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「足裏で荷重の移動を感じ取る」

雪駄で足の使い方に変化が…

この記事に書きましたとおり、自説ながら、日本人の鉛直姿勢を作っていたのは草履や雪駄だったと考えていますが、その検証のために踵を余らせた江戸履きサイズで雪駄を買ったこともあって、普段の近所に外出するときには、鼻緒を軽くかけただけの江戸履きで出歩くようになりました。
先日数キロ歩いて用事を済ませた帰り道、今までと違う、足の小指側に荷重を感じる歩き方を自覚する瞬間がありました。

ベアフットシューズで重心移動軌跡を感じ取る

一方、2019年11月に左足首を複雑骨折し、その影響で固まってしまった骨の周りの筋肉をほぐし、少しでも左右の性能差をなくすためと、踵からしっかりと骨に衝撃を与えて、全身の骨の強化を図るために、2021年6月から、ベアフットシューズを履いてランニングをするようになって、もうすぐ1年半になりますが、雪駄で足の使い方の変化を感じたのと同時に、ベアフットシューズで歩いたり走ったりするときに、足裏の荷重の移動を感じ取れるようになってきました。
これは、初めての感覚で、一度感じるようになると、スニーカーはもちろん、ビジネスシューズでも感じられるようになりました。
何かが進化というか、退化してしまった機能が元に戻ったみたいで気分がいいです。

意外な荷重の移動ルート

自分が思っていた荷重の移動ルートではなかった点も面白かったですね!
下図のように踵から、土踏まずの外周を通って小指母指球から親指母指球に抜けていくというルートを通るんです。
これは、足の力を抜いてブラブラさせたときに足裏が内側を向く(土踏まずの外周が少し下になる)ことや、泳ぐ時もバタ足の時の足の使い方から考えても自然なことと納得しています。

歩行時の足の軌跡

そして、歩行の軌跡は、「やっぱりそうなのか!!」ということですが、良く言う平均台の上を歩く感じになりますので、足が並行に前後するというよりは、下図のように交互に弧を描くような軌跡になります。大袈裟にはファッションショーのモデルさんのような感じです。
モデル候補の人たちの歩行訓練のために雪駄を使うって記事も見たことがあるので、あながち変な話ではないなぁ~って思ってみたりもします。雪駄散歩をきっかけに、歩き方が進化したかも知れません

しばらく雪駄履いて周囲を散歩することを含め、通勤で歩くのも楽しくなりそうです。
尚、特にビジネスシューズの場合には、フィット感の違いによって随分と感じ方が変わります。やはり緩過ぎずきつ過ぎず丁度良くフィットするものがいいですね!

#より良い自分

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