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長谷川製作所 1/32 メッサーシュミットMe163Bコメート (2)

赤のシュペーテ機についてはもちろん、Me163Bについて
手持ちの資料がないので、ネットを探しました
Me163Bをずっと知らずに生きてきたのがよくわかりました
シュペーテ機がV41ということは、増加試作ですね
そのテストを、テストパイロットのシュペーテ   (その頃は大尉なのでしょうか)
が、やっていたということで、このV41という機体は、量産型と異なる部分があるようで
その部分の工作が必要なことがわかりました
わかったのは
主翼根元の30ミリ機銃先端が、量産では出ていないのに、V41は、飛び出して見えている
ということで、これはシンチュウパイプで作れます
たくさん出回っている図面を見ると、ピトー管が量産機よりV41のほうが
長くて、先端部がなにか太くなっている形になっている
これは、シンチュウ線に太い部分の加工をすれば作れます
このふたつが気が付いた大きなところでした
あとはわかりませんでした


発電機のプロペラは

放置中に?折れてしまっていた、発電機のプロペラの工作は一番初めに手を出しました
ネットで実機の写真を見ると、特に現代の復元機の写真では
ブレードの形がいくつかありまして、どれがどれやらという感じで
V41はどの形を使っていたのか、わかりませんので、キットにもともとあった
ストレートな感じのブレードにしました
シンチュウから削りだして、穴をあけたスピナー部につっこんで
折れにくくするやりかたにしました
すでにプロペラシャフトは内部で部品を接着してありましたので
無理やり引き抜くと、もっとひどい破損になるといけないので
はずさないで工作を進めます


つっこんだら

どうせ出来上がったら、ブレードの形は気にしないパーツかもしれませんが
こんな感じになりました
その後も、組み立て中に折れることも曲がることもなかったので
うまくいきました


シートベルトは

ほかに作ったのは、シートベルトです
買えば市販品はあるのでしょうけれど
あとで見えなくなるし、作れば楽しいということで
銅テープを切ったのと、ニッケル線を曲げたので作ってみました
だいたいでいっていますので、良い出来ではありませんがね
奥に写ったのは、スキッドの脚の部分を
伸ばしランナーで作っている部品です
この写真が縦位置なのは、知人に進捗報告で
スマートフォンで撮影して送ったのが残っていたためです
ついつい縦位置で撮影しただけです


説明書は

当時の組み立て説明書と、カラー図が残っていました
だいぶ黄色に変色していました
なお、このキットは、ロケットエンジンもついていて、内部に搭載できるのですが
本体がまっぷたつに破損したときに、エンジンも破損してしまったので
復元をあきらめて、搭載しない状態で作ることにしました
エンジンを作ると、それだけで、完成が遠のきそうな気がしましたので
まず完成することが重要と思いました


デカールは

ネット検索して、大多数の完成品の写真と、ネットに出回っている
図を見ると、当時の長谷川のデカールとは、国籍マークが
違うようです。たぶん量産機のマーキングと同じ国籍マークに
しただけとも思えます
なので、国籍マークは手書きで行きます
このデカールの写真は、古い長谷川のデカールによくある
「水につけると粉みじん」を防止するために
P Q K L には、コーティング剤を塗布したあとの写真なので
塗布したあたりが艶消しの違和感の写真になっています

個人的な気持ちなのですが
2013年のカムバック以降は、ドイツ機の場合、ヨーロッパのやり方に従い
マークとして「スワスチカ」はつけていません
私の個人的な気持ちであって
「ついていないのでダメ」と思われる方もいらっしゃるとは思いますが
そこのところは、ご理解ください

第一回目を書いた後に、ネットを探って
長谷川製作所の1/32の発売順を調べたのですが
こんな感じかなあと、ためしに並べてみました

  1. Fw190 (A型です D型はかなりあとに発売です)

  2. P-12E

  3. BF2C-1

  4. F4B-4 (P-12Eのバリエーションですが)

  5. 零戦 (五二型の初代金型版です)

  6. Me262A

  7. Me109E (発売当時の表記に従います)

  8. F6F-3/5

  9. F-86F

  10. P-51D

  11. Me163B

  12. P-26A

もちろん自信はありません
古い組み立て説明書に、ラインナップが乗っているかもしれません
このMe163Bの説明書にはラインナップは書いてありませんでした
それと、古い模型雑誌の広告にあるかもしれません
そのうちに発掘してみます

つづく

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