マガジンのカバー画像

キタダヒロヒコ詩歌集

196
三重県で詩や短歌、俳句を花びらのように書き散らしてきました。noteマガジンにまとめていきます。ぜひお読みいただけましたら嬉しいです。あなたのどこかに残る言葉がありますように。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

キタダヒロヒコ詩歌集172 君の南

なにもかも吹き飛ばしつつうつとりとゆきたいきみの南隣りを

キタダヒロヒコ詩歌集171 夜

いちにちを脱いではあをき水たたへ何を育てに入る夜の壺

キタダヒロヒコ詩歌集170 名残り

君知るや名残りの花のはなざかり