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マンションなど不動産に興味関心のある方に向けて、情報を提供していきます。https://www.youtube.com/@fact_stock

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記事インデックス

 ファクトストックは、おもにnoteとYouTubeで情報発信しています。目的はできるだけわかりやすく解説することで、多くの人に不動産を理解してもらうためです。暮らしに不…

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7か月前
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不動産相場はどのようにして形成されるのか、わかやすく解説します。

「相場」とは、売り手と買い手が合意する価格のことをいいます。 上場企業の株価を例に挙げると。個別銘柄の板情報には売りと買いの注文(価格と数量)が並んでいて、時々…

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5か月前
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値下がりしやすい住戸の傾向、駅近タワーマンションを例に挙げると…

来年(2024年1月)はじまる新NISAが話題です。 最大1800万円に恒久化、さらには売却しても枠を復活できるなど画期的な制度になっています。個人的にも資産形成の概念を変…

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5か月前
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高級ブランドと不動産市場の新たな戦略~コロナ後の販促手段~

昨日池袋で所用があり、その帰りにふらっと「西武池袋本店」に立ち寄りました。というのも、前の通りから高級ブランド「エルメス」の店舗が見えて、そういえば最近買収絡み…

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6か月前
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複雑化するマンション市況。新築と中古の価格差はどう判断すればいい?

新築中古問わず、分譲マンションが飛ぶように売れるほど好況であるとか、逆に在庫が積み上がって個別値引きが横行しているほど不況だとか、とにかくわかりやすい市況ならば…

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6か月前
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「変動か、固定か?」住宅ローン金利を選択するときの5つの判断材料

2023年9月22日(金)日銀は金融政策決定会合で日本の短期金利をこれまで同様マイナス0.1%、長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)においても現状維持を決定し…

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7か月前
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「三田ガーデンヒルズ」プレス内覧会に参加した感想

この記事は「三田ガーデンヒルズ」の購入を検討されている方に向けて書いた記事ですが、内容はあくまで筆者個人の感想を中心に書いています。 さらに、 ・物件の全体イメー…

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7か月前
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分譲マンションの資産価値を高める、あまり知られていない方法

景気や不動産市況に関わらず、自分のマンションの資産価値が高まる方法はないものか?所有者なら一度は考えたテーマのひとつではないでしょうか。 「管理、修繕を怠らない…

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7か月前
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首都圏の新築戸建て市場は、すでに価格下落局面に入っています

2023年9月11日にリリースされた東日本不動産流通機構のデータに基づき、首都圏の新築戸建て市況をざっくりと解説したいと思います。 まず、市場に新しく供給された新規登…

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7か月前
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【永久保存版】不動産市場の数字をみる上で留意すべきこと

これまで「不動産業界は経験と勘、度胸が大事」などと言われてきました。たしかにひとつの案件で数百万、開発なら億単位の損失を被ることもあり得る世界ですから、度胸も必…

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7か月前
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物件情報をはじめて目にしたとき、あなたがまず考えなければならないこと

物件情報に出会ったとき、まず「この不動産は【松竹梅】のどれに当たる?」と考える癖を身につけてください。「相場より上か下か」「資産価値はありそうか」といった諸々の…

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7か月前
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関東大震災から100年が経ちました

2023年9月1日、関東大震災から100年が経過しました。 マグニチュード7.9(推定)、死者・行方不明者は約10万5千人。木造住宅が密集した都市部で昼時でもあったことから焼…

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7か月前
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いつかは住んでみたい街(丁目別)ランキング人気5区+1区、さらに最上級マンショングレードの条件もあわせて掲載します

住宅の各ポータルサイトが「住みたい街ランキング」を毎年発表しています。アドレスの並びを見ているだけで面白くもあり、あるいは前年比較で順位の入れ替わり等も興味深い…

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8か月前
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相場下落のリスクヘッジは、資産性が宿る間取りを選ぶこと

家族が住むためのマイホームを購入したいが、資産価値も重視して物件を選びたいという人は多いです。しかし、今後の市場予測・相場動向があまりに不透明で様子見の段階にと…

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8か月前
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この猛暑で考える、異常気象に耐え得る省エネで快適な住宅とは?

