ヒギンス(Higgins E. T.)の制御焦点
前回ご紹介したメタ動機づけの中のヒギンス(Higgins)の制御焦点について説明します。
Higgins (1998)は、基本的に異なった欲求に基づいて、違った方略で働く動機づけがあると仮定しました。それは、栄養・育成(nurturance; e.g. nourishment)の欲求と、安全・保護(security; e.g. protection)の欲求に基づくものです。前者の欲求に基づく快楽原理を満たす方略を促進焦点(promotion focus) 、後者の欲求に