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その人物の本当の知識が分かる時

 

”物事を説明する時にその人の知識が試される”


この言葉は定番的な立ち位置にある言葉と言える。

これは私の体験からの言葉ではあるが、
言葉でその物事を伝えるには
どうしても言葉が必要になる。

言葉を色々知らないと、気持ちもそうであるが
伝えきれずに終わることが多くなる。

その言葉を得るには、私的な意見ではあるが
ユーモアがある映画や、海外ドラマの字幕や
漫画も悪くない。あと歌も良い。

海外ドラマでは現実的に使う言葉の多くが
使われている。

漫画は非現実的なものから現実的なものまで
あるが、多くの知識の宝庫とも言えるほど、
知らない事を知れるものでもある。

歌は詩の連鎖とも言えるような感じで、
現実と非現実的、そしてユーモアセンス、
それらを組み合わせて言葉としているので、
現実で使えるものは少ないと言えるが、
自分の視野を広げてくれるものでもある。

私は海外ドラマ、映画、漫画、歌から
知識を得る事が多い。
考える力を手に入れれば、何事に対しても
知識さえあれば持論を展開できるようになる。

漫画は休憩中とかに読んでいる。
映画やドラマは気になったのがあれば見る。

歌は仕事中にも聴いているので、一番近しい
存在と言える。癒しの効果も実際にあるし、
歌詞は詩でもあるので、センスの良いワード
等をよく耳にする。

それをそのまま使う事は無いが、色々な
場面で使える。

しかし、全てはあくまでも知識としてしか
使う事は無い。自分の思想や言葉は自分で
考えて書いている。

考える事にこそ意味があるからだ。

言葉や知識は一定年齢までに入口に
立っていないと、その後の人生も
知らないままで終わる場合が多くなる
人を実際、多く見てきた。
コミュニケーション能力も
低くなる事もよくあることだ。

言葉はあらゆる場面で使用されるため、
例えば、小説やエッセイ等でもその人の
性格が出やすくなる。

そういったものをよく見る人であれば、
書き手を見なくても、文章から誰が書いた
か分かるようになる。

歌は人の心を打つ。それは詩のように
人間の精神に刺激を与えるからだ。

時として詩のような言葉は、想い出に
触れる事もある。自分の想い出と歌詞が
重なり合い、忘れていたその時の記憶が
一時的に蘇ることも少なくない。

物事を説明する時に言葉は必須とも言える
事になる。

私がこれを感じた時は、年下の子に面白い
漫画があるかどうか尋ねた事から発した。

彼はほとんど何も言えず、何が面白いのかも
全く私はわからなかった。
その時に私は言葉の大切さを知った。

自分は説明と理解する事は得意なほうであるので、
相談をよくされるが、確かに相手が納得してくれる
のを思い出してみたら、納得のいく説明あってこそ
だと気が付いた。

小説は更に難しい。
アインシュタインの想像力の大切さを理解して
いないと、書ききることは難しいものだと
思い知らされた。

最初は書くことが出来ても、
登場人物の違いを文章で伝え、
その登場人物の魅力を引き出して、
読み手に伝えるのは非常に難しいものだ。

一人二人程度の登場人物なら問題はないが、
多数でるような長編ともなるとなかなか厳しい。

難しいからこそ、遣り甲斐を感じるタイプと
諦めるタイプがいるが、私は遣り甲斐を感じる
タイプだ。

だから挫折はしない。小説の場合は書けば
書く程、成長が目に見えて分かる。

だいたい10万文字以上が長編の1巻分とされて
いるが、書くジャンルによっては背景や関係性
等も書かなければ覚えきれなくなる。

私の場合は今は三国志を舞台にしているが、
本当に書きたいのはアクションファンタジー
長編もので、これまで何度か練習も兼ねて
書いてきたが、10万文字以上がだいたい1冊
分らしい。

10万文字くらいの場合だと、さすがに覚え
きれなくなる。国や登場人物、関係性、その他
色々な設定を、私の場合は後から書いていく。

通常では先にプロットを書くようではあるが、
ハンター×ハンターの富樫氏も後から書く感じ
で書いているらしく、私も同様で後から設定
等を説明分に書いていく。

文字数はだいたい表に出す文字数の
三倍程度が目安となる。細かな設定や長編とも
なると最低でもそれくらいにはなる。

初めて小説を書こうとした時、PCの前に座って
全く指先が動かなかった。
どうやって書くんだろう? という疑問が頭中
を巡るように、何も書けなかった。

Amazonで有名どころのサンプルを落として、
読んでみたが、どれも私が求めているものでは
無かった。一応、ハンター×ハンターの設定
ではあるが富樫氏が書いていない小説だけは、
買って読んでみたが、正直言ってこんなものに
お金は出せないと思った。

