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【ザ・ノンィクション】「僕を産んでくれたお母さん」をみて家族の姿勢に感動した

2024年2月25日(日)に放送されたザ・ノンフィクション、
「僕を産んでくれたお母さん ~言葉を失ったママと家族の4年~ 後編」
を観たので感想を書きます。

実は先週の前篇を観た時、今回は感想を書けないな、と思っていました。
というのも、先週の内容は妊娠中のお母さんが突然脳出血を起こして、そこから退院するまでの映したものでした。

内容について、ところどころ思うところはあったのですが、番組のコンセプトが「ノンフィクション」であり、人の人生を映している以上、大変そうだな、以上の感想が出なかったからです。

ですが今週の放送を見て、この家族の姿勢に対して感動したので改めて感想を書こうと思います。


あらすじはこちら↓ (*フジテレビHPより)


家族の在り方

今回の家族は不幸にもお母さんの体に障害が残ってしまいました。
右半身の麻痺と言語障害です。
本人もつらいし、一緒に暮らす家族もつらいと思います。
今回は、その中で唯一気持ちの想像ができるお父さんに言及したいと思います。

はっきり言って妻が突然倒れ、障害が残り、そのまま新生児を迎えるなんて人生の展開を想像している人はいないと思います。
上に2人の息子もいるし、逃げ出すことはできません。
そうなると、生活が一変して自分の負担が増えて、大変なのは当然で、それをどこかに吐き出すのも難しはずです。

そんな状態でも、カメラに映されている限りでは、お父さんは暗い様子を見ませんでした。
月並みだけど、これって愛だよなぁ、なんてしんみり思ったのです。

自分もそうだから少しだけ想像できるのかもしれないのですが、「好き」だから結婚した場合、人生って何が起こるかわからないけどなんとなく一緒に生きていく覚悟みたいなものがあるよなぁ、と。

例えば(嫌な想像ですが)自分の妻の身に何かあった時、私は当然のように妻に寄り添って生きていきたいと思っています。

なんて、綺麗ごとを言葉にするのは簡単ですが、
今回の放送でそれを実践しているお父さんを観て、自分のなんの根拠もない綺麗な言葉を証明してくれているようで、凄く勇気づけられました。


笑顔の多い家族

結婚式の前、プランナーさんに聞かれたことがあります。
「結婚したら、どんな夫婦になりたいですか?」と
私の場合、妻とはほとんど交際期間が無く結婚したせいか、結婚後のビジョンが全くありませんでした。
すでに同棲していたので、こんな感じでずっと一緒に暮らすんだろうな、とぼんやり考えていた程度でした。

悩んでいると、プランナーさんはいくつか例を出してくれました。
その中に「笑顔の絶えない夫婦」なんてものがありました。
それぐらいありふれた夫婦の理想図なのだろうと思います。

今回の放送中でも言及されていましたが、この家族のお母さんは笑顔が絶えない明るい方でした。
それは障害が残っても変わってなくて(当然映している限りなのかもしれないが)、素晴らしくて素敵な方だと思いました。

でもこちらは言及されませんでしたが、お父さんと、家事を手伝いに来ているおばあちゃんも、凄く笑顔の多い方でした。

私はそれをみて、
「家族がどうなっても寄り添い、笑顔で生きてく」
という、凄く理想的な家族像を観た気がしました。

私も妻も笑顔の多い夫婦だと思っています(笑いの沸点が低いだけかもしれませんが)。
でも自分たちに大きな不幸が訪れた時、同じように明るく生きられるかはわかりません。

でも今回の放送でつたい目に合っても笑って支えあう家族の形を見せてもらえたので、それを忘れず自分たちも頑張って生きていきたいと思いました。


以上です、お読みいただきありがとうございました。



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