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【遊戯王】Ghotiデッキ、新規が来た!【前編】

どうも、もっちーです。

↑既存のカードでデッキを組んでみた話はこちら
そんなこんなで記事を書いてたらなんと新規が公開されてしまったGhotiデッキ

せっかくなので効果の紹介と所感をつらつらと書いてみます。

今回追加されたカードは7枚、新規フィニッシャーではなくDeep Beyondまでの道のりに幅を持たせるような効果のカード追加となっていて「テーマの動き」に自由度が増えました。
かなり使っていて楽しいカテゴリになったと感じますね。

●Snopios, Shade of the Ghoti

ついに追加されたGhotiデッキのエンジンとなるカードです。
スペルスピード2で特殊召喚出来る①の効果、特殊召喚成功時に対象にしたカードを除外予約する②の効果、除外されるとサルベージ出来る③の効果を持ちます。

①と③の効果が重要でシンクロ召喚に使用して墓地に置かれたGhotiモンスターを除外しながら自身を特殊召喚出来ます。この効果のおかげで一度動き出したGhotiデッキは本当に毎ターンGhotiチューナーの帰還効果を使えるようになりました。
自身がレベル6という点もGhotiデッキとしては評価が高いです。

②の効果もかなりテクニカルな効果、相手の場のカードを指定すればリンク素材などにしても墓地へは行かず、鉄獣などではアルミラージから動けなくなります。
自身を対象とすればシンクロ召喚の後即座に回収効果も使えますし、チューナーを対象にすると次のターンの帰還準備が整います。

気をつける点としてはかなりの勢いで墓地のカードを除外するのでしっかりとリソース管理をする必要があり、プレイングの重要度が以前よりも上がっています。しっかり使いこなせば強力な分、リソース管理を怠ると急に動けなくなってしまうので注意が必要です。

●Ixeep, Omen of the Ghoti

自身を特殊召喚する①の効果と次のターンに罠をセットする②の効果を持ちます。
正直、絶妙に使い勝手が悪いカードです。
①の効果は他のデッキであれば重宝されていた気がしますがGhotiデッキではイマイチ、というのも非チューナーレベル4のモンスターは既に名誉Ghotiモンスターのデッドリーフが存在します。
レベル4が2体並んでいても出したいシンクロとはレベルが合いにくく、この微妙な状況のためにエクシーズモンスターを入れるのはエクストラデッキの枠が勿体ないかなと感じます。
もちろん、Eanocの効果コストなどにできるので一概に弱い効果とは言えませんが召喚権が余りやすいデッキなのでデッドリーフの除外版が欲しかったなと思ったり。欲張り。韻を踏んだり。イェ

②の効果は今回の追加で2種の罠も増え、除外されている罠も回収できるので悪くはないです。
悪くはないのですが除外された次のターンに発動しセットするだけなので実際の発動まではかなりタイムラグが生まれてしまいます。セットしたターンに発動できても良かったのでは?と思ったり

総評として悪いカードでは無いが多くても1枚で十分なカードかなと思います。多分入れなくてもデッキは回る。

●Zep, Ruby of the Ghoti

新規のGhotiチューナーです、墓地の魚を除外する①の効果、相手ターンに除外されると特殊召喚召喚出来る②の効果と特殊召喚成功時にシンクロ召喚をする③の効果があります。

①の効果はスペルスピード2なら良かったのですがそうでは無いっぽいのでマジで動けなくて困った時にしか使わなそうな効果、本体は②と③の効果です。

②は相手ターンに除外されると特殊召喚出来る効果、そして連動して発動する③の効果でシンクロ召喚を狙います。既存のチューナー達と比べるとシンクロする直前まで場に居ないので除去などを受けにくい利点がありますが、除外できるカードを打った後にしか動けないので若干融通が利きにくいです。

