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誰もが自分の心配をしているが、国を心配する声は少ない

世界中で言える事だが、自分が幸せになるためには、
生涯を終える地での安全があって初めて成り立つ。

しかし、日本人の多くは、いつ何が起こるかも
分からないのに、老後の心配ばかりをしている。

まだ30代とかでも、もう今から貯金の心配を
しているが、それはあくまでも今と同じ現実が
存在して初めて成立する事である。

しかし、必ず、未来は変わる。

自分の心配をする気持ちはわかる。
将来に不安を感じているのは、誰もが同じだ。

お金があったとしても、それに付随する悩みは
必ずあるものだ。

今から未来が見える事は無い。予測は出来ても
全てが現実化することは絶対にない。

だから今、先の心配するのは自分では無く、
日本の未来を心配するべきだと私は思っている。

国が安定さえすれば、未来へ向けての夢や希望が
生まれる。自分の子供たちにも将来の話が出来る
ようになる。

今のような酷な未来では無い。夢のある未来の話だ。
もうここ十年くらい言葉に出した事は少ないはずだ。

明るい未来にすれば、自分の未来も自然と変わる。
よりよい日本にすることを可能にするには、
国民の1人1人が、そう認識しなければならない。

残念ながら今はまだ無理であろう。

世界には悲惨な国々がある。
そういった国に住む国民たちは、政治に非常に
興味を抱いている。

自分たちで未来を掴むためだ。
投票率は常に100%であるのは、国民によって
国という大きなものに対して、精一杯変えようと
しているのが見受けられる。

大切なのは今や近しい未来であって、老後のような
先の心配をしても全くの無意味に終わる。

今のまま日本が墜落していけば、未来は悪いものへと
変わる。だからこそ、今が大切なのだ。

少子高齢化問題に関しては、先の先になってしまうが、
しっかりとした取り組みをしない場合、世界に日本という
国は存在するが、国民はアメリカのように多国籍な人種で
溢れる国になるだろう。

安心できる体制のもと、将来に対して不安の無い政策を
取らなければ、日本は国名だけの国に変わるはずだ。

今はまだ傾き出しているので、今すぐにでも政策を
出さなければ、日本人は日本からシャボン玉のように
消えていくだろう。

これは充分にあり得る話だ。
これから先の日本は不安定になり、これまでにない犯罪が
横行する時はもう迫ってきている。

いや、既にそうなっていると考える方が妥当だと言える。

既に先進国とは実状的には呼べない程までになって
しまった日本である事を知るには、残念ながら酷い事が
起きなければ実感しないだろう。

だが、起きた事が世間に露見した頃には、完全にバレて
ない場所で根城は出来ていることになる。

アジアの中でも特に日本人は人気がある。
最近はニュースで見なくなったが、昔は海外旅行にいった
女性たちがさらわれたりしていた。

「本当に危険だから近づかないように」とガイドに言われて
もだ。日本人は面白半分で近づいていた。

それほどまでに日本人は安全に慣れすぎてしまっている。
それは今も同じように思える。

無人販売機など、簡単に盗めるのは分かり切っている。
頭の賢いヤツが犯人なら、捕まること無く何度でも
実行できるだろう。

日本人に足りないのは、国を想う心であると言える。

実際、投票率100%の国では、デモを起こして国を
変えようと、自分たちの子供たちに未来ある心を
芽生えさせるために、時には命を投げ打って
闘っている。

私たちにそのような心が今は無い事は分かっている。

まずは無い事を知る所が出発点となる。
長い道のりにはなるが、明日の食べ物を考えるような
ものでは無い、蜃気楼のようなものが見える世界で、
それが現実では無いとしても、諦めずに頑張る事が
大切な程までに、日本政府も国民も大切な心を
忘れてしまった。

少なからずはいるであろうが、まだまだ無理だ。
「国を創る事は、潰すよりも難しい」と、
新政府の官僚の1人であった大久保利通は言った。

彼もまた未来のために命が燃え尽きるまで、
闘った1人だ。

心中には、親友であった西郷隆盛を結果的に
死に追いやった事への自らに対する贖罪とも
言えるだろう。

日本人の多くは、自分と家族を見ているだけで
精一杯なのは分かるが、同じ日々を繰り返しても
我が子に明るい未来を見せることは出来ない。

時間も犠牲も払うことになるが、
行動に起こすしかないと言えることだ。


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