経費ってなんだろう。

よく「経費」って言葉を聞くと思います。
でもこの「経費」って言葉はみんな曖昧に使ってます。

例えば、会社員の人が飲みに行った時に「ここは経費で落ちるから」とか、

事業している人が「今月は経費がかさんでいる」などと言ったりします。

税金の話でいえば、法人や個人事業者が、収入を得るために支払ったもの、例えばせどりであれば仕入れの商品、ブロガーであればパソコンやその通信費などがあります。

ですので会社員の人がいう「経費で落ちる」というのは税金の経費のことではなく、「会社が普段してくれる」っていう意味です。

法人や個人事業者が支払う税金の経費に何が入るのか？ということがよく聞かれます。

答えは、「収入を得るために必要なものか」かどうかです。ですので、当然食事代など自分の生活のために支払ったものは入りません。

しかし、接待などで食事をした場合には、収入を得ることに必要と考えられるため経費に入ります。

Wi-fiの支払いなど仕事と生活が一体となっていて、金額を分けられない場合にはその総額を使用割合で按分して計算します。

経費が多ければ多いほど税金は安くなりますが、ビジネスとしては不安定になりますので、経費を払う時はそれが本当に収入を生んでくれるかよく考えることが必要だと思います。

一般に収入を増やすより経費を抑える方が、早く確実に利益を増やせるからです。