ウクレレ弾きの爪のお手入れ #002
コロナ禍で外食や旅行など「できなくなったこと」が増えていた頃、私は何か新しいことを始めたくて、ウクレレを習い始めました。
習い始めてすぐに直面した、「爪問題」
ウクレレは、見た目としては「小さいギター」です。ギターと違い、弦は４本しかありません。
ウクレレは基本的には右手の親指で弦を弾きます。このとき、「指の腹」というよりは「指先〜爪先」あたりで弾きます。
爪の長さ・形・滑らかさが音色に直結するので、爪のケアはウクレレ弾きには不可欠なのです。
私はネイルには無頓着で、ネイルサロンにも行ったことがありませんでした。
爪のピンクの部分が小さく、白い部分を伸ばそうとしてもすぐに折れてしまいます。素爪だと練習中に爪が折れたり、ボロボロになることもしばしば。
ウクレレを弾くための理想的な長さまで伸ばそうとするには、補強することが必須。
さて、どうしたものか。
【試したこと①】マニキュア（セルフ）
まず一番に試してみたのがマニュキュア。
普段はまったく塗らないので、塗るだけでも多少は補強されるはず。
と期待しましたが、補強という意味ではほぼ効果なし。というかセルフだと、1日で爪の先が剥がれるので、全然だめでした。
【試したこと②】ネイルエンビー
「自爪を強くする」と言うことに関して、一度でも調べたことがある方であれば多くの人がたどり着くであろうネイルエンビー。
単なる透明のマニキュアではなく、爪を強くするというケアの目的で使うもの。ジェルネイルなどを繰り返している人が、ジェルをオフしている期間や爪が薄くなってしまって休めたいときに塗る、という使い方が多いようです。
1日おきに塗り重ね、１週間でオフする、を繰り返す。
使い方を忠実に守りましたが、マニキュアと同じく、爪先からすぐに剥がれるし、ウクレレを弾くための補強としては、さほど効果はありませんでした。自爪を強くする、という側面であれば多少は効果があったかも？
あと、四千円以上するので、ちょっと高いのも難点。
【試したこと③】自爪育成サロン
プロの力を借りよう！と思い、サロンデビューすることに。
ジェルネイルは抵抗があるので（理由は後述）、自爪育成サロンを選びました。
結果としては、めちゃくちゃ癒されましたし、甘皮処理も含めて手先を整えていただいたのは満足なのですが、プロの技術で丁寧にマニキュア＆保護剤を塗ってもらっても、ウクレレを弾くための爪の補強という目的は達成されず。
この時点で、もうジェルネイルしかないなと悟る。
【番外編】ジェルネイルが嫌だった理由
ジェルネイルはネイルサロンのメニューで最も一般的で、店も多い。
爪の補強という目的も達成されるので第一選択となるはずなのですが、私はジェルネイルには強い抵抗がありました。
その理由は主に３点。
（１）ジェルを塗るために爪を削る（薄くする）のが、どうしても嫌。
爪を補強するために自爪を傷めるというのが許せない。
（２）塗るためだけでなく、オフするにも来店しないといけない。
めんどくさいし、お金もかかる。一度始めたらやめられなくなるのは嫌。
（３）補強したい爪は１本（右手親指）のみでよい
サロンでは基本的には両手10本の料金・時間設定。1本だけでも対応してくれる店もありますが、やはり1本だけのために店に通うには抵抗あり。
特に（１）が一番の理由です。
色々試したけどジェルしかないと思うに至りましたが、どうしてもこの点は譲れない。
なので「削らないジェルネイル」を調べまくりました。
【試したこと④】ジェルネイル（セルフ）
削らないジェルネイル、見つかりました・・！！
しかもセルフ。1本だけでよいという私のニーズにもぴったり。
これが現時点で、私の最適解。
オフも簡単で、ペリットと剥がせる。（特に、お風呂で湯船に浸かっているときが剥がしやすい）
ライトがペンタイプで、邪魔にならないのも良き。男性にもぜひおすすめしたい。
【おまけ】爪のケアで何より大事なのは、保湿。
ネイルオイルを塗るだけで、明らかに爪の調子が良くなる・・・！！
安価なものでいいので、とにかくこまめに塗るのが重要。
色々試しましたが、「安いものでも問題ないけど、塗りたい気持ちになるもの」がこまめに塗る習慣がついて良いと思います。
最近はこちらの「レモングラス」を使っています。香りだけでなく見た目もかわいくてお気に入り。
ようやく爪を補強する方法が自分なりに確立し、安心して弾けるようになりました！
爪の補強でお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
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