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九龍ジェネリックロマンス特別編:鯨井Aの正体について予想!

『ヤングジャンプ』で連載中の漫画
『九龍ジェネリックロマンス』。

近未来の香港を舞台に
ミステリー要素やSF要素を絡めた
ラブロマンスです。

今回の記事では
主人公鯨井令子(A)の正体について
考察・予想していきます。

【前編】鯨井Aとはどんな人?

①人物像

主人公の鯨井(A)

本作の主人公。年齢は32歳。

香港にある第二九龍に暮らしており
不動産会社に勤務している。

先輩の工藤発(くどう はじめ)や
友人の小黒(シャオヘイ)と共に
賑やかな日々を送る中、工藤に恋心を抱く。

しかし、工藤の机の引き出しから
彼が自分と瓜二つの女性(鯨井B)と
写っている写真を見つけてしまう。

さらに過去の記憶が無いことに気づき
「もしかしたら自分はクローン人間では」と
不安を抱くようになるも

「絶対の私になる」という願いから
鯨井Aとしてのアイデンティティーを
積み上げていく。

しかし、後に
第二九龍が実は3年前に取り壊されて
現在は廃墟となっていること

自分も第二九龍も
幽霊のような存在であることを知ってしまう。

その事実を聞いてからショックを受け
工藤に「どこにも行かないでほしい」と
縋りつき、彼と肉体関係を持つ。

工藤と恋人になれたことに当初浮かれるが
一方で工藤との間に溝を感じるようになる。

そんな中、鯨井Bの眼鏡が
Bの記憶を映すようになった影響から

改めて鯨井Bのことや彼女の死因、
自分が存在する理由を知りたいと
第二九龍の謎について探り始める。

②鯨井Bとの主な違いは?

(鯨井Aの特徴)

  • 新しいもの好き。

  • 明るい性格。

  • 生きることに対して前向き。

  • 工藤からは「鯨井」、グエンからは「アンタ」と呼ばれている。

  • 工藤よりも2歳年下。

  • 不眠症を患っていない。

  • 鯨井Bの両親の記憶が無い。

(鯨井Bの特徴)

  • 姉御肌でクールな性格。

  • 麻雀をはじめとしたギャンブルに強い。

  • 生きることに対して後ろ向き。

  • 工藤からは「令子」、グエンからは「令子さん」と呼ばれている。

  • 工藤よりも2歳年上。

  • 不眠症を患っている。

  • 楊明のようなタイプは好みでない。

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