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デイル・ターナー

”過去の失敗は教訓になる。
過去の過ちは未来の叡智だ”


私は再び日常に戻ろうとしている。
正直、今でも疲れていて、仕事をするに
しても、幾つかの問題はある。

まず飲食に関して外で口に出来るのは、
ぬるま湯を何口か程度になる。
そうしないと間違いなく出血する。

ここは一気にフルタイムで働いて、
私の人間性を悪く出来れば、一攫千金は
楽勝なのだがとも考えてしまう。

日本の未来はもうどうにもならない
ほど暗い。
だったら私が裏から支配して、
日本を守るようにする事も不可能では
無いなと等も考えているが、
今はまず、バレずに仕事が出来るように
演じなければならない。

人によっては毎日の日常が当たり前に
なってしまい、考える事を心からどこか
遠くの場所に置いているのかもしれないと
ふと、思った。

その理由は今、聴いている歌のせいだろう。
良い歌だからこそ、私の脳とは違う心の中に
入ってきて、この新しい場所に立っている
私に語り掛けるように歌詞が心に溜まって
いっている。

ちなみに聞いている歌は
”日常革命”の「ねぐせ」である。
この前書いた時に、私は初めてエッセイに
楽曲を入れた。

私にとって、とても大きな事に繋がりを
見せたから、心の赴くままにアップした。
今、聴きながら、前回は特別であったが、
言葉をより伝えるために、たまには入れる
事もいいのかもしれないと思った。

この歌も好きで毎度ではあるが、
THE FIRST TAKEのオーケストラバージョンを
聴いている。
音質も良いし、何と言うか、歌い手を見ながら
書くのが少し前までは習慣だった。

しかし、心が腐り始めてから音楽を聴くのを
やめていた。noteも開かず、私の日常は‥‥
どこか遠くに行ってしまっていたように、
今は思える。

そろそろテンションのギアを少しずつ上げて
いこうと思うので、
UNISON SQUARE GARDENの「オリオンをなぞる」
にしてみた。
いつも歌詞を表示させていて、口ずさみながら
書いていた事を、今、思い出した。

そう、私はこういう日常を生きていた事を
たったの3カ月程度であったが、数年ぶりのように
感じている。

”過去の失敗は教訓になる。
過去の過ちは未来の叡智だ”

デイル・ターナーの言葉も混じり合いながら
私は、過去と現在と未来の叡智を噛みしめている。

こうしてテンションがMax近くになったので、
”稲葉浩志 羽 feat. DURANのTHE FIRST TAKE”
を選んでしまった。
これはマジでヤバいくらいテンションが上がる。

これらの歌は既に、歌の紹介マガジンの方で
上げているので、冬夏 曲名等で検索して頂ければ
ありますので、お聴きになりたい方は是非そちらで
お願いします。

こうして幾つかのマガジンを書いていると、
読んでくれている人の求めているものが何となく
感じられてしまうので、歌を求める人、エッセイを
求める人等います。
ですので、その辺りも配慮したいと思います。
と書きながら2回目を聴きます。

私は今、言葉、音楽、映画に助けられて生きて来た
事を非常に実感しています。
自分の人生の中で、人に影響を受けた事は無いの
ですが、その物語や、言葉や歌や歌詞に対しては、
心は何かを感じます。

それは言葉にも出来ない、もっと高みにあるもので
あると言う事だけは分かります。

多くの言葉だけを知っていても、その人の事は
何も分かりません。そんなに簡単な言葉を残す訳が
無い事は当然の事であることは前提としています。

私は事が起こる度に、言葉が頭を過る事により、
その人の事が分かり出します。
「あー、こりゃキツイわ」とか似た体験から来る
感情によってその人のその当時の気持ちを共有する
ことができます。

ある人の言葉にもこうあります。
「あの時の記憶は蘇られる事は出来るが、
    感情は取り戻せない」

この言葉は以前にも書きましたが、確かなものです。
もし人が、苦しみや喜びやあらゆる感情を持ち続ける
事ができるのであれば、幾千の苦しみから生まれる
喜びなど得る事はできなくなります。

「ハンター×ハンター」の主人公の一人である
クラピカも、「怒りを忘れる事を恐れている」
最初の頃に発言していました。

当事者であったとしても、相当な恨みで無い限り、
その痛みや怒りは徐々に年齢と共に薄まっていき
やすいので、当事者では無かったクラピカは、
漫画の中でも賢いキャラの通り、ただの賢さ以上が
あるのは体験しているからである事が分かります。

そして、あの当時、あの時に抱いた怒りを僅かずつ
忘れてしまってきている自分に気づいていたから、
そう言えたということになります。

感情というものは、人にとって大切なものです。

デイル・ターナーの言葉とも一致しています。
失敗を何とも思わないようでは、その後は
失ってしまいます。

悔しい感情や、苦しい痛みが、成功に導いて
くれます。だからこそ未来への叡智だと言う
表現を使っているのだと思います。

彼等の多くが残している言葉には、
誰もが人間として生きる最大属性の痛みを
伴っています。
その後、成功までの道のりは長いものであっても、
一つの喜びに勝るものは無い事を言っています。

失敗と成功の言葉であっても、
それぞれが胸に秘めていた感情は違うものばかり
でした。喜びもまた違うものであって、
それらを知るには、苦難の末の成功の未来を手に
した時に、心に芽生える感情こそが、何よりも
大切なものとなるのだと思います。

漫画や映画では裏舞台を見せるので、
誰が見ても理解できるため、それに涙を流す事を
可能にします。

しかし、我々が生きる現実の世界では、裏舞台は
見えません。ですが、人間性を磨く事により、
裏舞台は見えるようになります。

私もある程度は見えます。しかし、全てに
気づいている訳では無いのですが、
分かる事もあります。

そこには多くの悲しみの方が蠢いています。
触れにくいものですが、触れてくれる人がいる
だけで、人の命さえ救えます。
理解と優しさは、苦しい人たちにとっては
同じものであって、理解者が1人いるだけで
歴史さえも変わるものになります。

だから、ふと違和感を覚えた時、
自分の道を振り返って欲しいと思います。
本当の道と違って、振り返りたくない気持ちに
満たされますが、勇気を持って振り返る事により、
それまで気づこうとしなかったものが
そこにはあります。

”過去の失敗は教訓になる。
過去の過ちは未来の叡智だ”


彼等の言葉は分かりやすい言葉の中に、
自分の人生を詰めています。
それに気付けるのと、気づけない人生は、
必ず違うものとなるはずです。


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