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トーマス・エジソン

“わたしは決して失望などしない。
どんな失敗も、新たな一歩となるからだ”


彼はこの言葉をいつ発したかにもよるが、
決して失望などしないようになるまでは
失望したことがある事だけは分かる。

最初の再び、新たな一歩を踏み出した時にも
時間はかかったはずだ。

何故ならそれが人間だからだ。
何でもそうだが、
初体験はあらゆる感情を生み出すものである。

失恋や離婚、人に認めてもらえない時など
色々あるが、初めて失敗した時には、
人間は大いなるショックを受けるものだ。

最初に体験する全てに於いて、
それは言える言葉だと思う。

そしてそれをバネにして再び立ち上がる。
当然立ち上がれない人もいるが、
立ち上がれた人は、
それだけ精神的に強くなる。

哲学の面白いところは、
答えは決してひとつではないところだ。
深々と考え、追求し、苦悩して、
更に追求していき、答えを見つける。
しかし、頑張って答えを見つけても、
それが間違いである場合も多い。

そこから再び、自分の間違いであるか
そうではなく、反論するかで、
どちらを選んだとしても、人間として
成長していくのが哲学の醍醐味でもある。

人間を知るには哲学というか、
人の心を打つ言葉は多くの人に
勇気を与えたり、
立ち直るきっかけになったりする。

だからこそ自分自身でも考えるように
なっていく訳ではあるが、
それは決して簡単な事ではない。

言葉を知っていても、
意味を理解していない人も多いからだ。
言葉はあくまでも言葉でしかない。
意味を知る事によって、
真の言葉の価値がわかる。

そこが最低ラインのスタートとなる。
最も理解するには体験する事が一番良いが、
それには危険も伴うし、リアルな体験では
無いので、あまり意味をなさない。
やはり自然の流れの中で、体験するのが
一番の近道と言えるだろう。

“わたしは決して失望などしない。
どんな失敗も、新たな一歩となるからだ”


彼のように失敗を糧にして、大きく飛躍した
偉人は多数いる。
その誰もが時代背景の違いを乗り越えて、
同じような言葉を残している。

それは現実社会に於いて、この言葉が正しいと
いう証となる。

そして、エジソンは実に精神的に強く、諦める
という言葉は彼の中には存在しないと言える程、
挑戦心のある人であった事が、この残された言葉
から、にじみ出るように知る事ができる。

何度も言ってきたが、誰もが失敗し、苦悩してきた。
この言葉をエジソンが発するまでには、
多くの苦悩があった事がわかる。

それは力強い言葉あるからこそ、非常に辛い事が
多々ある中でも、失敗こそが前に進むためには
必要だと説いている。

現実的に考えても、失敗を恐れていては、
何も出来ない。
彼は最初から失敗しようとしている訳では無い。
失敗するのは当たり前であり、
そこから学ぶべき事の多さを活かして、
次に進む事の大切さを教えてくれている。

エジソンは一度や二度の成功から、
軽々しく言葉を伝えている訳では無い。
不安や失望感等の負の感情も当然、生まれる
ものとして、書いている。

それは挑戦しようとする者にとっては
当たり前の事だからだ。
ただし、成功させようとする気持ちは
最も大切だ。

体験して初めて知る多さから、人は失敗の道
を辿る。その数は大抵は予想の範疇を大きく
超えるものとなる。

しかし、そこで改善する努力をして、再び
挑戦しても、新たな失敗が生まれる。

このように成功と失敗はつがいのような
ものであるのが普通なのである。

知識の浅い言葉だけしか知らない人は、
その過程でどれだけ失敗したかを知らない。

成功者になるためには、熱い情熱と
何度失敗しても諦めない強い心が必要になる。

その強い心を作る為には、やはり挑戦するしか
無い。挑戦し続ける事によって、より強い心が
芽生えてくる。

それによって人生を左右することも少なくない。
そして人生を懸けるに値する言葉を生み出し、
中には何千年前の言葉でも、今でも通用し、
その言葉に感銘を受ける人々がいるからこそ、
色褪せる事無く、言葉は伝え続けられてきた。

