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寒くて動作しなかったモノの記憶

TOPの写真は、本文の内容とは直接関係はありません

低温の屋外で、いざというときなのに、動作しなかった記憶を書いてみます

まずは、SDカードです
たぶん......と書いておきましょう。  たぶんDカードの個別の問題だと思いました
デジタルカメラを冬の屋外で使おうとして、何度か書き込み失敗しました
SDカードを交換したら、そのSDカード以外では、書き込み失敗は
発生しなかったので、個別にそのSDカードだけの問題と
その時は思いました


その書き込み失敗したカードをひさしぶりに探したのですが、
実際のカードは、見つかりませんでした
たぶん、あぶないと思って、廃棄したのかもしれません

なので写真は、その問題発生のSDカードと同じ会社の製品を仮に置きました
この写真と同一のモデルではありませんので、お間違えの無いようにしてください
発生したのは1GBのもので、たぶん2GBと1GBが売れ筋の時代で、
そのなかでも、比較的安くて、名前の通った会社の製品として買ったはずです
あやしいカードのラベル張替えでの販売が発生する前だったと思うし
室温で、ベンチマークかけても、正常な値になっていましたので
カード自体の速度性能が悪いという感じはしませんでした
温度特性かなとは、思いました

この書き込みできなかったのは、冬の屋外で、寒いときです
何度か発生しました
SDカードを別なものにしたら、書き込みできない現象は発生しなくなったので
そのSDカードだけが原因と、そのときは思いました
厳密には、ほんとはなにが原因なのかは、追究していません


カメラは、その時に書き込みできない現象が発生したカメラです
そのあと、SDカードを交換して、寒い屋外での撮影にも使いましたので
カメラが問題とは、考えていません

このカメラは、単三電池2個使用ということで
いつも充電式のNiMH単三型の電池を持ち歩いて
カラになったら交換という使い方をして、毎日持ち歩いていました


あるときに三脚に取り付けて、撮影しているときに
ついつい手を放してしまいました
その時に強い風が吹いて、三脚ごと倒れました
持ち歩きしやすい軽い三脚なのが良くなかったのでしょう
レンズを出したままで、倒れて、そのままレンズが地面にぶつかったのでしょう
レンズがひっこまなくなりました
その時は、こわしてしまったと諦めました
しばらくして、もしかしてと、カメラを分解しました
レンズ周りを分解して、破損している部品は無くて
レンズを出し入れしているギア状のものが、がっちりと衝撃で噛みこんでいる
感じだったので、それをはずして、部品が削れたりかけたりしていないことを
確認して組み立てました
そしたら、なにごともなかったように動作しました
すでに別なカメラに乗り換えていたのですが、これも使えるなと
何度か持ち出したら......
電池室のなかの接点の金属、ばね性のある金属部品が折れて
ポロンと落ちてきました
このカメラは、単三電池2本での動作のため、電池に合う電池室の
形になっています
でも、経験的なのですが、充電式のNiMHの単三型の電池外形は
乾電池の単三の外形規格めいっぱいに作られていて
長さも、太さもめいっぱい
そのため、電池室はぎゅうぎゅうになって
接点のばねもぎゅうぎゅうにおされて負荷が大きいのです
その状態で、毎日持ち歩いて、しょっちゅう電池交換したため
接点ばねは金属疲労をおこして折れたと思います
使い方が過酷だったのでしょう
使いやすいカメラだったけどしょうがありません

寒いときの話からは、外れてしまいましたが
ついでに書きました
SDカードが寒さでダメだったかもという話です


もうひとつ
寒さの話。カメラで覚えているのは、このカメラ
私の父が、私のこども.......つまり孫に買ってやったカメラです
20年以上前です
APSカメラです
当時は、APSフィルムがなくなるなんて思わなかったし
フィルム装填が簡単なので、良い選択だと思ったのでしょう

いかにもアウトドアっぽい、外見で、カモフラージュ模様です
防水でもあり、外遊びの好きな子にはぴったりだったはずです
考えた選択だったと思います

ところが寒い屋外で、電源がONしません
なんにも反応しません
そのまま、室内に持って行って、カメラが温まると動作します
何度も経験しました
なので、寒い時期は、ぶらぶらとストラップでもたないで
首から下げた状態で、その上から防寒着を着ます
つまのカメラを体温で保温しておいて
撮影するときだけ出して、さっと撮影して
またフトコロにもどします
そうしないと、使えませんでした


電池が弱っていたということではないと思います
交換してみたし、同じ電池を使う別なカメラで、その電池を入れても
寒い外で使えました

気になって、この状態が正常なのかわからないので
メーカーに電子メールしました
インターネットがやっと一般的になりはじめの時代でしたが
メーカーのwebページのお問い合わせのところに、その電子メールアドレスは
書いてありました
個人的には、アナログの電話回線で、MODEMで接続していた昔のことですが
メールをしました
いつまでたっても、メールの返事が来ませんでした
そんな会社なのだと、そのときは思いました
時代が時代で、電子メールなんて、存在が軽かったのでしょうか?
それで、それ以降は、その会社のカメラは
購入の検討にいれていません

なお、このカメラは、いちおう記念としてそのまま保存してあります
APSフィルムの生産販売は、とっくに終わっていますが


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