「世間って誰の事?」
日本で一番信者が多いのは世間教?
世間って誰?
よく「世間体が悪い」「世間的にいかがなものか」とか、聞きますけど、世間って、一体誰のことを言っているのでしょうね?
さすがに、世論調査の結果の一番多いことになっている意見のことじゃないでしょうけど、それって、自分の考えを社会を代表する意見ぽく表現しているだけでは?あるいは、テレビの誰かが言ったことをそのまま社会の代表意見のように言い換えているとか?
前者は、どっかでもらったままの物差しで自分を縛っている人が他人にもその物差しを強要したい時に、自分の考えとして言いたくないだけにしか見えないし、後者は深く物事を考えることも考えるための知識もないしその自覚もないので、完全に頭の中が空っぽだけど、常識人ぽく振る舞いたいだけの言葉にしか見えません。
農村が衰退し核家族化が進んだ日本においても、どれだけ多くの人が、この世間というぼんやりした、まるで亡霊のようなものからの見た目や評判を勝手に定義して、自分の行動を制限したり、他者の行動を制限しようと同調圧力をかけてきたことと思うと、現代になってマスコミに代替されてしまった世間という概念が、みんなで失敗しようと足を引っ張りあう共倒れ日本人を象徴するメンタリティの根幹にあるような気がしてなりません。
誰も幸せにしない危険な世間教
日本で一番信者が多いのは世間教ではないかと思うくらいで、この言葉を耳にするたびに「またでた」と、とても残念になります。まあ、いちいち世間教を否定しませんし、メジャーな世間教信者に囲まれているという現実も踏まえて生きてはいますが、世間教が、ポリティカルコレクトネスを概念ではなく不寛容の象徴的に基準として教義としてとりいれられてしまうと、「ねばならない(must)/してはいけない(must not)/こうあるべき(should)/ああすべきでない(should not)」だらけになって、結局は人間らしさが否定されていくので、自由で安心安全なコミュニケーションができなくなり、社会的経済的発展が損なわれるだけでなく、メンタルを壊す人が益々増えてしまうだろうともとても心配しています。
世間体を気にする人の特徴
このウェブサイトでは、世間体を気にする人の特徴を以下のように11個上げてくれています。
気を遣いすぎる
世間体を気にする人の特徴一つ目は、気を遣いすぎるということです。何かにつけ、自分は後手に回り、他人を優先させようとする人がいます。このような気を遣いすぎる人は、世間体を気にして生きづらくなります。彼らは自分の人生を生きているというよりもはや、他人から見た完璧な自分としての人生を生きているでしょう。引っ込み思案
世間体を気にする人の特徴二つ目は、引っ込み思案であるということです。世間体を気にする人は、自分を表に出すことのできない引っ込み思案な傾向にあります。思うところがあっても口にすることができず心に秘めてしまう彼らは、他人からどう見られるかということにばかり関心が向いてしまっていると言えるでしょう。自信がない
世間体を気にする人の特徴三つ目は、自信がないということです。自信がある人は、世間体を気にしたりしません。むしろ、世間体などどうでも良いと捉え、自分の好きなように振る舞うことができるでしょう。自分が正義な人にとって、世間体などくだらないことなのです。しかし、自信がない人はそうはいきません。
自信がない人にとっては、他人の評価こそ全てです。他人の評価軸の中で生きていると言っても過言ではない彼らは、むしろ自分の目を信じることができません。ある意味他人に依存して生きているということができるでしょう。小心者
世間体を気にする人の特徴四つ目は、小心者であるということです。度胸のない小心者であるというのもまた、世間体を気にする人の特徴のうちの一つです。小心者の人は、他人から向けられる非難の目に耐えることができず、ついつい世間体を気にしてしまいます。結局のところ、他人からの重圧に負けてしまっているのです。几帳面
