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変えられないと思い込んでいたけど、変えてみたらよかったこと。(髪編)#006

絶対に必要と思い込んでいたこと。
憧れるけど自分には無理、変えられないと思っていたこと。

私は特に髪に関してそれらが結構あったのだが、試しに変えてみたら結果的によかったことを振り返ってみたい。

ちなみに私の髪は、太い、硬い、多い、癖が強い。雨の日には膨張するし、扱いにくい髪質である。

やめてよかったこと①縮毛矯正

おそらく中学生くらいから長年し続けていたと思う。施術に時間もお金もかかるし、いつまでやるんやろ・・・とふと思ってやめてみた。確か、社会人になった頃だと思う。

結んだり、束ねることは必須となったものの、髪への負担はまちがいなく減ったはずだし、「縮毛やらなきゃ」と無意識に心に刻まれていた何かが取り除かれて、気持ちが楽になった。
髪の扱いが楽になったわけでは決してないが、早めに見切りをつけてよかった。

やめてよかったこと②コンディショナー(トリートメント)

縮毛矯正をやめた私は、少しでも扱いやすい髪をめざすべく、髪質改善に取り組んだ。
とりあえず、シャンプーとコンディショナーをドラッグストアではなくサロンの商品に変えた。色々試したが、いまはもうコレというものに落ち着いた。

このトリートメントが、シャンプー後のトリートメント(インバス)としても、タオルドライ後のトリートメント(アウトバス)としても使えるもの。
最初は両方の使い方をしていたが、あるときふと「一度洗い流したものを、風呂上がりにまた塗るなら、いっそ風呂上がりだけでよくないか?」と思い、風呂の中ではシャンプーのみで、アウトバストリートメントだけにしてみた。

結果、髪にとってはそれほど違いを感じず、お風呂でのコンディショナーやトリートメントは省略しても問題ない!という結論にいたった(アウトバストリートメントは必須。)

コンディショナー(トリートメント)をやめると、単純にお風呂の時間が短縮できる。そして、背中の皮膚状態が良くなった。たぶん、コンディショナーをすすいだときに背中をつたうのがなくなったからだと思う。

やめてよかったこと③結ぶ・束ねる

家の中でも外でも、常に髪を束ねていた私。髪を下ろすのは寝ているときくらい。結べないほど短くしたり、髪をおろすスタイルは、縮毛をやめたあのときから、もう一生無理だと思っていた。

しかし、今年5月、姪っ子(小学1年生)が「夏は暑いから短くするねん」と伸ばしていた髪をばっさり切ることに。
これを聞いて私も「せやな。夏やし短くするのいいな!」とこれまでのこだわり(思い込み)はどこに行った!?」と自分でも不思議だが、本当にふとそう思った。

カットのときに短くしたいと伝えてみた。美容師さんは「いいんちゃう😃」と快諾してくれた。「いやいや、まとまらんからやめとき」って言われると思ったので拍子抜けした。
私は担当美容師さんに絶対の信頼を置いている。(ここまで辿り着くのに時間はかかった。)私の頭の形、髪質を熟知していて、熟練の技術で仕上げてくれる。無理なことはやめときと制してくれる。

ここ十年近く、同じ美容師さんに切ってもらっているが、毎回「いつもどおり」のオーダーだったことに気づいた。短くするときに、本当にいつぶり!?というかたぶん初めて、自分の希望を伝え、途中進捗を確認されながら仕上げてもらった。

「変身」はとても楽しかった。髪をばっさり切るって、物理的にも心理的にもすっごく軽くなった。自然と、メイクや服装も考えるのが楽しくなった。

ストレートアイロンも風呂上がりのドライヤー(ブロー)も必須で、あいかわらず私の髪は扱いやすいとは言えないが、短くして大満足である。(肩甲骨の下のあたりまでの長さを、結ぶにはギリギリ足りないくらいの長さまで切った。)


2023年の振り返りをするにはまだ少し早いかもだけど、髪をばっさり切ったことは間違いなく今年の私のニュースのなかではトップ10に入るイベントだった。

振り返ってみると、今まで変わらなかった(変えられなかった)理由って、全部思い込みだった。そして、変化のきっかけは、思い出せないほどささいなことだった。
こういうことってきっと他にもまだあるんだろうな。

変化を楽しんでいこう。



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