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RICOH CXシリーズをネットフリマで買ってみました

noteをはじめてから、飛行機模型のことばかり書いてきましたが
カメラも楽しんでいますので、カメラのことも書いてみます
飛行機模型を期待されている方は、今回はお付き合いは難しいですね
長文を書かせていただきました

それでは........

はじまりは、仕事で会社の費用で購入したRICOH Rシリーズの
R6(2007年3月23日発売)だったかの記憶があります
ずっと以前の話です。仕事で使っていまして、マクロがレンズ前から1センチというので
小さいものを撮影する場面が多いので、マクロ時のピントの合い方も良かったので、
個人的に買うならこれかと思っていました
そしてRICOH Rシリーズとして、R10を買ったのは、市内の量販店にて、後継機種が出たための
値下げ価格として、安かったので購入しました
それまでは、私生活ではPanasonic Lumix DMC-LZ2(2005年 2月発売)を使っていました  
乾電池使用のカメラで、通常はNiMH電池を使って、なかなか良かったのですが
マクロ性能に不満はありました 5センチなんですけど  
そして乾電池のせいもあり、大柄なのにモニターが2インチと小さくて、見にくいのですよ  
RICOH R10はモニターが3インチなので、いきなり大きく感じました
RICOH R10のブラックを買ったら、その数か月後に、そのお店の展示機処分を格安で売っていました
それはブラウンのモデルなのですが、買いましたよ  すごく気に入って使っていたので
予備が欲しかったのでね

R10を使い始めたのは2009年の初め頃だと思います
日常常に持ち歩いてなんでも撮りました  メモです
28mm相当の広角も気持ちよかったし
望遠側は200mm相当で、いざとなったらデジタルズームを使えばある程度は満足しました
はじめに買ったブラックは、購入店の5年保証に入ったので修理に出しました
画面にぼんやりとクモリが写ってしまう  たぶんゴミだと思います  補償範囲で可能でした
今は、ごみの混入は補償対象外の場合があるみたいですね
それと同時にほかの不具合があったので、修理してもらいました
それは、設定ダイヤルの表面の印刷がとれてしまったのと、いつのまにか、横にあるネジが
二本もとれていました  この修理は良かったのですが、そのうちにいつのまにか
レンズのど真ん中に傷をいれてしまいました  いつやってしまったやらまったくわかりませんでした
それで、あとから買ったブラウンのみの使用でいきました
ついにブラウンがやられたのは、5年の保証が切れてしまったあとでした
画像に、クモリが写りこんでしまうようになりました
このときは、またかとは思いましたが、このシリーズがこうなりやすいとは思わずに
しかも、自分でなんとか対応できるとは考えないで、使用をやめました

RICOH R10 が使えなくなった後は、いろいろと便利な、防水で耐衝撃の
Nikon AW100(2011年9月8日発売)を使っていました   けっこうマクロもいけるし
約1センチなので

2022年に、なにげなく某ネットフリマを見ていましたら、たくさんのCXシリーズ
つまりRICOH R10の後継モデルが、出品されていました
2022年はじめのころの、ネットフリマのCXシリーズの価格は、だいたい2000円くらいから
きれいなもので1万円ちょっと超すくらいの価格が多くて、4000円前後だと
よさそうで、買えそうだと思いました
写真と、説明文が頼りですが、買ってみることにしました

購入したのは
CX2 ブラックで、充電器無のもので送料込み1600円でした
充電器は手持ちのR10と同じですので、問題ありません
届いて、動作確認しました
衝撃でした
なんと手振れ補正機能が壊れていました   故障品でした
もちろん、ネットフリマの説明文にはそんなことが書いてありませんし
「しろうとですので」で片づけられます  ここで相手とトラブってもしょうがありませんので
あきらめました
でも、部品取りや分解の組み立ての練習台には使えますから

