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しゅわしゅわいちご

いちごの時期になると街のいろんなところでいちごを目にする

いちご味のお菓子も増えるし、ぴんくとあかでいっぱいになるこの時期がわたしはだいすき
パックの中につやつや〜きらきら〜ぴかぴか〜ないちごが綺麗に入っているときもちいい。いちご農家さんに大切に育てられた箱入り娘のいちごちゃん、、、いとおしい
1月から5月が旬、、、これもいちご(1.5)だね
そう、この5ヶ月間はいちごのことでわたしはあたまがいっぱいになるのだ


🍓いちごを買う🍓
当たり前のことだ。買わないなんて選択肢、わたしにはない
スーパーを入ってすぐ、いちごのあまい香りがわたしを誘う
あかくてうるうるなあのいちごを買わないなんて、、、わたしは放っておけない

いちごにも顔がある。みんなどれもかわいいお顔なんだけど、その中でもっともわたしのタイプのいちごを手にとる
スーパーのかごにいちばん最初に入れるとうきうきするんだ

いやなことがあってすこし気が沈んでいても、「でもわたしのカゴの中にいちご入っているもんね!お家かえったらたべてやるんだ〜!」ってはっぴーな気持ちでお買い物ができるのだ。
いちごの効果は抜群だ

そしてお買い物を終わったあとに袋詰めをする
わたしよりも繊細ないちごを傷つけないようにやさしく、そおっと入れる
ちゃりんこでるんたか帰る
いちごって冷蔵庫にあるだけでしあわせなんだ、そう毎年感じるのだ


🍓いちご味のお菓子🍓
これに関してはあまり食欲は湧いてこない。
いちご味が嫌いな訳ではない。
「いちご味なら売れるだろ〜」みたいな安易な考えのお菓子たち、、、って思うと見る目が変わってきてしまう。ひねくれててごめんね〜
でも、いちごみるくはだーいすき!!
あかとしろを混ぜたらぴんく色になるなんてかわいすぎだろ〜

ちいちゃい頃に自分の顔を紙粘土で作って絵の具で色付けをする時に「頭のりぼんをぴんく色にしたい、だけどぴんくがないの!」って先生にいったら、あかとしろを混ぜてくれて、それを見たときにわたしはときめいた。あの感覚、わすれられない。じぶんでしらなかったことをしることができたこと、2色まぜるとちがう色になる、こんなにかわいい色になるんだって。一生むずかしいことをかんがえないで直感でわくわくすることだけしていたいな〜この世界じゃわたしにはむずかしいことかもしれないな〜、いつかそうなれたらいいな〜


🍓いちご狩り🍓
いちご狩りしないと6月になるなんて不可能だとおもっている
わたしは4ねん連続でいっぱいたべる記録を更新している
今年は150個
いっぱいたべられた〜!!いちご農家さんに出禁にされたらいやだな〜

みつばちがあちらこちら、せっせと花粉を運んでくれているおかげでわたしはおいしいいちごをたべられている、しあわせなことだね

もちろんいちごも追加で買っちゃうよ、だってだいすきだもん

今年は片道ちゃりんこで50分くらいかけていちごを食べに行ってメイドカフェに行ったよ〜ハードスケジュールな いちご狩りだったな〜、、、それでもその日はぐっすりねむれたしなんだか充実した日だった、わたしはその日がだいすきだった


🍓いちごだいふく🍓
いちごだいふくを彼からもらった
わ〜いわ〜い!って1口食べる


しゅわしゅわ〜!!


ん、、、??しゅわしゅわ、、、??
おかしい、いちごを噛むたびにしゅわしゅわとお口の中で曲を奏でる

わたし、よくカビたいちごをたべるんだけどしゅわしゅわいちごはまだたべたことがない

とうとう死ぬのかな〜って

一応気になって調べてみた
しゅわしゅわの理由はすぐにわかった

それは、「いちごは生きているから」だった。

いちごはいきるためにエネルギーを作り出す
収穫される前も、収穫された後も、呼吸をしている

いちごがもっているあまいものを分解して、エネルギーと一緒に水としゅわしゅわを作り出す

ふつうは空気の中に放出するからしゅわしゅわすることなんかないけれど、いちご大福はあんこやおもちでむにむにに包まれているから空気が放出できなくていちご自体に蓄積されてしまってしゅわしゅわを感じるっていうことを知った

言い方を選ばないとするならば、いちごの生き埋めってこと

事件だね、、、そのしゅわしゅわは生きている証だと感じながらいちご大福を噛みしめた


この世には「うしさんや、ぶたさん、とりさん、おさかなさんは食べません!!命がかわいそうだから!!」といっている人がいたりする。アレルギーやアトピーのせいでそういう生活になってしまうにんげんだっているし、それはその人のすきにしたらいい

でも、ほかのにんげんにそれを強要する人や、「お野菜や植物は食べます!!だってお野菜や植物は痛覚ないから!!」っていうタイプのにんげんもいたりする。それはわたし的にはちょっとな〜とおもったりする


まず、この世に存在するものはぜんぶ生きているし、生きていた『証』で、それを生きていたものだからとか、生きていないものだからと分けられてしまうのはかなしい。

農業をお勉強する高校にはいってたくさんの生命をみて、育ててきた。

うし、ぶた、とり、ひつじ、やさい、くだもの、おはな

呼吸をして、寒い日は身を震わせ、葉を震わせ
暑い日は水や食べ物や肥料を蓄えて日光浴をして、成長する

どれも皆、一生懸命生きている。
たぶんわたしよりも一生懸命生きているよ。
わたしだって毎日がんばって生きているけどね。


毎日毎日みんな、いまを生きている。
いちごだって呼吸をしていまを生きている。
いのちをいただいて、生きている。


全てのものに感謝すること、ずっとずっと。わすれたくないね。



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