C’è ancora domani・まだ明日がある・5月1日
モノクロ写真を多く見ていくと、モノクロ映画のビンテージ感がよく伝わります。
映画の初めのシーンからそのビンテージなモノクロには違和感はありましたが、過去からの映像というよりも現代も色彩の溢れすぎている映像を抑制そして感情を抑えた映像に暴力シーンもミュージカル風になっています。舞台はローマですが、戦後直後のナポリを舞台した「リラと私」という大ヒットして本を読んだ時にお強く思った「時代を生き抜く」の力強さを感じさせる。
現在のイタリアのfemmicidioを取り入れた題材、第二次世界大戦の終戦直後の
「共和国か王国」を選ぶ国民選挙はメインテーマではありませんが、現在のイタリアの状勢の配慮をしてその様子をもう少し取り入れて欲しかったです。