2023年12月期通期決算ポイント解説③
【 DX - ゆめみ 】について
こんにちは、セレスIR 担当です。
2月9日に2023年度通期決算を発表しました。
今回は DX(ゆめみ) についてです。
前回の決算ポイント解説①ポイント、➁D2Cは下記リンクよりご覧いただけます。
DX事業は、Point、D2Cとともにモバイルサービス事業を構成しています。DX事業は連結子会社のゆめみ(セレスの出資は約50%)の事業のことを指しています。
ゆめみは、Web・スマホアプリの開発によりお客様ビジネスの課題を解決する受託開発企業です。
2016年、2017年はゆめみはセレスの持分法適用関連会社でした。2018年から連結子会社化し、売上を順調に伸ばしてきました。
2023年度は、売上は前年比10%程伸びたのですが、営業利益は前年比で53.4%減少しました。
その背景として最も大きいのは積極的な人材投資です。
ゆめみは、情報システムの企画から運用保守までワンストップで対応可能です。
システムの受託開発で売上を伸ばすには、エンジニア数の拡大が重要になります。売上高≒エンジニア数です。ですので、ゆめみのような会社にとって、人材投資はとても重要になります。
2023年は67名新卒エンジニアを採用しました。2022年の新卒採用は30名でしたので、倍以上です。2022年末の従業員数が353名でしたので、新卒採用のインパクトは大きかったです。
2023年第2四半期の4月に新入社員が増えたことで、案件にアサインされていない人数が一気に増えました。また、その新卒エンジニアの採用や教育に既存エンジニアの時間を使いましたので、その分稼働率が低下しました。一方需要は旺盛ですので案件に対応するエンジニアが足りないため外注した結果、外注のコストが上がりました。
第4四半期に向けて徐々に落ち着いてきましたが、結果として2023年は前年比で減益となりました。
2024年の売上は55億円(前年比+15%)、営業利益は27.5億円(前年比+159%)を計画しています。
この計画を達成するために以下に注力します。
2024年度は採用のアクセルを緩め、新卒採用は30名を予定しております。プロジェクトマネジメントの品質向上のため、中途採用に力を入れる予定です。
また、2023年採用の新卒エンジニアの稼働率向上に注力し、人員増に対応する受注量を確保するための営業強化を継続します。
今回は以上です。
今回の決算について、または決算に関係なくここが知りたい、ここが分からない、ご意見などありましたら、どうぞ下記よりご連絡ください。
■ セレスIR公式「X」
https://twitter.com/Ceres_PR_IR
■ セレスIRサイト
■ セレスの事業についての動画
< ひねけんさんの動画 >
今年6月に公認会計士ひねけんさんの株式投資チャンネルでセレス事業についてご解説いただいた動画です。30分の動画ですが、再生位置を選んで視聴することもできます。ぜひご参考になさってください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?