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「草間彌生 版画の世界」に行ってきました。

こんにちは、FAVART(ファボアート)のGUCCHIです。

休日を利用して松本市美術館で開催中の「草間彌生 版画の世界」に行ってきました。

松本市美術館には初めて訪れたのですが、松本駅からまっすぐ伸びる「あがたの森通り」をひたすらまっすぐなので徒歩で向かうことに、

途中あまりの暑さにバスに乗ればよかったと少し後悔しましたが、、、

木々の奥に見えました「赤いドット」!

館内は、当然撮影NGでしたので残念ながら写真はありませんが、非常に素晴らしい作品ばかりでした。

「版画」というと小学生の頃に図工の授業などで体験したことのある、木板を彫刻刀で削って、インクを塗って、バレンで紙に転写する方法を想像されるかと思いますが、「版画」には色々な技法があります。

「版画」には、上記の「木版画」の他にも「リトグラフ」「シルクスクリーン」「エッチング」などの様々な技法があり、
それらの技法で制作された作品が数多く展示されていました。
452点(種)におよぶ草間さんの全版画作品のうち、353点(種)が展示されていると言う事ですから、かなり見応えがあるはずです。

個人的に非常に魅力を感じた作品は、ラメ入りのインクを使いシルクスクリーン技法で刷られたシリーズです。

シルクスクリーンの特徴である、仕上がりの良さとラメ入りインクなど特殊加工が出来るというメリットを最大限に生かした作品だと感じました。
ラメのキラキラ感は写真などでは伝わらない良さがありますので、実物を観てこそですね。

それにしても版画展やポスター展に行くと、どうしてもあの作品良いな〜、欲しいな〜と思ってしまうのは、私だけでしょうか?

上記のシリーズの「ブドウ」と「無限の網」はいつか手に入れたいと思わせる作品でした。

あとは、やはり草間彌生さんと言えば、「かぼちゃ」ですよね。

様々な大きさ、カラーリングのかぼちゃの作品がまとめられた部屋は、草間さんのかぼちゃ愛を非常に感じるものでした。

また同時開催中の「草間彌生 魂のおきどころ」は、ミクスドメディア作品も多く展示され、草間さんワールドを体験できます。

唯一撮影OKだったのは、こちら!

大いなる巨大な南瓜
直島に展示されていた物かな?

物販は、展示の充実に比べ、少しだけ物足りなさを感じましたが、しっかり「手ぬぐい」を購入しました。
自販機のコーラもドット柄で、お土産に買おうとしましたがディスプレイでした。。。

草間彌生 版画の世界」は、9/25(日)までの開催です。

帰りは、中町商店街をブラブラしながら帰りましたが、蔵造りの建物が多く、老舗っぽいお店や、オシャレなカフェなど、非常に魅力的な商店街でした。

本業の空間デザインの方でも良いインプットができました。

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