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アボカドオイルをどこで売り始めるか

こんにちは。
アルファジリの伊治です!

久しぶりの投稿です。クラウドファンディングが終了してからは、日本国内にいるうちにできることを進めています。

・数あるオイルのなかでアボカドオイルを手に取ってもらうには、オイルの良さをどんな風にアピールしたらよいか?
・食品表示のルール検索
・日本国内での販売先さがし
・アボカドオイルを使ったことのある人、シェフ、料理研究家さんへのヒアリング etc…

アボカドオイルのことを考える日々。
ただ有り難いのが、こちらが発信すると
「こういう情報あったよ!」
「知り合いに△△について詳しい人がいるけど紹介しようか?」
「オイルを○○と合わせて加工品にしたらよいんじゃない?」
とたくさんのリアクションとともに、情報提供や助言をくれる方が大勢いること!!めちゃくちゃ有難い!!

感謝を忘れずに、一歩ずつ新規事業をつくり上げていきたいと思います。


Farmers marketへ

さて、タイトルにある「アボカドオイルをどこで売り始めようか」
ここ最近、私とCEO薬師川さんとの間で考えていることのひとつです。

そんななかヒントを得るために東京・渋谷で開催されたFarmers Marketに行ってきました!

詳しくはこちらのHPから 
https://farmersmarkets.jp/

Farmers Market…
毎週末土日、年間ほぼ休むことなく開催されている野外マーケット。開催場所は、東京メトロ表参道駅から徒歩5分、国連大学前の広場。
農家さんを中心に全国から出店者さんが集い、単なるものの売り買いということだけではなく、それぞれの商品の魅力やその背景を伝えてくれる、出店者との距離が非常に近いマーケットです。

訪れた目的は、
もしアボカドオイルをこのマーケットで販売する場合、売り上げやオイルの認知度をあげるのにふさわしい場所か判断するための情報を集めてくる
でした。

10人に聞いてもほぼ7割がたは、「アボカドオイルって何?」と言われます。日本ではまだまだ認知度の低いアボカドオイル。だからこそ、販売をスタートしたらどこで販売するのかがとてもキーになってくるのです。

なかでも詳しくお話を聞かせて頂けたのが、こちらの4社さん。
ALMOND TREE SHAKERさん(アーモンドバター)
 日本ではなかなか珍しいアーモンドバター。アメリカ産のアーモンドを使い、添加物を使っていない体に優しいバターです。パッケージは瓶の他にもチューブタイプもあり品質が保たれるそう!

クラタペッパーさん(カンボジア産胡椒)
カンボジアで長年オーガニックの胡椒生産に取り組まれてきた出店者の倉田さん。実は高校生の時にカンボジアに行った際、このクラタペッパーさんの工房にお邪魔しました。それから15年が経つのに私を覚えていてくださってびっくり!!胡椒の生産を通してカンボジアに雇用を作っている、私が目指す社会をすでに実行されている方です。

ゴールデンマスタードさん(マスタード)
マスタードといえばペースト状のものを想像しますが、このマスタードは粒粒の状態で「食べるマスタード」と呼ばれているよう。
お肉、サラダ、ご飯など、どんな食事にかけてもアクセントになる新食感のマスタードを販売されています。

SANCHAI PEANUT BUTTERさん(ネパール産ピーナッツバター)
ネパールの農村女性が丁寧に手づくりしているピーナッツバター。実は品種未改良のピーナッツを使用。この生産者さんもネパールに雇用をつくり、それを日本で販売されています。
商品への愛情を感じるのはもちろん、ご自身を「ネパールで作られた良いものを、日本のお客様へお届けする”みつばち”のような存在です」と仰っていて心に残りました。


ヒアリングから分かったこと

・出店料は1日15,000円でとてもリーズナブル
これは加工品を販売する場合の値段。農家さんが農産物を販売する場合はさらに低い。
ちなみに出店料の値段比較をすると、百貨店などの物産展では1日10万円ほど。デパートの催事はある程度実績がないと置かせてもらえないらしい。
そのため、こういったマーケットで商品を「知ってもらう」ことから始めるには最適な場所だと思った。

・来店者の層が幅広い
立地的に外国人・日本人観光客、都内在住者、ビジネスマン、家族連れなど幅広い層が訪れる。インバウンドの影響もあるためか、外国人が目立った。

・環境、自然食品、社会問題に関心を持つ客層が多い
このマーケットで販売している商品は自然食品、途上国で生産している商品など、環境や社会問題とリンクしている商品が殆ど。そのため、お客様も自ずとそういった傾向がある。
アボカドオイルはまさに原料がアボカドのみ。オイルの機能性や味の旨みを伝え、植物油の新たな選択肢に加えてほしい。
そしてケニア産というストーリーを伝えていくことで関心・共感を向けてもらえると感じた。

・売り上げよりもお客様との交流を重視
これは4名とも口を揃えて仰っていたこと。商品のよさは、いくらSNSやHPで書いても、直接対面で伝えるに勝るものはない。
直接良さを伝えて、納得したうえで購入してもらう。そのあと商品のファンとなり、リピーターのなってくれるお客様が多いようだ。

・他にも掛け持ちでいくつかのマルシェでも販売
基本週末はこちらのマーケットで販売しているが、勝どきで開催される「太陽のマルシェ」、そのほか二子玉、藤沢など各地で開催される催事に出店している出店者が多い。

・出店者同士の交流もある
出店情報の交換だけでなく、商品開発のコラボや取引先の紹介もされているそう。コミュニティが広がることで販路拡大にも繋がる可能性が広がる!



これらのヒアリングを踏まえて、アボカドオイルが完成した暁には、こういったマーケットで販売するところから始めようと考えています。もちろんマーケットの他にも商流は引き続き探していきますが、お客様と対面で商品の良さを伝えられるのはマーケットならではの強みだと思っています。

日本各地にアボカドオイルファンを増やしていきたいです🥑!!
今回もお読みいただきありがとうございました。

◆アボカドオイル事業の詳細は、こちらのクラファンサイトからもご覧になれます。(クラファンは6/4で終了しております)
https://for-good.net/project/1000675

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