この一件でやめませんでした   こりないヤツだと思ってください
二台目は........  って ええ  想像通り  何台も買うことになるのですよ
CX2シルバーで  箱はないものの、付属品はそろっているもので
送料込み2400円でした   これも賭けでした
結局これは、正解でした
不具合なく使えます

しかし、どうもシルバーの個体はおちつかないし
予備で、もう一台確保したかったので   また買いました  調子に乗りました
三台目です
CX3のブラックで、説明は「充電しない」でした
普通に考えると、RシリーズとCXシリーズは、カメラ本体での充電機能はなく
付属の、充電器でバッテリーを充電しますので、つまりは「充電しない」は
バッテリーか、充電器の不具合と思ってしまいました
これは、外観もきれいで、箱も含む付属品付きで送料込み2000円でした
届いて、確認したら
確かに、きれいなのです  新品同様の感じですが
電源ONしません  手持ちの別な電池を何個か入れ替えて試しました
何度やっても、電源ONしません   まったくしません
あ~あ  やられました
電源ONしない個体を「充電しない」と説明する方の、感覚が理解できません
これも、部品取りでしょうか
なにしろ、すべてきれいなので、特に液晶なんて新品です
ただ、液晶が使えるかは、確認できていませんが  とりあえずしょうがないです

また買いました  購入は四台目です
CX3のブラックで、箱も付属品もそろっていて、送料込み2400円です
到着して、動作確認しました
ちゃんと動作します
ても、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけですが液晶表示が、全体的に
黄色っぽく見えるのが気になるところです
べつに撮影画像が、黄色くなるわけではないので、問題ありません
これで、ちゃんと動作するのは
CX2シルバーが一台、CX3ブラックが一台  となり使う分にはなんとかなります

でも、結構ハズレをひいて、くやしいし、このさい分解してなんとかなるなら
なんとかしようと思いました

五台目も買ってみました 後継機種ほうがいいのかなと思いましたね
CX5のブラックで、どうも画像にゴミが写るということでした
付属品が付いて、送料込み4500円です
ついに4千円を超えました
届いたものは、確かに、画像にゴミが写りこむのは確認できましたが
それ以外に問題はなさそうです
そこで、すでに入手の?使えないものを練習台にして
分解掃除してみることにしました
練習台を分解して練習してから、前に使っていたRICOH R10ブラウンを分解してみました
R10ブラウンは、ごみが写りこむ症状なので、同じなのですよ
ネットの情報で分解方法を見て、やってみました
R10ブラウンは、撮像素子面のホコリでした。吹き飛ばして、使用可能となりました
復活しました
ネットフリマでCXシリーズを買わなくてもよかったとも言えますが   こうなったら   です
そして、今回のCX5ブラックを分解しました
おどろきました
中は、すさまじいホコリ  ホコリ  ホコリ  ホコリ
いったいどのような環境で使えば、こんなにホコリが中に入るのかというくらい
ホコリまみれで、たしかにこれだと撮像素子にホコリはつきます
掃除しましたが、どうしてもひとつだけ汚れはとれません
というか、この汚れを取ろうとすると、撮像素子あたりを壊しそうなので
あきらめましたが、はじっこなので、メモとして使うカメラとしては、使用は可能と
思いました    これで、もう稼働するのが四台になっていました

調子に乗りすぎですが、また買いました  六台目です
CX1ブラックで、傷へこみが多いというやつですが、
送料込み1800円なので、まあニコイチにしてもいいかなと思ったのですが
届いたら、動作は問題なくて
傷もへこみも、許容範囲で、自分が使ってもこうなるかなというやつです
これをとりあえずのメイン使用として、2022年4月から、いまでも毎日使っています
ただし、問題が後から発生しまして。  当初はだいじょうぶだったのですが、そのうちに
バッテリーを引き抜くと、内蔵の時計が初期値に戻ってしまって
バッテリー交換のたびに、日時の設定を必要とすることになりました
まあ、メニューの設定がすべて消えるのではなくて、日時だけですので、たいしたことはありません

