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精進料理(自分一人のとき、周りに人がいるとき)

 自らを成長させる際の心の在り方とはどんな存在であろうか。小鹿のような存在であろうか。仁王のような覇気をみなぎらせた存在であろうか。いろいろ現れては消えてゆくものなのか。疑問は絶えない。
 ここで、欲しいのは心の在り方の特徴である。その特徴の一つは、だれもができるということではなかろうか。また一つはだれもが享受できるものではないだろうか。さらにもう一つは、生まれながらにして人はだれ一人持っていないものではないだろうか。三つめは欲しいという感情と関係がある。
 1つ目の特徴は、だれでもできる心の在り方こそが、嫉妬を生まず、争いを生まない。
 2つ目は、だれもが受け入れることができる心の在り方こそが、十人十色の自分という存在を納得させるのであろう。ある種の理念的な何かである。
 3つ目は、生まれながらにして持っていない心こそ、皆が憧れ、打算的に欲求し、美しいと思う。打算的でもいいので、自分が美しいと思う心の在り方に挑戦してみる。自分にしみる形で自分のものとする。
 私はこの3つの心の在り方を唯一とは思ってはいない。しかし、あったらいいなと思う。

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