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「アルコールと上手に付き合う」

コミュニケーションの潤滑剤として大いに活用する。

アルコールを受け付けない身体の人は、飲める人を羨んだりする事や勧められて困った事もあるでしょうし、断り切れずに無理して付き合って、大変な目に遭った事もあるのではないかと思います。

日本人は一般に飲める人は多くないようですが、それでもアルコールは緊張を解し、コミュニケーションを活性化させる触媒のような役割をもって沢山のコミュニティの活性化に一役買ってくれる欠かせないとまでは言い過ぎかもしれませんが、少なくとも今でも一定の役割を持っていることは間違いないでしょう。

また、毎日のようにアルコールを飲まないと気がすまないというか、人生の楽しみの一部になっている場合もあります。一方、楽しみを通り越してアルコール依存性となり、自制を失ってしまう不幸な話しも決して無関係な話しでない人も多いでしょう。

確かに、お酒で早死にした大先輩の訃報が届くたびに、「ほどほどじゃないといけないなぁ〜、あいつ毎晩結構な量を飲んでるみたいだけど大丈夫かなぁ〜。」ともおもいますが、そういう意味で、アルコール依存症対策と言うとよりも、アセトアルデヒド対策と言う意味で、出来る限り、家では飲まないというのを、アルコールとの上手な付き合い方としておすすめしたいと思います。

家族みんなお酒好きだとなかなか自分だけ我慢と言うのも難しいでしょうから、なかなかやめられないかも知れませんが、せめて量をセーブして欲しいと言う感じでしょう。

アセトアルデヒトの毒性

アルコールを分解した後にできるアセトアルデヒドという毒素は少なからずジワジワと体を痛めるようです。

実際に、お酒を飲んだ翌日は、夜更かしをせずとも、トレーニング時に数値としてわかりますが、肉体的パフォーマンスは着実に落ちています。

以下厚生労働省の健康情報サイトより

アセトアルデヒド(あせとあるでひど)/ acetaldehyde /

エタノールの最初の代謝産物であり、フラッシング反応や二日酔いの原因物質。ヒトへの発癌性が疑われている。

エタノールは主として肝臓で酸化されてアセトアルデヒドになり、さらに酢酸へと代謝されます。アセトアルデヒドの分解が遅い体質のひとは、少量の飲酒でフラッシング反応(顔が赤くなる。吐き気がする。動悸がする。眠くなる。)を起こし、比較的少ない量の飲酒で二日酔いも起こします。

アセトアルデヒドは実験動物に発癌性があり、ヒトの食道癌の原因にもなります。この物質はDNAやたんぱく質と結合しやすい性質を持ち、発癌など種々のアルコール性臓器障害の発生に関与すると考えられています。
アルコール飲料には生産の過程で高濃度のアセトアルデヒドが含まれており、たばこ煙からも高濃度のアセトアルデヒドが検出されます。

口腔内や消化管内は、常在細菌によりエタノールから高濃度のアセトアルデヒドが作られるため、特に高濃度のアセトアルデヒドに暴露されます。
アセトアルデヒドはヨーグルトのフルーツ風味を作るためなど極微量は食品に添加されることもありますが、食品添加の超低濃度では発癌に関係しません。

#より良い自分  
#誇りを持って生きる
#PPNK

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