とは言え、このカードの追加により動きのパターンは大きく増えました。
前述したSnopiosで墓地から除外しそのまま8シンクロとなったり、後述するArionposを使えばデッドリーフから8シンクロへ繋ぐことが出来るようになります。他にも活用法は多く嬉しい一枚ですね。

●Guoglim, Spear of the Ghot

戦闘時の除外効果である①と相手ターンに元の素材に戻る②の効果を持ちます。ぶっちゃけパッとしないモンスターです。
①の効果はダメージステップ中の対象を取らない効果、攻撃宣言さえ出来ればかなり高い除去能力ですが競合相手は優秀なレベル8シンクロ達、Ghotiデッキで優先される魚族シンクロでも対象を取るが除外効果であるAskaanと対象を取らない複数枚破壊の白闘気白鯨となっておりこのモンスターでしか処理できないという場面は意外と少なめです。
②の効果は重要で素材を特殊召喚できます。
相手ターンに特殊召喚なのでGhotiチューナー達はシンクロ効果が使えますし非チューナー側もEanocであれば除外からの特殊召喚効果、Snopiosであれば除外予告効果が使えます。

1枚だけデッキに刺しておくとやれる事が増えるカードに感じます。

●Arionpos, Serpent of the Ghoti

シンクロ側の本命ですね、シンクロ召喚成功時にデッキから魚を除外する①の効果とシンクロ素材になった場合に墓地の魚を除外し魚をサーチする効果を持ちます。

①の効果は今回追加された3種のGhotiモンスター全てと相性が良く、特にZepは除外する事ですぐに8シンクロへと繋ぐことが出来ます。
これまで6シンクロは白闘気海豚しかおらず、場に出したデッドリーフの使い道に困る場面は多かったのですがこのカードの追加により一気に動きやすくなりました。

②の効果も優秀で自身を除外すれば6までの魚モンスターをサーチできます。
盤面にまだSnopiosやチューナーが出ていないのであれば持ってくることができますし、コスト・サーチ先ともに魚族であればなんでもいいのでGhotiチューナーをサーチしつつ次のターンに召喚する鰤っ子姫を持ってくることなんかも出来ます。

●Ghoti Cosmos

新規罠です、Eanocでサーチできます。
前提として、Ghotiデッキはカードをするデッキではありますが除外したカードをリソースとして再利用するので除外されているカードの枚数は頻繁に変動します。

1枚除外時に有効になる効果は戦闘破壊、流石にこの効果はほぼいつでも発動出来る効果です。
しかし、Ghotiモンスター達は相手ターンにシンクロして登場時効果でアドを稼ぐのでバトルフェイスの段階でチューナーが立っていることは少なく、戦闘破壊に耐性があってもそんなに嬉しく無いです。

4体除外はこの時点で有効な発動発動が可能か怪しいラインです。
Ghotiチューナー達が除外されている時は4体を超えますが特殊召喚され場に並んでいるタイミングだと4体以下の事が多く撃つのであればターンの開始時、スタンバイフェイズ前となります。
発動できればGhotiモンスター達だけでなく、全ての魚が効果を無効化されなくなるのでシーラカンスなどの展開が安全に行えますがGhotiデッキとして見ると無効化されにくいデッキという事もあり今ひとつに感じます。

8体除外に関してはそもそも8体も除外できていたらデッキとしてはガン回りしているのでこんなカード使わなくても好きな魚シンクロを出せます。

●Ghoti Fury

こちらもEanocからサーチ出来る永続罠です。
お互いのモンスターを一時的に除外する①の効果と自身を除外しながら魚全体を強化する②のバフ効果を持ちます。
Ghotiモンスター達は除外されても別に問題ないので①の効果発動後、このカードが場から離れるなどで帰還できなくなっても問題なく動けます。
Eanocからサーチ出来る除去札として考えると結構便利なカードに感じますね。


以上、新規のGhotiカード紹介でした。後編ではプロキシを入れてデッキを回してみた話をしたいと思ってます。

おしまい

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