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音ゲーマーの端くれ

私のことを知る人は相当少ないであろう。
それもそのはず、私はTwitterに生きる音ゲーマーなのだから。

私は”ファブリーズ”及びそれに準ずる名前で、Twitter並びに音楽ゲーム界隈にてプレイヤーとして活動している端くれだ。
音ゲー界隈には同じ名前で活動する音ゲーマーも多い。そのため、私には私なりのオリジナリティが存在する。当たり前だが、そうでもしないと他のファブリーズに先を越されてしまう。
私を知るものはみな、口を揃えてこのように言う。

”ファブリーズは多機種勢だ”と。

私は中学二年生の頃に音ゲーに出会った。
その頃はまだ音ゲーはおろか、ゲーム自体の腕前も下の中程であった。そんな頃に出会ったゲームが音ゲー、もっと詳しく言うのであればチュウニズムである。
友人に誘われ初めてのプレイをした時の衝撃は忘れられないものだ。音楽に合わせて流れるノーツを取る。こんな単純な操作が私の心を撃ち抜いてしまった。
maimaiやオンゲキといったSEGA運営の音ゲーを皮切りに、私は音ゲー沼と形容される世界へ足を踏み入れて行った。間違いなくここが私の人生のターニングポイントであろう。
音ゲーのプレイの楽しさはもちろん、音ゲーに収録されている音楽にも心惹かれていった。むしろこちらの方が私の人生をいい意味で狂わせた要因である。間違いない。

音楽ゲーム、それはそれ自体の楽しさのみならず、音楽そのものへの興味も誘発するいわば「着火剤」なのだ。
私は音楽ゲームを通して音楽自体にも惹かれた。もっと言うと、エレクトリックダンスミュージック、略してEDMという大きなジャンルへと惹かれていったのだ。
テクノやハードコアといったベタなジャンルから聴いていく内に、どんどん深くへと私の心を沈めていった。
もう昔の私には戻れない程深く「沼」へと沈んでいった。
今では生活の一部になってしまうほどに深く私と結びついた音楽は、私の精神を安定させてくれる良きパートナーとしてそこにいてくれる素晴らしい存在となったのだ。

昔は姉のゲームをプレイする姿を眺めるだけで何もしなかった1人の少年が、その為だけに1万、2万、3万と金を飛ばすようなゲームプレイヤーになってしまうほどに強い魔力を持つのが音楽ゲームだ。
音ゲーマーの端くれとして私は生きてゆく。
そこに恥や後悔などない。
なぜなら、
私は、音楽ゲームが大好きだからだ。

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