【刺繍ミシン】サンプル作成中②

こんにちは、fabcoのなかのひとです。
今日は前期卒業式の日。
卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます!
この先、素敵な未来が待ってると思いますが、ときどき大学のことを思い出して、気が向いたらふらっと遊びに来てくださいね。
遊びに来てくれるとfabcoのなかのひとはとても喜びます。
(すでに卒業してるひとも大歓迎です!)

ってことで、今日もまた刺繍ミシンの続き、サンプル作成のことを書いていきます!

前回は面部分の縫い方の違いのサンプルを紹介したんですが、今回は線部分の縫い方の違いのサンプルを見てもらおうかと思ってます。
(とはいえ…写真だとわかりにくいんですがね…)

えっと…線の縫い方も面ほどではありませんが何種類かあります。
中でもいちばん基本的なのは、普通のミシンで縫うみたいな縫い目になる「走り縫い」でしょうかね?
「走り縫い」も縫い目一目のピッチとかは変えれるのですが、今回「サテン縫い」の違いを確認してみました。
そう、面の縫い方にもあった「サテン縫い」です。

「サテン縫い」は線幅と糸密度を変えることで縫い目が変化します!

最初は、これ…

画像1


線幅を2mmに設定して、糸密度を0.5・1.0・1.5・2.0・3.0・4.0(本/mm)の6段階で確認してます。
デフォルトで縫うと線幅は、この2mmの設定になります。
縫い目がギザギザしてるのわかりますかね?
糸密度が低いとギザギザの幅が大きくなり、高いと幅が小さくなります。
高い方は「ギザギザ」というよりは「太めの線」のように見えますね。
縁取りをより太くはっきり見せたい時や、塗りがない線だけて表現したいイラストの時などは糸密度が高い方が合ってそうです。
逆に糸密度が低い方は、イラストの線を表現するのではなく、飾りフレームみたいに使うとおもしろいかなぁって思いました。

こんどは同じサテン縫いで線幅を1mmに。

画像2

糸密度は2mmの時と同じ6段階です。
こちらもギザギザとはしてるのですが、糸密度が低いとあまりきれいじゃない走り縫いみたいに見えます。
糸密度が高いと線幅2mmの時と同じで太めの線って感じになります。
強調したいけど線に主張しすぎて欲しくない時、線幅を1mmに設定しても良いかもです。
個人的には線幅1mmの糸密度3.0くらいが好きです。

同じサテン縫いでも、線に使うと面に使ったときみたいに縫い目がぼよぼよしなくてきれいに縫えました!

こんな風に自分のイメージに合った縫い方を探して研究するのはほんと楽しいです。
画像データの通りにはならなくても、刺繍的な表現で「布の上に改めて絵を描きなおす」みたいな気持ちで作品をつくっていけたらなぁと思いました!

今後も刺繍ミシンのサンプルはどんどん増やしていけたらと考えてますので、「こんなサンプルが見たい!」とかがあれば教えてください!

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