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就活支援の会社?と面談をした。なんだか疲れたよ。現実を突きつけられるというか。あなたのレベルはこうですよ、結構厳しいですよって、高校の進学相談を思い出す。なんだか大学にいると何でもできる気になっていたがそうではないのだろうか。就活ってそんな大事なんかな。適当に会社受けている友達もたくさんいるし、働くとは何だろうか。

大学になると、学部学科という形で明確に学ぶものが変わる。だから学歴とは別で、研究に強い教授だったり、面白いプロジェクトだったり、とりあえず留学とか、アルバイトをして飲んで学生生活を終える人もたくさんいる。まあそれらが悪いかと言われたら、そうじゃなくて大学生らしさという意味では必要だったりする。なんだかんだでみんな居酒屋バイトをして、出会い系を初めて、車の免許取って、お酒覚えて、セックスのハードルが下がって、みんな同じことして卒業していくのかなと思う。大学はすごく自由だが結局差別化できないと思う。4年なんてあっという間、人生の夏休みとかいうけど大学生として経験しておくべきこと一覧は世の中にすでにあり、ある意味そのto doをこなしていくだけにも思う。日本一周とか自分探しとかすごいと思うけど、その人たちはできてないこともあるわけで。

就活が始まると一旦戻される。学部が違うからなんだかどこか違うステージとしてとらえていたし、その分野に自分だけのアイデンティティとして誇りを持っていたし、他の同級生のことも尊敬していた。けど結局勉強していることなんてちっぽけで、意外に本を読めばわかることも多いし、その誇りも期限付きのものであったと思う。自分が夢をもってその職業を極めようとする頃には、他の人はその会社で昇給することだったり、家族ができていて、給与や休みのことを考えるようになる。なんのための大学の勉強なのかと思ったりする。ライフステージが変わり、価値がごろっと変わり、過去の頑張りが置いてけぼりな、まだそんな話してるのって。結局政治になんて目を向けることはできないし、海外がどうとかもどこか関係ないし。

人生は日々の積み重ねなんだろうけどこんな、いとも簡単にものさしが変わらないでと思ってしまう。

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