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羽生善治

“成果が出ないときこそ、
不安がらずに、恐れずに、
迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、
成長の分岐点であると考えています”

今は何かと話題が多い将棋の世界では
目覚ましい活躍を遂げている羽生さんの
言葉です。

羽生さんもやはりこのように考えていて、
不安や恐れを抱いていては、何も出来ない
事を説いています。

やはりそこにこそ成長の鍵が落ちていて、
分岐点での選択に関しては、おそらく、
将棋に場合に関しての言葉になるため、
書いてはいませんが、人生的には、
敢えてより困難な選択をする事が
大切になります。

羽生さん自身が不安になったり、恐れた
事が以前にあり、そして迷う事も度々あり
ながらも偉業を成したからこそ言える
ものになります。

不安も恐れも感じた事がなければ、
その辛い気持ちは分かりません。

最初は誰もが負けてしまいます。
しかし、負けたからこそ、負けては前に
進めない事を知り、学ぶことができます。

何度も自分に負けてもいいです。
ただ、少しでも前進するような思想を
持っていくようにすることが大切です。

大事なことは前に進む気持ちを捨てない
事になります。

捨てるのは容易いことです。
楽な道を選ぶだけなので、多くの人は
その道を選びます。

しかし、人生はその選択の連続によって
成り立ちます。
楽な方へ楽な方へと選択を繰り返していけば
当然、無意味に近い人生になってしまいます。

それには周りの人々や、友人、恋人や愛妻、
子供等々、多くの人も関わる事になるからです。

いつも情けない選択を繰り返す人を実際、
見た事はあると思います。
実に情けないの一言で片付けられてしまう
ようなものでしかありません。

人生に人との関わりは必ず生じます。
羽生さんが将棋を打つように、一手、一手を
大切な一手として打つからこそ、勝ちに
繋がります。

勝負の世界であるので、だからといって
必ず勝てるとは限りません。

ですが、それでも一手を大切にしなければ
絶対に駄目な人間になってしまいます。

言葉で書いたり、読んだりするのは
簡単です。そしてそうしていこう!と決断
したとしても現実は非常に難しいものです。

だからこそ体験、経験が必要になります。
実際にその状況にならないと、その難しさは
分かりません。

何度もその状況になっても、その度に不安や
悩む時間は状況にもよりますが、考える時間は
基本的に減ってはいきますが、簡単になる
事はありません。

楽な決断にもなりません。
ただ、そうしなければいけないと言う事は
理解に達しているので、不安や恐れに打ち勝つ
事の大切さは知っています。

ですので、結果的には自分自身に打ち勝つ事が
できるようになっていきます。

その心を忘れた人には、取り戻る事は困難なもの
となってしまうので、早いうちから気づくのも
大切になります。

ですが、問題は前に進むと言う事なので、
気づくのが遅くなったとしても、取り戻す事は
可能です。難しい事や、嫌な事に身を投じる思いで
進むことが人生だと言えます。

それは1粒の種のようなものであって、
選択をする度に成長していきます。

見事な花を咲かせることが出来るか、
枯らす結果を│齎《もたら》すかは、
結局は自分の選択によって決まります。

誰もが、気持ちの良いほどの開花を求めますが、
実際にその花を手にするには、当然ながら簡単に
手にする事はできないのです。

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