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「認知的不協和と同調依存の逆相乗効果」

今まで信じていたこと、当たり前だと思っていたこととは異なる知識や認識に触れた時に、認めることはおろか、検討の余地を残すことすら出来ず、無視したり、嘘として片づけたり、自分たちには無関係なこととして片づけてしまうことが本当によく起こりますが、その原因は「認知的不協和」の状態を乗り越えられないことにあると言われており、いわば単なる過去の自分の正当化です。

これが、会社や集団においては同調依存性によって、逆相乗効果を発揮してしまい、大半の人達が知識をアップデートしないことはもちろん、行動変容しない方向に力が働いてしまうと考えます。
まるで、みんなで示し合わせたように昔から正しいと信じている知識や認識の方を肯定してしまうのです。

アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)も集団同調依存が解消を難しくしますが、まさにこの現象でしょう。

結局、一人ひとりが自分たちとは異なる意見を持っている人達の考えをまさにバイアスをかけることなく真摯に耳を傾け、視座を高く、視野を広く、視点を増やしていくしかないのだと思います。

なお、老害の最も忌むべきところは、耳を傾けられなくなるところでしょう。自分への戒めとして強く反芻して意識に刻みこもうと思います。

#誇りを持って生きる
#ご機嫌に暮らす
#認知的不協和
#同調依存

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