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前川優希 LIVE TOUR 2024 『ElatioN』感想

今回行ってきたのは、「前川優希 LIVE TOUR 2024 『ElatioN』」。
俳優・前川優希くんのライブツアー、大阪公演。
あんまりネタバレになるようなことはしてない(というか覚えてない)ので、単純な感想です。

橋本真一さんのファンを公言しておきながら、浮気者で申し訳ない…けど!
「文豪メランコリー」の、真一さん演じる芥川さん&優希くん演じる夏目先生のシーンがめっちゃ好きで。
「MANKAI STAGE『A3!』」で綴くんにハマり、さらには「愚れノ群れ」も配信で観まして。
完全に前川くんのお芝居に惹かれてしまったんですよね…。あとは単純に、なんて笑顔が可愛い人なんだと。
その前川くんが、大阪でライブをしてくれると。
関西在住の私、そんなの行くしかないじゃないですか。
(行くか迷ってたら、職場の先輩がチケット購入画面まで勝手に進めてた。どんな職場だ。)

場所は、大阪梅田にあるBanana Hallというライブハウス。あんなところにライブハウスがあったとはなぁ…。しょっちゅう仕事で前を通ってたのに、全然知らなかった。

そして、初めてのライブハウス!
なんか暗黙のルールとかありそうで、マジでめちゃくちゃ下調べした。
ドリンク代とか持ち物のこととか、服装とか。
耳が死ぬからライブ用の耳栓があったほうがいいとか。
その準備してる期間も含めて楽しかったな。

ぼっちで参加したから、盗み聞きなんてする気がなくても、周りのお客さんの会話が聞こえてきちゃうんだけど。
当たり前だけどみんな前川くんのファンで、しかも「海外から来た」とか「〇〇の舞台全通した」とかいう会話が聞こえてきて、「私、あまりにもライトなファンすぎるな?場違いじゃない?」ってドキドキしながら入場…。

想像よりもホールが狭くて、ステージが近すぎて、さらに緊張。
整理番号最後の方だったけど、めちゃくちゃステージに近かった。列で言うなら5列目くらいよ?

右耳がスピーカーに近かったから、とりあえず右耳だけ保護用の耳栓をつける。
そうこうしてるうちに始まって、最初の感想。

前川優希でかいな。

箱が小さいのもあるけど、優希くんの背が高くて、余計に近く感じる。
それに、今まで配信でしか見たことなかったから、改めて背の高さを実感…。

あと、めっちゃ普通に男の子だと思った。
すごく等身大の男の子というか、背伸びしてない、飾らない魅力があるなと。
しかも、めっちゃ親しげな話し方する人で。友達だったか?くらいの。なんか親しみを感じさせる人で、緊張が解けた。

そのあとは、もう楽しくて、きらきらの笑顔が眩しくて。
すごく楽しそうに歌うから、自然とこっちまで笑顔になる。
音が体に響いて、ちょっと心臓が痛かったけど、すぐに慣れた。メトロノームの同期現象みたいに、鼓動がリズムに揃っていく感じ。これは初めての感覚で、なんか面白かったな。体に悪そうな感じするけど(笑)

優希くんの歌声は、あたたかくて、すごく気持ちが乗ってて。
左耳も様子を見てライブ用耳栓しようと思ってたのに、この声を聞いてたら耳栓通して聞くのが嫌になっちゃった。
結果、ライブ後しばらく左耳死んでたけど(笑)

MCも面白かった!
アドリブで話せるの、すごいなぁ。
伝えたいことはあるんだけど、それをどう伝えるのかはその場で考えてるって言ってて。
自分の想いを、自分の言葉で、目の前の人を見ながら伝えられる能力。
私にはないなぁ。
やっぱり魅力的な人だ。
考えずに話してるから、途中で自分でも「ん?何話してるんだ?」ってなっちゃってるのが、また可愛くて(笑)
すごく優しい、あたたかい人。
周りを愛して、だからみんなからも愛されて。感謝と愛の交換の場みたいな。あったかい空間だったな。

セトリも最高だった。
TFGの曲くらいしか予習してなくて、ほとんど知ってる歌なかったんだけど(笑)歌詞が心に響くのよ。
「ライブハウスで会おうぜ」なんて、私の気持ちそのまますぎて、うるっときちゃった。
「涙を流したって、ここじゃきっとバレないさ」って歌詞で、普通に泣いちゃったもん。ハンブレッダーズさん…調べてみよう。

初めてのライブハウスで、精神的にも体力的にも不安がいっぱいで日和ってしまって、夜公演はチケット買わなかったんだけど。
あとは、「こんなライトなファンがハイタッチなんか行ったら失礼だろ(※2公演参加すると、帰りにハイタッチの特典がある)」って思っちゃったのもある。
だけど、全然2公演行けたな。
体感、本当に一瞬だったもん。

「今日が大阪2公演、明日は名古屋2公演で、まだ4分の1だから、ペース考えて」って言われてたらしいけど、「ペースなんか考えてらんないよね!?1公演1公演、一瞬一瞬を全力でやる」っていう姿勢が、この1公演しか見られない私にとってはありがたすぎた。
きっと舞台でも、どの公演も全力で向き合ってるんだろうな。千秋楽までに、さらにブラッシュアップされてはいくんだろうけど、この顔ぶれのお客さんといられる時間はその時しかなくて、その公演が人生でたった1回の観劇になる人だっているかもしれなくて。
今目の前にいる人に、自分が今できる最高のものを全力で届ける。
そういう人なんだろうなって。
そういう俳優さん、めちゃくちゃ好きです。

…でも、体力と喉の調子のペース配分はしてくれ(笑)

楽しかったから、また機会があれば行きたいな。
今度はちゃんと、手を伸ばして音に乗りたい!
恥ずかしくて、基本手拍子+時々控えめに手を出してみるって感じになっちゃって。
1人でアルプス一万尺してるみたいになっちゃってたので(笑)

優希くん、楽しい経験をさせてくれてありがとう!

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