私の理論では、人間そのものに
成長はないと考えている。
文明は進むが、人間性はほんの少し程度しか
成長を遂げてない。

それは人間は状況により、悪い事だと思っていた
事でも、平気でしてしまう生き物だからだ。

状況に流されず、立派な持論を胸に秘めている人は
どんな状況になっても、自分を捨てず、その心の芯
がブレる事は無い。

口先だけの人はそういった時、すぐに本性を現す。
そういう人を見抜くのも、深い知識と賢さを
持った人なら簡単に見抜く事が出来る。

発する言葉は全て、過去の偉人の言葉でしかないと
すぐに分かるからだ。
コピーしただけの言葉に重みは無い。
それは体験していないから、現実を知らず、言葉は
軽いものとなる。

この前、タクシー乗り場からタクシーに乗った時、
もう3度目くらいの運転手さんだったので、
話ながら家路についた。

その時、運転手さんは勘違いをして、五千円多く
渡してきた。私は御釣りが多い事を伝えると、
驚いた後、安堵した様子を見せた。
会社に大怒られするところでしたと彼は言った。

タクシー業界は今、一番安定している職と言える。
コロナの時、大勢の高齢者が辞めていったが、
戻って来る事は無かったからだ。

特に毎年のように春と秋の季節がほとんど感じる
事が無くなり、熱い日や寒い日が多くなった事も
あり、タクシー利用者が増えたため、ほとんど
一日中、客を乗せている状態が続いている。

私は幼少期の頃、英才教育の為、タクシーには
一人で乗っていた。それと併用して自家用車には
運転手さんを3人ほど雇って、ほとんどフル回転で
毎日のようにタクシーに乗っていた。

だからタクシー業界の事も多少は詳しいほうで
あるので、話もしやすい。
タクシー業界が一番景気に左右されやすい職とも
言えるのだが、今、現在のタクシー運転手は
足りてない。車はあるが使用されていない車が
沢山ある。

年末になり、更に忙しくなったようだったが、
タクシー運転手の利点は、私のようにタクシーを
常に利用する人の絶対数が確保できるところにある。

特に東京では迎車賃金も今では400円から500円と
それなりの値段になり、更に予約システムを使えば、
900円前後になる。

それでも予約は常に一杯の状況にある。
迎車代金を取っているのは、都道府県によって
違いがある。
私の地元の広島では迎車賃金は0円なので、
気軽に使えるが、東京では値段も上がった
会社もあり、タクシー乗り場にはアプリを
使用できない高齢者が列をなしている事も多々ある。

今年の夏は特に凄かった。
タクシー乗り場で1時間くらい待つ事は
ざらにあった。

昨日もタクシー乗り場から乗ったが、
30分程度は待った。これから寒さが一層増す事に
なる。余りにも長蛇の列の時は、アプリで呼ぶ
ようにしているが、アプリで捕まえる事すら困難な
ほど、タクシー業界は潤っている。

経済を知るにはタクシー運転手の意見は参考になる
ので、私は大抵よく話す。

タクシー運転手が一番嫌っているのは、ホストだと
言う運転手は多くいる。
まるで王様にでもなったかのような酷い態度と口調
で、荒々しく命令してくると言っていた。

昨日乗った運転手さんも歌舞伎町に送る事はあっても、
すぐに客は乗せずに戻る事にしていると言っていた。

私的にもホストは絶滅していい職業だと思っている。
良い事は何一つ生まないどころか、悪質な手口を使い、
営業に関してもぼったくりが多いからだ。

最近、歌舞伎町に警察の手入れが入った。
150人態勢で、ホストクラブではシャンパンタワーの
価格を上げているクラブも多数あり、約140名ほど
逮捕されたと記事に載っていた。

ああいう腐り切った人間は、世の中の為になる事は
絶対にないので、日本経済を見直したのだと私は
思った。

要するに、市民も納得する形での資金作りを始めた
と言える。飲酒運転やその他の違反に対して、
力を強めたと言えるだろう。

無茶苦茶な理由だから市民は納得しない。
しかし、それが法に│則《のっと》ったものであれば、
市民から反論される事は無いと、ようやく気付いた
ように思えた。

あとはお金の管理をする人を優秀な人材に抜擢
さえすれば、飲酒運転等で起こるひき逃げや、
その他の問題も減る事になるが、高齢者による
運転事故は増える事になるだろう。