今年の夏は異常ですね。 夏バテというものをほとんど経験したことがない私でも、屋内外の温度差に気怠さを感じてしまいます。朝夕の通勤で体力を消耗しているかなと思うこ…

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8か月前
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土地の価値は「道」次第

不動産を購入するとき、間違った選び方をしないようにするには、いくつかのチェックポイントを事前に身に付けておく必要があるでしょう。そのなかで、意外と知られていない…

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8か月前
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記事インデックス

 ファクトストックは、おもにnoteとYouTubeで情報発信しています。目的はできるだけわかりやすく解説することで、多くの人に不動産を理解してもらうためです。暮らしに不可欠な不動産は、高額なわりにその知識を教わる機会がありません。誤った取引をすると大きな損失を抱えかねないので、どこかでそれらを習得しておくことが望ましいです。ファクトストックは、そのコンテンツのひとつになれればと考えています。  不動産はまったく同じものがふたつとありません。よって、あるひとつの物件をもとに

不動産相場はどのようにして形成されるのか、わかやすく解説します。

「相場」とは、売り手と買い手が合意する価格のことをいいます。 上場企業の株価を例に挙げると。個別銘柄の板情報には売りと買いの注文(価格と数量)が並んでいて、時々刻々と相場が形成され変化します。株の売買は、発行済株式数のうち市場に流通している株式が概ねその対象となります。 例えば、誰もが知っているNTT(日本電信電話株式会社)は2023年11月7日(火)時間内で約2億株の出来高があり、その売買代金は350億円を少し超える程度でした。決算発表があったのでいつもよりは膨らんだと

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値下がりしやすい住戸の傾向、駅近タワーマンションを例に挙げると…

来年(2024年1月)はじまる新NISAが話題です。 最大1800万円に恒久化、さらには売却しても枠を復活できるなど画期的な制度になっています。個人的にも資産形成の概念を変えるかも?と注目しています。 スタートしてしばらくは、株や投資信託に縁のなかったにわか投資家が大量に発生し、マーケットに流れ込んでくるとみています。彼らの中には基礎知識をろくに学ぼうとせず、ちょっとした相場の下落局面で「損をするならやらないほうがマシ」と早々に市場から退散するケースもあるでしょう。勝ちも

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高級ブランドと不動産市場の新たな戦略~コロナ後の販促手段~

昨日池袋で所用があり、その帰りにふらっと「西武池袋本店」に立ち寄りました。というのも、前の通りから高級ブランド「エルメス」の店舗が見えて、そういえば最近買収絡みのストライキが話題になったこともあって、やっぱり1階のショップはデパートの顔だなと思いながら、何年かぶりに西武百貨店のなかを覗いて見たくなったのです。 何か買い物をしたとかではなく、印象に残った事柄から何かしら学べるものがあるのではと思い、書き留めておこうと思った次第です。 「エルメス」店舗の前には数人が入店待ちで

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複雑化するマンション市況。新築と中古の価格差はどう判断すればいい?

新築中古問わず、分譲マンションが飛ぶように売れるほど好況であるとか、逆に在庫が積み上がって個別値引きが横行しているほど不況だとか、とにかくわかりやすい市況ならば、あなたがとるべき行動や態度の方向性は明快です。 しかしながら、「いま市況ってどうなの?」と考え込むような市場動向の場合、誰しもどうふるまえば良いのか、悩んでしまいますよね。 ここで、ある郊外沿線を例に本日(2023年9月29日)時点の物件情報を挙げてみます。 物件探しをはじめたばかりの方だとか、相場観の無いなか

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「変動か、固定か?」住宅ローン金利を選択するときの5つの判断材料

2023年9月22日(金)日銀は金融政策決定会合で日本の短期金利をこれまで同様マイナス0.1%、長短金利操作(イールドカーブコントロール、YCC)においても現状維持を決定しました。 ここで日本の消費者物価指数(CPI<Consumer Price Index>の略)を確認しておきたいと思います。アベノミクス(2013年~)で掲げたインフレ目標(ターゲット)は2%でした。 CPIには天候等景気以外の要因で変動する生鮮食品を除く「コア」と、さらにエネルギーを除く「コアコア」が

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「三田ガーデンヒルズ」プレス内覧会に参加した感想

この記事は「三田ガーデンヒルズ」の購入を検討されている方に向けて書いた記事ですが、内容はあくまで筆者個人の感想を中心に書いています。 さらに、 ・物件の全体イメージが理解できる基本的な要素はほぼ含まれていません。 ・物件の公式データ(画像や概要など)は掲載していません。 ・物件の主だった魅力にはあえて触れていません。 以上をご了承いただいた上で記事をお買い求めいただくか否か、ご判断いただければと思います。

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分譲マンションの資産価値を高める、あまり知られていない方法

景気や不動産市況に関わらず、自分のマンションの資産価値が高まる方法はないものか?所有者なら一度は考えたテーマのひとつではないでしょうか。 「管理、修繕を怠らない。メンテナンスが行き届いた建物は資産価値が保ちやすい」といった模範解答ならあります。しかし、それはあまりに認知されたものだし「高まる」というよりは「守る」「保つ」といったニュアンスの類だと思います。タイトルにもあるように「あまり知られていない」というところがポイントです。

