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ウィリアム・シェイクスピア

”非凡を願うことは平凡である”


シェイクスピアの言葉には
納得させられる言葉が多くある。
これもその中の1つだ。

非凡、つまりは平凡ではない
非常に優れた人や良い意味で
個性的な人物のことだ。

正論であるが、
実に短くまとめているこの言葉には
それだけ非凡に憧れる人が、
いつの時代にもそういった人間が
多いと言う事を示す。

古い言葉であり、
古い時代に生まれた言葉であるが
この言葉はいつの時代でも言えることだ。

以前にも書いた私の持論の一つでは、
科学や技術の進歩は目に見えやすく
確実に進歩の道を歩んでいるが、
大多数の人間は成長しない生物である。

人間は状況次第で変貌する。
実に複雑極まる生き物と言える。
それはあらゆる歴史がそれを示している。

私はよく変わっていると言われる。

そして私は人間味のある人物に対して
賛辞として変わっていると言う。
実際の所、その言葉が出た事は
数える程度しかない。

そう伝えた場合、
共通して同じ反応を見せる。
変わっていると私が言うと、
嫌がる人しか見た事ない。

つまりは私が思っている
変わっているという賛辞は
他の人にはないものがある。
という意味なのに対して、
変わっていると言われて嫌がる人は、
凡人でありたいのかと私は思ってしまう。

個性はその人を表している事であり、
身につけようとして、身につくものではない。

大きくまとめると、その人の人生を指す意味も
含まれてくるものである。

何故、嫌がる人が多いのかは今でも
私としては理解しかねる問題の一つとして
残っている。

私の知らない世界は多く存在する。
それは人間であるが故仕方のない事実である。

人それぞれ優先順位には違いがあり、
だからこそ同じ人間は存在しないのだと思う。

容姿が似ている者はいても人間の内面までは
同じにすることは不可能に近い。

自分でやりたいことをするよう私は強く勧める。
そして多くの事に興味を持ち、その中から
優先順位は必ず決まる。

まずは自分自身でやりたいことを見つけることが
その人の個性を作っていく第一歩と言えるだろう。

個性は色のようなものである。
黒い心にも白い心があるように、
完全な黒色では無く、少しだけ白くなるような
もので、完全に一致する人はいないと言える。

それは全く同じ事に対して、全く同じようにしても
違いは出る。
それは性格までも同じに出来ないからだ。

私は同性からよく好かれる。
人は良く言うが、同性から好かれる人は凄い人だと。

中には私が見る映画や海外ドラマ等を聞いてくる人
もいるが、そんなことを聞いても全く意味は無い。

同性に関する魅力は自分の事はハッキリ言って
分からない。
ただ、他者に対しては魅力的に感じる部分などは
分かる。
当然ながら、知識も豊富で、会話も上手い。
そして同じ程度、博学な人同士は不思議な事に
何故か少し話したり、チャットしただけで
相手が博学こと分かる。

それは未だに何故分かるのかは不思議ではあるが、
必ず分かる。

そういう時は、私も相手に対して、習慣的にして
いる事を聞いたりする。
そういう人はどうやって見識を広めているのかが
気になるからだ。

それぞれやり方に違いはあるが、話していて
楽になることだけは確かだ。
気持ちを察することや、1から10まで全て
言わなくてもすぐに理解を示してくれるからだ。

そういう相手とは深い話もできる。
だからといって真面目な話だけでは無い。
バカな話でも大いに盛り上がる事ができる。

つまりは万能に強くなれるため、どこで誰と
話しても大抵の事には対処できるようになる。

私の苦手な分野はアイドルと車が弱点だ。
別に嫌いな訳では無い。
アイドルも可愛いと思うし、表面上では見えない
努力や大変さは理解できる。

車に関しては、幼稚園児の頃から1人でタクシーや
運転手さんが運転する自家用車に塾やお稽古で
乗っていただけなので、乗り物としてしか見れなく
なった。だから今でもタクシーを使って仕事に
行っている。電車も乗らない訳ではないが、
立地的に不便な所に住んでいるので、自然と
タクシーを使うようになった。

それ以外は大抵いける。
トークをしても尽きる事が無いので、
相手は大抵驚きを示す。

しかし、習慣として物事を毎日最低1つ以上知ると、
最低でも365の事を知る事になるが、当然それで
終わる訳は無いので、実際は1000ほどの知識は
年間増えていることになる。

知らない事を調べれば、必ず知らない言葉が
出て来ることが殆どであるからだ。

吉田松陰もそれについては言っていた。
「1日1文字覚えなさい。そうすれば、
1年で365の文字を覚える事ができる」
と言っていた。

シェイクスピアのこの言葉も要するは
そう言う事だ。

”非凡を願うことは平凡である”

毎日、何もしなければ、当然、何かを
得る機会は激減する。

自ら率先して動かなければ成長はしない。

非凡な人は多くは無い。
平凡な人の基準は、話していても
あまり興味を持てない所になる。

それは誰もが感じたことはあるはずだ。
私自身は非凡とまでは思ってはいないが、
人からは色々言われる。

自分で満足した人は、成長はそこで止まる。
それは非凡であるならば、誰でも知っている
事だ。だから毎日、頑張っているというか
習慣として身についたら、頑張るという意識
は無くなるので、習慣を説く言葉もあります。

偉人たちが残した言葉は、人間の成長を促す
ものが大多数を占めます。
それを知る事のできる我々は、本来は有利な
はずですが、知ろうとしなければ大切な遺産を
捨てるような行為と変わりありません。

シェイクスピアの言葉も数多くありますが、
この言葉も自己啓発の念も含んで言っています。

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