ワルノリでまた買いました  七台目です
CX1 ピンクです 充電器無で送料込み1200円でしたので
でも、これがいちばんひどかったかもしれません
たぷん、なにかのダメージだったのかもしれません
全体が歪んでいました  写真ではわかりませんでした
レンズの出入りのあとのバリアー開閉で、レンズの表面をこすっていました
レンズは使用不能だと思います
そして、十字カーソルの右方向キーがききません
分解したら、スイッチ自体は、生きているようですので、たぶんこの入力ポートが
マイコンで、故障しているのかもしれません
基板交換が必要ですね
使えるのは、液晶だけかな  それと手振れ補正ユニットも使えるかもしれません

それで、また買いました  こうなるとニコイチのネタを探す気で、安いのを探しました
CX1ブラックです  画像にゴミが写るというやつで、これはホコリ撮りさえすればと
安易に思ったのが、落とし穴でした
送料込みで2000円でしたが、完全に敗北でした
また、手振れ補正機能がこわれていました
出品者に聞いても、わからないという  回答ですが........
わかっていて出品したのかどうかも、謎です   クレームつけてもたぶんだめでしょうから
やられた状態です
これも部品取りでしょうか
ただ、手振れ補正機能の故障は具体的に、何がやられたのかわからないので
ユニットそっくり交換だとすると、この個体で使えるのは、液晶と外側だけということになります
まいりました

最後にまた買いました
しぶとく買いました
CX2ブラックです  ちゃんと充電器もついて  送料込み2000円です
届いて、確認しました
外観がきれいで、動作もちゃんとしました  撮像素子にゴミはないし
こんな完璧なのが2000円でした
もうこれで、やめました

九台のうち、故障品は四台でした
最初から「充電できない」と、故障品であることを説明してあるものは
「故障品かも」とわかって買ったということになるので、それを除くと
三台は、説明なしの不具合にやられたことになります

ネットから得られた情報と合わせると
ネットフリマでCXシリーズを買う場合のリスクは
(i) CX1とCX2に多いらしいのですが、手振れ補正機能の故障品が多く
   一般の人には、故障していることが理解できない
   わからない
     (メーカー修理は、部品枯渇でできないそうです
     故障が想定より多かった?......)
(ii) 撮像素子にホコリが付きやすい
   レンズが出入りする機構のためと推測します
   そのホコリの影が映像に写りこむのが分からなく出品する人がいます
(iii) バッテリーをはずした瞬間に、日時がリセットされて、
  バッテリー出し入れごとに日時の設定が必要になる故障のものがある
(iv) リスクではありませんが  外観のチェックポイントとして
   経年劣化で、液晶表面のコーティング剥がれで、みすぼらしくなる
   ダイヤルの表面のプリントがはがれてきて、表示が見えなくなる
   横にある小さなネジが取れやすくて、なくなっている個体がある
   コネクター部のキャップがこわれてなくなりやすい
というところでしょうか
今ネットフリマを見ると、あのころの価格ではなくて、びっくりするほど高くなりました
良いコンパクトデジタルカメラが、新品として売られていないので
古いのを買いたくなるのかもしれません  私のように
R10やCXシリーズは、液晶画面が共通部品ですので、液晶割れのジャンク品が
安く出ていないかと思いましたが、そういうのはごく少ないですね
別な壊れ方のほうが多いみたいです

だれでもわかる、手ブレ補正機能故障の確認方法ですが
(CX2のMENUで書きます)簡単です

(1) MENU ボタン を押して メニューの
  撮影設定 で "手ブレ補正"がON となっている状態かを確認します
  OFFならONにします  (新品の工場出荷時はONです)

(2) カメラをテーブルの上に置いて、電源ON、ブレないようにして、
  通常の撮影状態で
  シャッターボタンを軽く押して(半押し 撮影するまで押し込まない)
  そうするとかすかなジーッと音がして、オートフォーカスが
  動作してピントが合い そのまま手ブレ補正のため、
  かすかなジーッという音が継続します
  画像は狙った方向のままです  これが正常です

