111年目の中原淳一〜グラントワにて
色のない時代を生きたひめゆりの乙女に捧ぐ折り鶴の色
色とりどりの折り鶴に祈りを込めて。
「もう一度青空の下を歩きたい」ひめゆり記念館の外は青空
母たちの少女時代は、青空と「ひまわり」と「それいゆ」に彩られていた。きれいな布を集め手作りした服で自分を彩った。そうやって形作られた小さな幸せを平和と呼んできたのだと思う。
幼い日、母とミシンをカタカタ踏みながら、小さなバッグやゴムのスカートや小さなハンカチを作った。きれいな色の布や糸の入った小箱が宝物だった。今もそれは幸せの記憶。
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