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作品のナンバリングについて

こんにちは、FAVART(ファボアート)のGUCCHIです。

今回は、オルタナティブポスターに入っているナンバリングについてです。

オルタナティブポスターには、作品の下部に「1/100」というように手書きで標記されている事がほとんどです。

これは、この作品が100部刷られ、その中の1枚目の印刷であることの証明です。

拘ったプリント技法で印刷されているために、非常に手間と時間がかかるため、限られた数での販売になる事がほとんどです。

※プリント技法については、「プリント技法について」を参照ください。

刷られた作品にはアーティストの自筆でナンバリングやサインなどが施されます。
余談ですが、自筆のナンバリングは文字のクセが強く「4」なのか「9」なのか分からないこともしばしばあります。。。

またFAVART(ファボアート)でも扱っている商品の中に、「AP」「PP」と書かれているオルタナティブポスターも存在しています。

AP(アーティストプルーフ)」は、アーティストが資料保存したり美術館に寄贈したり、自身のECサイトなどで販売するために製作元から
支給されるポスターを意味しており、印刷部数の10%程度がこれにあたります。

PP(プリンターズプルーフ)」は、印刷関係者の贈呈や資料保存に用いられるポスターですが、ほとんどの作品に置いては「PP」は存在しない
事が多いようです。

他にも、版画作品には「EA」「HC」の表記が存在します。
EA」はフランス語のEpreuve d’artiste(エプルーヴ・ダルティスト)の略で「AP」と同様に作家保存、
HC」はフランス語のHors Commerce(オル・コメルス)の略で非売品として刷られたものです。

オルタナティブポスターやアートポスターを購入した際に、何番が自分の元に届くのかも楽しみの一つですね。
自身のラッキーナンバーなどが届いた時には、より大切な作品になる事でしょう。

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