世間体を気にする人の特徴五つ目は、几帳面であるということです。こだわりの強い几帳面な性格の人は、完璧であることにこだわろうとします。他人の目から見た自分が完璧でないと気が済まないのが彼らの特徴なのです。その結果、人からの視線に敏感になり、簡単に世間体を忘れることのできない性格となってしまいます。神経質
世間体を気にする人の特徴六つ目は、神経質であるということです。小さなことにもこだわる神経質な人は、世間一般の見解や平均値といったものに異様なこだわりを見せます。それらから少しでも自分がズレているということを知ると、即座に一般的な範囲に戻ろうとしたり、彼らなりのこだわりは強く見られます。臆病
世間体を気にする人の特徴七つ目は、臆病であるということです。世間体を気にするのは、結局のところ恐れる心があるからです。世間一般で言われる常識人からズレることに対する恐怖や、規律からはみ出すことへの怖さが、そのまま世間体を気にする性質に現れ出ているのです。臆病であればあるほどこの傾向は強く見られます。ネガティブ
世間体を気にする人の特徴八つ目は、ネガティブであるということです。なんでも悪い方向にばかり考えるネガティブな人ほど、世間体を気にして気を病んでしまう傾向にあります。普通の人は気にも留めないようなことや、世間体を気にして落ち込んでしまい、さらに人の目が気になってしまうことになる為まさに負のループです。あがり症
世間体を気にする人の特徴九つ目は、あがり症であるということです。すぐに緊張してしまうあがり症な傾向にある人は敏感な心を持っているということができます。そんな敏感な心こそが、彼らを世間体を異常に気にする人間に仕立て上げてしまっているのです。敏感なのは悪いことではありませんが改善する価値はありそうです。考えすぎる
世間体を気にする人の特徴十個目は、考えすぎる性格をしているということです。いちいち考えても意味がないようなことまで深刻に思い悩んでしまう彼らは、世間体に関わらず様々なことに思いを巡らせています。その中でもやはり人の目は気になるらしく、考えすぎて疲れ果ててしまうこともあるのだと言います。プライドが高い
世間体を気にする人の特徴十一個目は、プライドが高いということです。プライドの高い人は、常に自分を大きく見せることにこだわっています。彼らにとって、人から見下されることはあってはならないのです。その為、常に世間体を気にして、バカにされない範囲内で行動をしたり、意見を言ったりします。
根っこは「見失い人」かつ「自縛人」
この11個、いろんな現象的特徴という意味で、その通りだと思います。しかし、結局、その根っこにあるものは、誰かと比べて自分を測りながら生きている。つまり、身勝手な物差しで測られ続けることで、自らも身勝手な物差しで測るようになって、誰もが陥りがちな縦と横の2つの弱みを克服できていない、「見失い人(みうしないびと)」かつ「自縛人(じばくびと)」になってしまっていることに他ならないということです。
横の弱み:見失い人
つまり、誰かが作った物差しや自分自身の身勝手な物差しによる、他人との比較優劣に囚われて自分を見失い、いつまでたっても今の自分が何者なのかがわからないという、横の弱み。
いわば「見失い人(みうしないびと)」
縦の弱み:自縛人
そして、もう一つは、過去から周囲の人に見せて来た自分や自分の行動の正当化や整合化を図ろうとしている事そのものがもう一つの真の弱み、つまり自分自身の過去に囚われて変われないという、縦の弱み。
いわば「自縛人(じばくびと)」
世間教から離脱しましょう
足を引っ張りあってみんな一緒に沈没しようとする世間教依存症から完全に離脱して、みなで経済的にも精神的にも豊かになりませんか?
「世間体を気にする人の特徴11選!体面・体裁を気にしすぎない方法は?」の最後に以下の解説にもありますが、結局は、自分で学び自分で思考し自分で行動することに収斂します。垂れ流される極めて無責任な情報をブロックし、自分の人生を生きるようにしてください。
もちろん、身勝手な生き方はダメですよ。
是非、依存性の同調ではなく、自立性の協調で生きていきましょう。
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