都道府県によって違いはあるのだろうが、
広島県は急激に人が増えている。
四国、九州、大阪などから人が移住してきている。

既に約300万人にまで増えている。
それに対し、まだまだ土地はあるので、
増え続けているのも納得がいく。

あとは、実際、警察が甘いという点も利点として、
夜のお店では助かっていると思われる。

スピード違反とかなら注意だけで済む事もあるし、
広島の特に呉の人間は、荒っぽいので警官としても
あまり事を荒立てたくないようだ。

昔、私が東京に10年ほどいた時は、私も若かった
ので、自転車でライトをつけずに乗っていたら、
警官が命令口調で注意してきた。

広島弁は人によるが、基本的になかなか抜けないので、
私はその時、その警官に怒鳴りつけた。

東京の警官は基本的に頼りにならない。
知り合いがバイクを盗まれても、多分戻らないと
言われていたし、きっちり仕事しろやと思った。

そう言う事もあって、怒鳴りつけたら、
真逆の方向を見て、こっちを見なくなった。

タクシー業界でもナビが当たり前になり、
道は客に聞けばいいと思っている運転手も多くいて、
それに関しては、良くない事だと思っている
運転手も多数いる。

本来は知っておかなければならないし、
ナビはあるが、いまいち機能してないのが現状で、
中にはアプリだけしか見ない運転手もいる。

ナビに住所を入れる事すらしない運転手だ。
手抜きにもほどがある。
そういった運転手は問題を起こす。
私も今回、東京に出てきた時、
滅茶苦茶な言い分を言うタクシー運転手がいた。

アプリのみしか見ず、明らかに違う場所なのに、
住所もナビに入れず、そのままメーターだけ入れて
到着した時には既に1500円になっていた。

私はすぐに当然文句を言った。
その時は知らなかったが、タクシー業界には、
警官に近い役割を果たす、タクシー専門の違法を
取り締まるところがあって、そこに言えば
すぐに話はつくと、後に他の運転手さんに
教えてもらった。

しかし、法を無視したような会社は結局は
ダメになる。
私が五千円多いと運転手さんに指摘した時も
たかが五千円で自分を駄目な人間にするならと
思えば、決して指摘せずに受け取る事はしない
はずだ。

一時の間違った感情に流されて、人生自体を
ダメにしてしまう人間は多くいる。
これもある意味ではエジソンの言葉と
同様の意味を持つ。

“わたしは決して失望などしない。
どんな失敗も、新たな一歩となるからだ”

これは人間の成長についても語っている。
「どんな失敗も」という言葉はなかなか
言えるものでは無い。

言い換えれば、全ての失敗と言える
言葉だからだ。その失敗が大きければ大きい程、
得るものも大きなものとなるが、
そこを乗り越える為には、時間も少しはかかる。
すぐに頭を切り替えてという風にはならない
のが人間だ。

仮にそう言った人間を例えるなら独裁者的な
人間なら可能だろう。
嫌いな奴は殺すというルールの世界の頂点に
いる人間にとって、自分以外の人間の命など、
ゴミ同然だと考えているからだ。

エジソンは前に前に突き進んでいった。
その結果、生涯を通して1300程の発明を
成し遂げた。
一つ成し遂げるだけでも大変なのに、
1300もの偉業を達成した。

その彼が言う言葉に間違いは無い。
事実であるからこそ、後の世に役立つ言葉を
我々に残してくれた。

過去にはエジソンだけでは無く、
見習うべき手本となる人物は多数存在する。

彼等の名声が低くなる事も無く、その偉業も
知っていながら活用していない人は大勢いる。

それは大きな損失とも言えるものだ。
そういった点に気づくか気づかないか、
活かすか、活かさないかで、我々の人生は
大きく左右される事となるだろう。



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