水戸の龍は精密なクロスから相手ゴールへ飛翔する|水戸ホーリーホック
水戸ホーリーホックについて
1994年にFC水戸として誕生し、2000年よりJ2リーグに参入して以来、一度も降格することなく23年にわたってJ2に参加している。
2008年から2010年には木山隆之監督が指揮をとり、過去最高順位の8位を記録した。
クラブ名の「ホーリーホック」は、水戸藩徳川家の家紋である「葵」を意味する言葉であり、エンブレムにも三つ葉葵が使われています。
マスコットは、龍をモチーフとした「ホーリーくん」だ。
2022年10月より濱崎芳己監督が指揮をとり、開幕後2試合連続で引き分けている。
水戸ホーリーホックの特徴
攻撃的な4-4-2の布陣
水戸ホーリーホックは、縦への速いサッカーを得意としている。脚の速い選手が多く、カウンターでは手数をかけずにゴールを狙う。
足の速いセンターバック
CBの両者とも、脚が早く相手のカウンターを自慢の脚力で封じ込める。
また、サイドバックの選手も、身長の割に空中戦に強そうな印象があった。
多彩なサイドからのクロス
右サイド、左サイドのどちらからも質の高いクロスボールを入れてくる。中央でも起点を作ろうとすることはあるが、そのままサイドに流れることが多い。
ファジアーノ岡山と水戸ホーリーホックの相性
SPORTERIAのデータから、岡山と水戸の得失点パターンを比較してみましょう。
水戸ホーリーホックの攻撃
2022年の得点パターンは、以下の通りです。
①クロス その他はセットプレー直接とロングパスを除いてほぼ同数となっているほどクロスが突出していた。
また、2022年のファジアーノ岡山の失点パターンは、以下の通りです。
①クロス ②ショートパス ③セットプレー
水戸が得意とするクロスによる得点は、ファジアーノ岡山がもっとも苦手としていることが分かる。クロス対応には苦労させられることになるため、両サイドの7武田と14小原には注意が必要だ。
ファジアーノ岡山の攻撃
2022年の得点パターンは、以下の通りです。
①セットプレー ②クロス ③ショートパス
また、2022年の清水エスパルスの失点パターンは、以下の通りです。
①セットプレー ②ショートパス ③クロス
水戸ホーリーホックはセットプレーを苦手としていることもあり、ファジアーノ岡山がコーナーキックやフリーキックのチャンスを得ると得点の期待値は高くなるでしょう。
どちらのチームも得点を期待できる可能性が高いが、どちらのチームも守備の強さを見せる可能性もある。
水戸ホーリーホックの注目選手
28 山口 瑠伊
俊敏な動きで水戸のゴールを守る守護神。東京都出身でありながら、16〜21歳の間にフランスやスペインの欧州へのサッカー留学経験もある。
7 武田 英寿
2023シーズンより浦和レッズからレンタル移籍でチームに加入。サイドからのカットインやクロスなどでチームの攻撃を活性化している。
14 小原 基樹
2023シーズンよりサンフレッチェ広島からレンタル移籍でチームに加入。柔らかいサイドクロスでゴール前に迫る。
4 タビナス・ジェファーソン
俊足のCBで、フィリピン代表にも選ばれたことがある。5楠本卓海とともに、いわきのカウンターに対しても速い戻りでチャンスを潰している。
岡山と関係の深い選手
岡山と関係の深い選手について調べましたが、特に見つかりませんでした。
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