NT指摘(12週)

[注意]今後の更新で、中期中絶についての内容を含みます。嫌悪感等ある方は、読むのをご遠慮ください。
また医師からの話について、なるべくそのままの言葉で記載しておりますが、解釈の都合により誤りがある可能性もあります。気になることは担当の先生から直接お聞きして、ご判断くださいますようお願いします。

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妊娠12週の妊婦検診のため、出産予定の病院に来ました。
産院の近くにお気に入りの洋菓子店があり、旦那にお土産買って帰ろうかなと今思うと呑気に待合室で待っていました。

順番になり、体重測定、血圧測定、採血、採尿など済ませていきました。
子宮頸がんの検査になり、内診台に上がりました。これは妊娠していなくても、定期的にしている検査なので、赤ちゃんとは何も関係ない、私自身の検査だと思っていました。

経腟超音波検査(エコー)をしながら、先生から赤ちゃんの首のうしろのむくみ(NT)があると言われました。むくみは、すべての赤ちゃんにありますが、そのむくみが厚いとのことでした。首のうしろだけではなく、全体にむくみがあると言われました。
具体的に何ミリとは言われなかったのですが、エコー画面で計測の様子をみている限り4ミリだったかと思います。
後で調べたところ、NTの厚さを正確に測れる医師は少ないようです。

先生から、胎児にむくみが見られる場合について、説明がありました。
むくみが見られる場合、染色体異常等が疑われるとの話でした。
ただ、年齢や厚さを考えると染色体異常は3割程度。残りの6-7割は異常がなく産まれてくるとのことでした。
確定検査をするには、大学病院で羊水検査が必要。羊水検査は週数がもう少し経ってからの検査になる為、お腹も大きくなってからの検査になる。来週大学病院で再検査(エコー)するか、14週頃もう一度当院で検査をして、羊水検査をどうするか決めてもいいとの話でした。
旦那と相談して、また連絡してほしいとのことでした。

医師からの突然の話に、車に乗ってから、泣き続けました。
染色体異常について、ひたすら調べました。
何で、私なんだろう。不妊治療もして、まだ年齢も20代なのに。と負の感情に蝕まれていました。
それと同時に、まだ異常か分からないし、大丈夫な確率の方が高い。恐らく大丈夫。とも思いながら、もしそうだったら、どう向き合っていこうか改めて考えていました。

妊娠前に、旦那と出生前診断(NIPT)を受ける選択肢については話していました。
出生前診断については、個人の価値観により考え方が異なると思います。
あくまで私達の場合ということで、見て頂けたらと思います。

住んでいる県で、認可でNIPTを受けられるところは大学病院しかなく、認可で受けるには色々と条件があり、私達は該当しませんでした。

羊水検査は確定検査ですが、NIPTは非確定検査になります。それでも今はまだ週数的に羊水検査が出来ない為、先にNIPTをしてから、陽性の場合羊水検査をしようと決めました。
NIPTは無認可施設で検査することも可能です。産院で検診を受けた2日後に、隣県のクリニックを予約し、検査を受けることとなりました。

NIPTを受けに行く道中、確率的に恐らく大丈夫であろうと旦那は話していました。
私には3割が大きい数字に見えて、どうしても不安になっていたので、安心させる為にそのように話していたのだと思います。

クリニックに到着し、看護師から個室に案内されました。
そこで、検査についての説明や同意書の記入がありました。NIPTが陽性で、羊水検査になった場合は資金面を補助してくれるとのことでした。
看護師の方の説明が終わると、医師から検査のプランについて説明がありました。
今回の検査のきっかけについて、むくみ(NT)があったことを伝えると、むくみは染色体異常だけではなく、他の異常の場合もあるとのことでした。
これはNTについて、調べると出てくる内容だったので、知っていました。それでもまず今調べられる染色体異常について、検査をお願いしました。

事前にホームページで、プランを確認して、決めていた為、そのプランでお願いしました。

検査は妊婦の血液採取だけです。
あっという間に終わりました。

結果は8日以内には、連絡するとのお話でした。(場合により、8日を過ぎることもあるそう)
NIPTを受けた方のブログを見て、毎日毎日、結果が来ていないか細かくチェックしていました。
マイページで検査の進捗を確認出来たのですが、検査が進んでいないようだと、何か問題があったのではないかと、不安で仕方ありませんでした。

夜の23時ごろに通知メールが来たという方がいたので、23時まで起きて結果を待っていました。
私は検査から6日経った23時に結果が届きました。
結果は、検査項目全て陰性でした。
すぐに旦那に報告して、2人で喜びました。

赤ちゃんに本当に無事に育ってくれてありがとうと心から思いました。
その日は安心して泣きながら寝たことを覚えています。

羊水検査を受ける選択肢はなくなったので、産院には14週で妊婦検診を受けに行きました。
旦那と来ていいとのことで、一緒に行きました。

エコーの結果、むくみも正常の範囲で、胎児水腫の可能性は低い。年齢を考えても、羊水検査しなくても大丈夫であろうとのことでした。
私達もNIPTを受けて陰性確認をしており、羊水検査の必要性を感じていなかったので、むくみについてはそこで話が終わりました。
先生から最後に、まだ赤ちゃんが小さいから詳しくは分からないけど、心臓と胃の位置がずれているようだ。ただ内蔵の位置が全て逆で、それでも正常に機能し、産まれてくることもあるし、これから大きくなるから今の段階では分からない、まず次は通常通り4週間後の検診でいいとの話がありました。

この時は、むくみが改善しており、NIPTが陰性だったことで、一安心という気持ちで、心臓と胃の位置については、これからきっと成長して、むくみの時と同じで、また次回の検診の時には大丈夫なんじゃないか。とそこまで深刻には考えていませんでした。

ですが、帰ってから、心臓や胃の位置で調べると内蔵錯位、無脾症候群、多脾症候群など出てきて不安になっていきました。
これらは難病指定になっており、1万人に1人の確率と記載がありました。かなり少ない確率で、まだこれから成長していくから、きっと大丈夫と思っていました。先生から具体的な病名を聞いたわけではなかったので、調べ過ぎて私の勘違いの可能性もあるし、あまり考えすぎないようにしていました。

NIPTが陰性だったことや、仕事の都合もあり、安定期に入ったタイミングで、妊娠について、両親や上司、仕事のプロジェクト等を一緒にやっている方々に伝えました。
義両親から親戚には光の速さで伝わっていきました。笑
今思うと、22週を過ぎてから、親戚には報告してもらうべきだったかなと思います。
ただ仕事については、22週過ぎてからだと、仕事の進行に影響が出てくる為、上司以外にも伝えなければいけませんでした。。でももう少し待てば良かった。。

次の検診は4週間後の18週になります。

#中期中絶
#無脾症候群

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