初心者がメダカを育てて
昨年、9月下旬に知り合いから
メダカを譲り受けた。
青白く輝く、幹之(みゆきという)
12匹を譲り受けたが飼い方に最初、
戸惑ったが、水槽は元々、
秘密の森で毎夏、カブトムシや
クワガタムシを捕獲しては
卵を産ませて育てていたので
持っていた。
その水槽にメダカ12匹を入れてみた
寂しく感じたので、水槽ライトを
付けて鑑賞した。
寒くなる前に譲り受けたので、
寒さ対策が必要だと感じた僕は
水槽ヒーターを購入。
サーモ付きで25℃くらいまで
暖まる。
メダカの水温は23℃前後が望ましい
あとで知った。
水温が低くなる冬はメダカでも、
あまり餌を食べなくなり、冬眠する
信州の長い冬はとても厳しい。
家の中に暖がとれる火の気がなければ
マイナス気温になることはよくある。
廊下を水雑巾で掛ければ、薄く凍る
干したタオルはカチカチになり、
バナナもかたくなる!
そんなマイナス気温にメダカ水槽を
置けば、凍ってしまう。暖がとれる、
ヒーターを付け、部屋を暖かくすれば
室内の温度とメダカ水槽の温度差に
大きな差がうまれてしまうため、
水槽ヒーターは重要である。
そんな長い冬を終え、春になれば
メダカも活発化する。
産卵期を迎える。産卵期を迎えれば
毎日、卵を産む。お尻に卵を付け、
水草やあらかじめ作っておいた、
産卵床に産み付ける。
産み付けを確認したら、卵を別水槽に
移す。
親メダカに餌と勘違いして誤食される
それを防ぐ為だ。
卵から孵った子メダカを針子という。
とても小さいので最初に産まれたとき
分かりづらい。
針子が産まれたら、2週間が鍵となる
これを越えれば、針子は丈夫に育つ
針子が産まれた水槽の水交換は
できない!
針子を丈夫に育てるコツは2つ。
エサと過保護にしないということ。
エサは稚魚(針子)用がある。
ある程度、育ったら通常サイズの
餌に切り替える。
餌のやり過ぎは水を汚す。
5分くらいで食べきる量を1日に
3~4回、決まった時間に与えるのが
のぞましい。
あとは過保護にしないこと。
針子はかわいい!だから、つい、
水が汚れていると交換したくなるし
近くで見たいために、小さな容器に
移して鑑賞したくなるが、
それは命とりへの前進のきっかけと
なる。
産卵期は春~秋くらいまで行われる
餌を少量ずつ与えて、産卵期は
与える頻度を高め、お腹いっぱいに
食べさせれば、多くの卵を産む。
初心者がメダカを育てて1年。
今年、産まれた子(針子)は32匹
無事に育った数は21匹。
初心者にしては上出来ではないか。
今年も寒くて長い冬がやってくる。
来春は外飼育(ビオトープ)に
チャレンジするため、今は時間が
あれば、メダカ屋さんに顔を出して
勉強中。
メダカ飼育は面白いし、
時には心に乱れがあるときは
癒されるから
育ててみたい方はおすすめ!
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