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書評_Measure What Matters

2019/2/16

■作品のジャンル

 ・ビジネス書

■著者はこんな人

 ・ジョン・ドーア

アメリカのベンチャーキャピタリストで最も成功した人の一人。もはや、生きる伝説と言っても良い存在です。現在は、KPCB(クライナー・パーキンス・コーフィールド・アンド・バイヤーズ)の会長。担当投資先は、Amazon、Google、Twitter、Netscape等、現在の時価総額ランキングで最上位に位置する錚々たる会社群。ジェフ・ベゾスがAmazonを創業した後、出資を受ける際に、KPCBからの出資にこだわったという逸話がある。

■おススメの読者はこんな人

 ・スタートアップの経営者/役員/執行役員等の幹部

 ・人事責任者/担当者

 ・VC/CVC担当者/エンジェル等の投資家

■読むと得られる効用

 ・アラインメント「会社のビジョンと従業員の日々の活動を一致させること」の重要性とその具体的方法が理解できる。

■役立つシチュエーション/ケース

 ・ミッション/ビジョン/バリューを策定した後、会社の目標と個人の目標を一致させる必要があるフェーズにある会社

 ・新規事業を行う部署の社員の評価を、従来の既存事業とは別に行いたい場合

■ひとこと

 ・ドーアが各投資先の創業者や取締役会に、OKRを説いて回るエバンジェリスト役を務めていたことを初めて知った。

 ・”コーチ”と呼ばれていたビル・キャンベルが果たした役割は、とても大きいものだったことに気付いた。エリック・シュミットのメンターであり、スティーブ・ジョブズのメンターだったと言えば、どんな人物だったか推して知るべしだろう。GoogleがAndroidを発表して、Appleと関係が険悪になりつつある際に、スティーブ・ジョブズとビル・キャンベルのやりとりの秘話がとても興味深かった。

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