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最初の星の物語

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神々と悪魔が天界の戦いで、神々が悪魔たちを制して後に、宇宙を創り出した。そして同時に3つの星を創った。陽である太陽、陰である月、そして神が自分を似せて創り出した人間という知的生物… もっと読む
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記事一覧

第一章 第十二話 アレックス王の英断

「とんでもない御無礼をお許しください」 イストリア王国の騎士たちが頭を下げて居並ぶ中、 …

冬夏 冷
4日前
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第一章 第十一話 リュウガ対王子カミーユ部隊との戦い

リュウガは突風のように速い愛馬の背に乗り、 イストリア王国へと向かっていた。 今回はいつ…

冬夏 冷
5日前
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第一章 第十話 リュウガの思惑

リュウガはレガに命令を下すと、 急ぎ足で階段を駆け上り、再び館の外へ出た。 愛馬であるツ…

冬夏 冷
7日前
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第一章 第九話 コシローの恐るべき謎の力

リュウガは何者かが急接近している事に気づいて、 軽く跳躍しただけで高い枝の上に音も立てず…

冬夏 冷
10日前
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第一章 第八話 目覚め始める者たち

「‥‥‥ここは? 誰か‥‥‥誰かおらぬか?」 (一体何が起きたのだ‥‥‥思い出せんが、こ…

冬夏 冷
13日前
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第一章 第七話 北の迅獅子対赤髪の暗殺者

「お待ちください。私はヴァンベルグ君主国の王子リュシアン・ギヴェロンと申します。 南部最…

冬夏 冷
2週間前
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第一章 第六話 華麗な舞で挑発する男

「イストリア王国は確か南東だったよな」彼はサツキに尋ねた。 「はい。最南東ですので、急いでも半月はかかるかと」 「サツキも一緒にきてくれ。兄のアツキにも来るよう伝えてくれ。 何事も無いとは思うが、一応レガにはこの地に残ってもらうとしよう」 「イストリアのお姫さんは何歳になるんだ?」 「この年で11歳になられます」サツキは答えた。 「それなら尚更深く勘繰る奴らが出そうだな。 縁談が決まったと思う者も出てくるだろう。 俺と四歳差ならそのお姫さんが今の俺くらいになれば、 丁

第一章 第五話 ロバート王の策

「どうかされましたか?」 オリバーは彼女の表情を見て尋ねた。 「あなた方が敵ではなく、味…

冬夏 冷
2週間前
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第一章 第四話 刃黒流術衆の戦い

しんッと音も風も置いていくよう消え去ると、 北の強者が手本を示すように、 疾風の如く黒刀を…

冬夏 冷
2週間前
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第一章 第三話 要請を受ける刃黒流術衆

大きな両開きドアを左手で押し込むようにして 中に入ると、一応ドアを閉めてから投げナイフを …

冬夏 冷
3週間前
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第一章 第二話 リュウガの目覚め

レガは一心不乱に疾走していたが、 突如として激しい痛みにより 冷え切った獣道に片膝をついた…

冬夏 冷
3週間前
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第一章 第一話 来たるべき時来たる

「若。王がお呼びでございます」 やや年配の大きな体格をした男は 漆黒の分厚い革鎧で身を包…

冬夏 冷
3週間前
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