だから省いた方がいいよ」
そういう意見がもらえますよね。
そういうフィードバックこそが、その人の文章を伸ばし、その文章自体のクオリティも上げていくという良い方法なんですね。
他人からの視点や意見を受け入れることは、成長につながります。
自分の文章を他人に読んでもらい、フィードバックを積極的に求める姿勢を持つことが大切です。
それによって、より良い文章を書くことができるでしょう。
確かに、自分が書いた文章を人に読んでもらい、忌憚のない意見を言ってもらうことは非常に有益です。
家族や友人、または社内の同僚といった信頼できる人たちに読んでもらうことで、より良いフィードバックを得ることができます。
特に社内でこのような活動を行うと、社内全体の文章力向上にも繋がるでしょう。
ですので、ぜひ自分が書いた文章をかきっぱなしにせず、しっかりと読み返してクオリティを上げていく習慣を身につけてください。
このようなプロセスを繰り返すことで、皆さんの文章力はどんどん伸びていくことでしょう。
自分の文章を他人に見てもらうことで、新たな視点やアイデアを得ることができますし、自分の盲点や改善点に気付くこともできます。
文章力を向上させるためには、積極的に他人の意見を求め、素直に受け入れる姿勢が重要です。
それによって、より良い文章を書く力を培い、他の人々とのコミュニケーションもスムーズになることでしょう。ぜひこの方法を試してみてください。
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