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首都圏の新築戸建て市場は、すでに価格下落局面に入っています

2023年9月11日にリリースされた東日本不動産流通機構のデータに基づき、首都圏の新築戸建て市況をざっくりと解説したいと思います。 まず、市場に新しく供給された新規登録件数のグラフ(一都三県)です。2022年1月以降、新規供給が増加基調にあることがわかります。 次に、首都圏の在庫件数(棒グラフ)と成約価格(折れ線グラフ)の推移です。こちらは、2020年1月(コロナ直前)からになります。 グラフ右の枠内に、前年同月比の値を記載しています。抜粋すると、 ・成約価格 -2.3

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【永久保存版】不動産市場の数字をみる上で留意すべきこと

これまで「不動産業界は経験と勘、度胸が大事」などと言われてきました。たしかにひとつの案件で数百万、開発なら億単位の損失を被ることもあり得る世界ですから、度胸も必要でしょう。しかし、そのようなフレーズだけで消費者と会話できる時代ではすでにありません。 昨今「エビデンス」や「ファクト」といった言葉を使うビジネスマンが増えたように、数字で表現できなければ何事も説得力に欠けてしまいます。不動産も例外ではなく、リセールバリューや地域差など、関心の高い要素はデータを付けてはじめて信憑性

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物件情報をはじめて目にしたとき、あなたがまず考えなければならないこと

物件情報に出会ったとき、まず「この不動産は【松竹梅】のどれに当たる?」と考える癖を身につけてください。「相場より上か下か」「資産価値はありそうか」といった諸々の検討は後で良いです。最初にマーケットのどのポジションに分類される不動産かを見分けることがとても重要なのです。

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関東大震災から100年が経ちました

2023年9月1日、関東大震災から100年が経過しました。 マグニチュード7.9(推定)、死者・行方不明者は約10万5千人。木造住宅が密集した都市部で昼時でもあったことから焼死の割合が圧倒的に高かったようです。 (参考)報告書(1923 関東大震災)内閣府の防災情報のページより https://www.bousai.go.jp/kyoiku/kyokun/kyoukunnokeishou/rep/1923_kanto_daishinsai/index.html 元東京市

いつかは住んでみたい街(丁目別)ランキング人気5区+1区、さらに最上級マンショングレードの条件もあわせて掲載します

住宅の各ポータルサイトが「住みたい街ランキング」を毎年発表しています。アドレスの並びを見ているだけで面白くもあり、あるいは前年比較で順位の入れ替わり等も興味深いもので、話題性のある企画だと思います。 ただ、街の範疇や順位付けの根拠が見る側からすると「いまひとつしっくりこない?」部分も少なからずあるような気がします。例えば「横浜」であれば、それが「横浜市」なら対象が広くなり過ぎないか?「横浜駅」なら逆に物件数が極端に絞られ過ぎでは?とか。また“検索された数”が根拠なら新規供給

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相場下落のリスクヘッジは、資産性が宿る間取りを選ぶこと

家族が住むためのマイホームを購入したいが、資産価値も重視して物件を選びたいという人は多いです。しかし、今後の市場予測・相場動向があまりに不透明で様子見の段階にとどまっているといったケースが増えつつあるのでは?と感じています。 無理して買う理由が見当たらないなら、現状維持という判断も十分有り得るかとは思うのですが、「賃貸の更新時期が迫っているから」「家賃を払い続けるくらいなら多少損をしてでも持家に住みたい」「好立地の物件が出たので前向きに検討したい」など、それでも買う方向に気

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この猛暑で考える、異常気象に耐え得る省エネで快適な住宅とは?

今年の夏は異常ですね。 夏バテというものをほとんど経験したことがない私でも、屋内外の温度差に気怠さを感じてしまいます。朝夕の通勤で体力を消耗しているかなと思うことさえあり、こういう感覚ははじめてかも?という気がします。 では、外から帰って自宅に戻ると解放されるのか、というとそうでもありません。 これだけ気温が高いと窓から入る熱が室温を上昇させ、ムッとしたサウナのような室内になっています。遮熱カーテンで閉め切れば、昼間でも照明を点けなければなりません。エアコンは早朝でさえ

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土地の価値は「道」次第

不動産を購入するとき、間違った選び方をしないようにするには、いくつかのチェックポイントを事前に身に付けておく必要があるでしょう。そのなかで、意外と知られていないものに「道路付け」があります。この記事では関連の深い「地型(じがた)」と合わせて解説します。 冒頭、「意外と知られていない」と言いましたが、その理由は土地を購入して注文住宅等を建てる人であれば、その過程で必ず「道路に関わる建築制限や地型の制約などによるコスト等の違い」を強く実感する可能性があるのに対して、分譲マンショ

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