アクション描写を期待したが、全く描かれて
いなかった。そこでハリーポッターを何度も
読んでいる後輩に電話して、アクションシーン
はどんな感じか聞いてみたが、「バーン!」
「ドーン!」とかですね。と言われ全く参考に
ならなかった。

ジョジョの奇妙な冒険の第四部の番外編も
買って読んでみたが、文章的には非常に荒木氏
のような言葉が使われていて、興味を抱いたが、
やはりアクション描写となると、私の求めて
いるものでは無かった。

そこで海外ドラマで見た、
「ゲーム・オブ・スローンズ」は元々は小説
から始まっていたので、Amazonでサンプルを
DLして読み始めた。

小説は特に最初が肝心である。
そこで興味を持てないと、読んでもらえない。
和訳ではあったが、改正版で海外ドラマであった
最初のシーンを見事に言葉で再現されていて、
「これだ!」とすぐに思った。

しかも海外ドラマではカットされていた、
最初のアクションシーンも書かれていて、
非常に勉強になった。今でもたまにその描写だけ
は読み返す事もある。

書き方さえ理解すれば、後は自分自身の知識や
描きたい世界を描いていくだけなので、
私はその「七王国の玉座」のサンプルではあるが、
プロローグだけを何度も読んで、書き始めた。

ここでは歌がかなり生きてくる。普通は使わない
ような言葉を使って、雰囲気や感情等を書いて
いくため、非常に役立つ事に気づいた。

10万文字書いて、次にまた書いて、前に書いた
自分のアクション描写やストーリーの展開などを
見る度に、全然ダメだ! と思えた。

つまりは成長しているという事に繋がるのでは
あるが、書く度に満足のいくものでは無かった。

何度目かは忘れたが、ようやく悪くない
アクション描写を書けたときには正直嬉しかった。

とにかく書くことが大事だと、
心の底から理解した。

過去の偉人たちや歴史には、それなりに持論もある
程度は深い所まで行っていたので、自分を奮い立た
せるようにするのは、何とか出来た。

スランプ的なものは無いが、満足できない事は多々
ありながらも書き続けた。
「誰もが最初は初心者だった」と言った人もいた。
「頑張る事の大切さと難しさ」も理解している。

だから何度書いても書いても、続ける事ができた。
続ける事こそが大切だと知っていた。
その困難さも知っているだけに、どんなに辛くても
書く事だけはやめないと心に誓った。

今では書く事の楽しさを知るほどまでになった。

書くに当たり、これだけは忘れないようにした
ほうがいい。

全ては自分自身のために書いている事だけは、
絶対に忘れてはいけない。

あんまり見てもらえないからとか、自分が駄目
なのか? などは当たり前の事なので、
思ってもいいが、それが当たり前だと知る事が
大切になる。

天才と呼ばれた偉人たちは、誰もがこのような
苦悩を何度も超えて、その度に強くなった。
しかし、死ぬまでこの苦悩から解放される
事は無かった。

自信と不安を持ち合わせていないと、
人は成長できなくなる。
書くということは、自分自身との戦いでもある。

自分に勝って書き続けるか、負けて諦めるか、
このどちらかしかない世界だ。

この辺りの考え方は哲学的思想になるので、
アインシュタインやダ・ヴィンチ、ソクラテス
等の偉人たちを、苦悩は日常のように彼等を
襲っていた。

彼等はその度に、自分自身さえも疑った。
私にも経験があるから理解できる。
自分だけが白で、周りが黒だと、
その世界が正しくて、自分自身が間違って
いるのか? といった苦悩は、
精神を狂わせるほど辛い状態になる。

ここは主体が哲学的な見解をしていくので
仮に哲学に興味がある人であれば
二度見、三度見したほうがいいだろう。

一見、自分で分かったようでも
言葉は理解しても何を伝えたいのかが
分からなければ意味を成さないからだ。

私もたまに哲学の言葉を数時間見続ける
事もある。
文字にすれば三十字程度でも、
その中にある意味をしっかりと自分の
ものにするには時間を要する事もある。

ただ哲学は人に教えてもらえるものでは
ないので、自分で道を探すしかない。
入口は常に沢山あるが、それを見つける
には、日々の自己啓発の念や、
時として、精神が崩壊する寸前まで
頑張りぬいた時に見える事もある。

本や人から哲学を学ぶ事はできないので、
自分でまずは入口を見つける事が大事に
なる。

彼等の言葉は実に短いものではあるが、
その言葉に込められた意味を知るには
やはり入口だけでも見つけないと
理解に達することは出来ない。

何故なら彼等は多くの人生の時間を
費やして生まれた言葉であるからだ。

単純そうに見えても、実は深い意味が
込められているのだ。

唯一つ言えるのは、全てに近いほどの
大勢の偉人たちが、人生の意味を
伝えたい気持ちから言葉にしている。

その言葉を真に理解するには、
相当辛い目に合う必要はあるが、
「頑張れ」と誰もが言っている。

その意味は頑張り抜いた時に
知ることができるものだ。


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