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アートとわたし

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私の美術館巡り、アートに関する書籍を読んでの感想の他、アートに関わるクリエイターさんの記事を載せています。
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2022年7月の記事一覧

SNSで加速する、都市と人とアートの関係

国内の美術館で随一のSNSフォロワー数を誇る森美術館。そのSNS運用を手掛けるのが、洞田貫晋一朗さんです。書籍『シェアする美術』の著者であり、美術館のSNS運用の立役者でもある洞田貫さんは、現在もその手法を進化させながら、森美術館の話題をSNSユーザーに提供し続けています。 そんな洞田貫さんから見た、「森ビルだからできるアートの広げ方」とは? 美術のシェアのされ方の変化や、SNS発信におけるTips、そしてリアルとデジタルの掛け合わせによって生まれる「都市×人×文化」の新た

【読書日記】 ゴッホ美術館監修 「ゴッホ 最後の3年」を読む

表紙のイラストがゆるかわいらしくてつい手に取りました。帯に「オランダのアムステルダム・ゴッホ美術館監修」とあり、「これは読まなくては」と思いました。 第1刷:2018年11月25日 発行元:株式会社 花伝社 著者:バーバラ・ストック   訳者:川野夏実 内容:「ひまわり」「星月夜」など傑作の生まれた晩年の3年間について、弟テオとの書簡や絵画を用いて制作され、オランダで最も読まれているグラフィックノベルです。 こんなすてきな本の形もあるんだ表紙と裏表紙と背表紙がすてき 表紙