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「歩くの進化:Walking 0.0→3.0❣️」

腰痛克服がきっかけで、歩き方が50過ぎてこんなに変化するなんて思ってもみなかったのですが、とうとう3段階めに到達したようです。

まあ、実際には間違った姿勢や歩き方が色々なきっかけで判明し、60近くになってやっと、日本人本来、人間本来の歩き方になって来たという少々残念な話しではあるんですけどね!

まずは、腰痛の克服という視点で、進化前のWalk0.0からWalk2.0までの経緯について以下に記事をまとめていますが。

歩き方の変遷という観点で、最新版までまとめてみます。

進化前の骨盤前傾時:Walking 0.0

17年間の慢性化したギックリ腰に苛まれていた時期だけでなく、もっと若かった頃からそうだったと思います。

膝も足も外側を向き、親指母指球に荷重をかけ、幼稚園の頃から慣れ親しんだ行進スタイルよろしく、腕は身体の前で前後に振って歩いていました。
長時間歩くと親指母指球やつま先、脛が痛くなりましたし、ゴルフをするとダウンスイングの時に荷重をかけていた親指母指球がかならず痛くなっていました。

骨盤を立てただけの時:Walking 1.0

骨盤を正面に向けたまま時計回り反時計回りに交互に回転させながら、膝は進行方向に、足は踵から親指母指球の線を進行方向に向け、踵から着地はするが、ほぼ同時に親指母指球に荷重をかけ、腕は身体の後ろで前後に振って歩きます。

長時間歩くと親指母指球が痛くなりましたし、ゴルフをするとダウンスイングの時に荷重をかけていた親指母指球がかならず痛くなっていました。

しかも、意識していないと骨盤が前に倒れてしまい、歩き方0.5くらいになってしまうこともありました。

腰痛だけは完全克服出来ていましたが、頚椎から来る指先の痺れや痛みもないのに左の腕が全く上がらないという症状や首の痛みが出ていました。

骨盤を立てて鉛直姿勢を獲得した時:Walking 2.0

そして鉛直に立つ。そして歩くということに着目した3つの記事です。

身体の主要な関節が踝から鉛直線上に並ぶように立ち、その重心ポジションで上体をキープしたまま、骨盤を正面に向けたまま時計回り反時計回りに交互に回転させながら、膝は進行方向に、足は踵から親指母指球の線を進行方向に向け、踵からしっかり着地して荷重をかけ、親指母指球に荷重が移って抜けていきます。

腕は身体の横で左右に揺れるだけで、前後には振らずに歩きます。

長時間歩いても親指母指球が痛くなることはなく、ゴルフでも荷重をかけなくなったので、痛くなることはなくなりました。

踝重心の鉛直姿勢によって、意識しなくとも骨盤が前に倒れてしまうこともなくなり、不可逆性を獲得しましたので、これが完成形だと思っていました。

姿勢は劇的に良くなり、指先の痺れも左肩の問題も首の痛みも全くなくなりました。おまけにお腹周りの脂肪が数キロ分綺麗になくなりました。

土踏まずの外周で荷重を移動させた時:Walking 3.0

そして以下の記事が、江戸時代の日本人が姿勢良く1日40kmも腕を振らずに歩いていたのに、何ひとつ現代に継承されていないのは、雪駄(草履)の江戸履きに秘密があると考え、雪駄を履き始めたお話し。

そして、以下の記事は、その雪駄を履いて散歩している時に感じた足裏で感じた荷重の移動のお話し。

つまり、雪駄を履き始めて足の使い方が進化したと確信しているのですが、膝は進行方向並行に、足は踵から中指母指球の線を進行方向に向け、踵からしっかり着地して、荷重が土踏まずの外周を回って、足の中指から小指の母指球に来た時に、軽く地面を払うようにして、親指母指球から抜けていくように足を使います。

腕は身体の横で左右に揺れるだけで、前後には振らずに歩きます。

内転筋(含む腸腰筋)→大臀筋→腹筋の連動性が高くなり、よりスムーズに動きます。

まるで、水泳のバタ足におけるフィンのような、全く足首に力を入れない足の使い方になります。

そして、今までは道路の白線上から外れないように(仮想の平均台から落ちないように)スタスタと歩くのは結構難しかったのですが、随分簡単に出来るようになりました。

何しろ、自然に足を使う感じになるので、今は、これこそ完成形と思っていますが、もちろんまだ先があるかも知れません。

草履は人が正しく歩くために完成された履き物

しかし、よく考えてみれば、足の指先の付け根は、中指を頂点にして、「へ」の字になっており、しかも、雪駄(草履)の鼻緒は江戸履きにすると、「へ」の字をなぞるようについていますので、初めから、そうやって履いて歩くようにデザインされた履き物だという事が言えるのではないでしょうか‼️

なんかすごい。大発見をした気分です。

どっかに同じようなことを書いている記事があったらと思い、検索してみましたが、残念ながらありませんでした。
それと、この雪駄は市販のもので、少し母指球ラインと完全一致ではありませんが、もしオーダーメイドで私の母指球ラインに合わせて鼻緒を作ったら、さらに履きやすくなるかもなどと思ったり・・・。
もし、作る機会がありましたら、ご紹介しますね!

#より良い自分
#ご機嫌に暮らす

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