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University of Toronto IEP体験記#1
トロント大学主催のサマープログラム、International English Program について書いていきたいと思います。
筆者は早稲田大学法学部の二年生19歳です。
私がこのnoteを書こうと考えたのは、個人でIEPに参加しようと思ったときIEPに関する具体的な情報や体験記・実際に行った人達の感想がネットにほとんど載っていなかったからです。あと記録という面でも残しておきたいと思ったから。
つたない文面ではありますが、短絡的・行き当たりばったりカナダ短期留学について語っていきたいと思います。ぜひぜひ最後まで読んでくださるとうれしいです。
本日#1の初回は、IEPに申し込む前までのお話です。IEPの申し込みあたりからのお話を読みたい方は#2から読んでみてください。もちろん#1を読んでくださる方がいたらこの上なく嬉しいです。
志望理由
そもそも自分は日本で生まれ日本で育ち、海外に旅行で行くことはあるけれど中高の間では海外に行くということはあまり考えていませんでした。私の通っていた学校は中学と高校が一貫で、例えば中学三年生の夏から高校二年生の夏まで二年間イギリスのrugby校に長期留学できたりする、今思うと留学へのチャンスが豊富にあったなかなかの中高でしたが、当時は今いる環境を捨ててまで海外に行くなんて!と思って絶対行きたくありませんでした。
でも大学生になって、大学二年生になって、急に留学を思いつきました。理由は単純です。
友達が留学に行ってめっちゃ楽しそうだから。
他にもいろいろあるけれど、第一歩はそこです。モチベーションの70%はこれでした。単純にまじで楽しそう。この友達の毎日のberealが留学への意識を変えてくれた一番最初の出来事でした。
大学二年生になって最近周りが将来に向けて動き出していることへのなにかしなきゃという焦りもあったし、将来は日本を飛び出してなにか国際的なことをしたいと思っていたので英語力を身に着けるのためにも留学はしたいとだんだん考えていました。
留学を決心した最後の決め手は、父に「外国の人と仕事をするときに出会う人たちは大体大学院を出てるよ」と言われたことです。どうやら外国の院卒は日本の大学卒と同レベルの学歴的価値らしい、とその時初めて知りました。調べてないので実際のことは何とも言えませんが、まあ学歴はあるに越したことはないのでは?と思ったりして、就活とかは大変そうだったので大学を卒業後には海外、特にイギリスの大学院を目指そうと考えていました。
余談ですが、私は法学部だったのでどうせ大学院に行くならロースクールじゃない?と思っていろいろ海外の院を調べていたのですが、なんとイギリスはロースクールがなんと一年!しかも試験がない!しかもイギリスは日本人留学生がカナダやアメリカと比べて少ないので語学力を大幅に鍛えられるだろう!ということで現実は絶対そんなに甘くないのにイギリスを目指しています。でも留学生があんまりいなくて情報が全然ないのでどなたかなにか情報をお持ちでしたらなんでも教えてくださいお願いします。
留学のなかでもIEPに決めた理由
さて、理由はいくつかあれど留学をしたい!と決めた私。
どうせ行くなら一年か二年くらいがっつり行きたいと思って大学の留学センターのサイトをのぞいてみると、求められている語学力が高い高い。あと成績も。
求められるレベルの高さに思わず絶句。
こりゃあこのままだと一年以上の留学はいけないぞ、と焦り出しました。
留学にもいろいろ種類があって、自費留学から交換留学、留学先の学費を払う交換留学や所属する大学の学費で行ける留学、あとは語学の授業か通常の授業かなど本当にいろいろあります。
二年の長期の留学は難しそうだったので一年間の留学を目標に切り替え調べていると、やはり今の自分のレベル(語学力・成績)でいける大学はかなり限られていることがわかりました。
実は一年生の時やんちゃで成績がかなり悪く、二年生から全単位A+でやっと3.00に届くという暗澹たる成績だったのでもう本当に絶望しました。
なんとか語学力をまず上げようと思って、イギリスの院に行こうと思っていたのでIELTSの参考書と単語帳を買って軽く勉強してみたりしましたが、今の自分の語学力から目指しているポイントがはるかに遠いということを確認しただけでした。
全然英語勉強へのモチベも上がらずこのままではいかんと思い、とりあえずなにかきっかけが欲しくて短期留学を調べてみました。一か月や1セメスターの留学は成績も語学力も必須でない場合が多いので、誰にもチャンスがありそう。
これだ!と喜んで要項を見てみると、おっと3週間から4週間。サークルの全国大会には出たいんだよなあ。とすると、忙しい夏でサークルと両立したいという甘ちゃんな考えを持つ私はサークルに支障がない時期の留学を探しました。
該当したのはひとつだけ。
それがToronto大学NewCollegeのIEPのパッケージでした。
早速申し込んでみるものの、のほほんと暮らしてきた世間知らずの大学生。
第一志望でTorontoのNewCollegeをだして第二第三志望を出さなかったところ、抽選漏れしてしまいました。
まさかの短期留学で抽選漏れ。未来への出鼻を抽選でくじかれたような気がして悔しかったです。
悔しくて悔しくて、通知が来たその日に大学の留学センターにアポなしで突撃してどうにかなりませんか!?って殴りこみました。
今思うとすごいことしてるな。対応してくださった係のかたには本当にご迷惑をおかけしました。
当然のことながらあなたには留学への参加権はありませんと言われ、なお食い下がると留学をしたいなら自大学の留学センター主催の留学でなくとも方法はほかにもあると言われました。
完全に盲点でした。係のひと、本当に教えてくれてありがとうございます。
自分で海外の大学の語学のコースに申し込めばいいじゃん!!
完全に意地になっていた感じでしたが、大学の留学の申込期限が早かったことが幸いして、IEPの申し込みをしたら受理してもらえました。このあたりの詳しいことは次回書きますが、そんなこんなでIEPを受講しようと決めた私。
行く末を見守ってください。
#2では、おそらくIEP申し込みの流れについて書いています。
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