(3) もし故障なら
  テーブル上でシャッター半押しのときに、液晶の画像を見ていると
  カクンと、画像が上か下に、画面の6分の1くらいズレます
  シャッターボタンを離すと戻ります
  「カクン」は、明らかにわかるレベルですので
   見逃すことはありません

(4) MENUで"手ブレ補正"をOFFにすると、故障していても、
  そのカクン症状は発生しませんのでその差で確実にわかります

だれでもわかる、撮像素子のホコリ確認方法です
(イ) 真っ白い紙やカレンダーの裏とか、
  真っ白い壁かドアにカメラを向けます
(ロ) その白いものに、カメラを向けて、
  ピントはあっていないほうがわかりやすいです
  白いものからはみ出さないように、上下左右にカメラを振ります
(ハ) 撮像素子にホコリがあると、グレーの丸や楕円の模様が、画面で
   位置が動かずにずっと表示します
  壁の模様なら、カメラの上下左右にともない移動します
   私は真っ白なドアの面で確認しています
   いっぱつでわかります

なお、ネットフリマで、商品について、出品者に質問して
上記のような確認方法を説明すると..............
・質問自体を削除され
・ブロックされます
なぜなら

  • いちいち確認するのがめんどうだ

  • 故障なのを隠して出品しているのがあきらかになる

  • クレーマーか、神経質な奴だ  と思われてしまった
    不具合品の場合、返品をうけつけてくれる方から買うしかありませんね
    リスクが大きなカメラかもしれません

仕様など、最後に簡単にまとめておきます

R10
発売2008年9月5日
画素数 約1000万画素(有効)
レンズ 4.95-35.4mm/F3.3-F5.2(換算28-200mm)   マクロ1cm
CCDシフト方式ブレ補正機能
102.0mm(W) x 58.3mm(H) x 26.1mm(D)約168g
電池DB-70
価格など 市場想定価格は50,000円前後(価格.comより)

CX1
発売2009年3月13日
画素数 約929万画素(有効)
レンズ 4.95-35.4mm/F3.3-F5.2(換算28-200mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
101.5mm(W)x58.3mm(H) x27.9mm(D)約180g
電池DB-70
価格など 市場想定価格は4万円台後半(価格.comより)

CX2
発売2009年9月11日
画素数 約929万画素(有効)
レンズ 4.9-52.5mm/F3.5-F5.6(換算28-300mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
101.5mm(W)x58.3mm(H) x29.4mm(D)約185g
電池DB-70
価格など 価格.comに情報なし

CX3
発売2010年2月19日
画素数 約1000万画素(有効)
レンズ 4.9-52.5mm/F3.5-F5.6(換算28-300mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
101.5mm(W)x58.3mm(H) x29.4mm(D)約185g(本体のみ)
電池DB-100
価格など 価格.comに情報なし

CX4
発売2010年9月3日
画素数 約1000万画素(有効)
レンズ 4.9-52.5mm/F3.5-F5.6(換算28-300mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
101.5mm(W)x58.3mm(H) x29.4mm(D)約184g(本体のみ)
電池DB-100
価格など 価格.comに情報なし

CX5
発売2011年2月10日
画素数 約1000万画素(有効)
レンズ 4.9-52.5mm/F3.5-F5.6(換算28-300mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
101.5mm(W)x58.6mm(H) x29.4mm(D)約176g(本体のみ)
電池DB-100
価格など 価格.comに情報なし

CX6
発売2011年12月3日(ブラック)2011年12月16日(シルバー、ピンク)
画素数 約1000万画素(有効)
レンズ 4.9-52.5mm/F3.5-F5.6(換算28-300mm)   マクロ1cm
7群10枚(非球面レンズ5面4枚)CMOSセンサーシフト方式ブレ補正機能
103.9mm(W)x58.9mm(H) x28.5mm(D)約180g(本体のみ)
電池DB-100
価格など 価格.comに情報なし

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