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中絶とたぶん自傷の話

なんだかんだ言ってもう5回くらい中絶している。
嫌なことがあるとイライラして、スッキリしたくなって、出会い系で相手を調達→ホテル→避妊しない→時たま妊娠。そんなことを続けてきた。結構あっさり妊娠してしまい、我ながら孕みやすくて困る… 

最初の妊娠の時、中絶に使った麻酔が気持ち良すぎて2回目以降は麻酔目的で妊娠するように。あの意識が遠のいていく感じがクセになる。マイケルジャクソンだってプロポフォールにハマったんだ。これは特別なことじゃない。あの感覚を味わえるなら高い中絶代だって娯楽のために必要な費用になってしまう。高くつくお遊び代。

命を簡単に考えすぎているという意見もあるかもしれない。でも、そもそも私はこれを悪いことだなんて思っていない。私は自由で、好きな時に妊娠して生まない決断をしている。主に麻酔を受けたいという理由で。ただそれだけのこと。お酒を飲んだりタバコを吸ったり、ストレス発散にケーキを食べたりするのと同じように、私は妊娠して、中絶しているのだ。

妊娠している時はつらい。つわりで気持ち悪いし、体は熱っぽい。通勤の途中でもどしてしまいそうになったこともある。でも、中絶を受けるとそういうつらさからあっという間に開放されて気が楽になる。自分が自由だということを改めて強く感じられる。自分は自分の道を、何の障害もなく歩んでいけるんだと思う。そういうすっきり感も中絶が好きな理由なのかもしれない。ある意味で、中絶は私にとってリセットボタンになっているのかもしれない。

時たまこの中絶好きな感覚は自傷行為に似ているのかなと思う。もやもやをすっきりさせるために、客観的に見れば自分の体を傷つけていることになるから。自分の体を自分の欲求に応じて、自分の好きなように使っているだけなんだけどね。

私と同じ感覚の人、いないかしら。

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