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LUFFという花屋ができるまでの話 一話<花屋になる男の生い立ち>

私は、東京の清澄白河という街にある<LUFF>という花と観葉植物のお店のオーナーをしているカミムラと申します。
まぁ、オーナーといっても一人でやってる店なので、自動的にオーナーというか、そんな見目麗しいものではなく、便所掃除からなにからなにまで汗水垂らして必死に頑張ってる系の経営者です。

ごく最近このnoteを始めたのですが、せっかくなので今までブログや他のSNSには書いていなかったことでも書いてみようかなと思って筆を取った次第です。
とはいえ、時代は21世紀。
実際には筆ではなくPCのキーボードを叩いているわけですが…(こういうのいらないですか?)

長くなりそうなのと、短くまとめるのが苦手(というか面倒)なので、多分10話は超えるんじゃないかな。

つれづれに書いていくのでゆったりした気持ちで読んでもらえると嬉しいです。

(私の)時間はたっぷりあるので、幼少期の話から始めちゃいますね
それでは、はじまりはじまり〜

幼少期(さらっとね)

幼い頃から生き物が好きで、外で虫を捕まえてきては虫かごに入れて観察をする。
ダンゴムシから始まり、てんとう虫、カブトムシ、ザリガニ、カエル…
家の廊下にずらっと虫かごを並べて、手前から順番にパトロール。
そんな子供でした。

5つ上の兄はスポーツ少年で地域の野球チームに入ってて、週末の度に練習やら試合やら。
それについていく私はというと、草むらでバッタを追っかけたり、ひっくり返した石の下のハサミムシに興奮したり。

なにやら兄は野球が上手だったようで、よく弟の私も勧誘されてました。
そんな大人たちの思惑には靡かず、当時の私は「野球?それハサミムシよりも価値あんのけ?おぉコラ」と全く興味を示さずで。

そんなこんなで小学校低学年くらいまではナウシカの様な時代を過ごしました。

きっかけがあったわけではないけど、小学校に入ると体育の授業があったり休み時間にドッヂボールをしたりしているうちに、だんだんと体を動かすことが好きになっていきました。
自分でもスポーツが得意なことを自覚して、そこからどんどん肉体派に転向していくことになり、関係ないけど初めての恋もしました。

中学高校スポーツばっかりの青春期

【むしタイプ】だったポケモンが【かくとうタイプ】に進化したように変化したわけですが、中高はもう本当に部活ばっかり。
しかもこれが中々にきつい練習の部活で(ちなみに陸上部)。

特に高校の時は、
時代も時代だったため上下関係も厳しかった。
一年生はどんな場所であってもどんなに離れていても、先輩の姿が見えたら全力全霊で挨拶しなくてはならない。
<大きい声>ではなく全力全霊。もうほぼ怒鳴っているだけの発声。

そんなの向かい側のホームとかからやられたら逆に恥ずいやろ?と思いながらも、そこは力に屈して大声で挨拶してました。
いくつかの恋が生まれて、いくつもの恋が終わったりしたのもこの時期です。

大学生に。意外にもさらにスポーツまみれの青春期

特に目標もなく、なんとなく大学に入ることとなり(父さん母さんごめん)

大学生になったらテニスサークルとかに入ってチャラチャラしーよぺ。くらいに思っていたのですが、ひょんなことから体育会のラクロス部に入部することになりまして、ここから今までよりもどっぷりとスポーツにハマることに。
(体育会っていうのは分かりやすくいうと「サークルとか軽いノリのじゃないよ、ガチの部活だよ」て感じのとこです)

(ちなみに、ラクロスに関しては大学の4年間に青春の全部をおいてきたと言い切れるほど情熱を注いだ私の人生の大きな宝物なのですが、コンプライアンスが叫ばれる昨今、ここにその詳細を記し残すことは憚られるため割愛します)

そして、そのラクロスにどっぷりハマりすぎたために私は花屋になってしまうのです。

第二話へ つづく



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