
初めてのココナラで【1文字5円】のライティング案件を受注した方法
Webライターの仕事をする上で、最も大事なことは単価です。
1文字0.5円で仕事を請け負うと、月10万円稼ぐのに20万文字を書く必要があります。
20万文字といえば、本2冊分です。
つまり1ヶ月で本2冊を執筆するだけの作業をして、ようやくもらえるのが月10万円です。
一方で文字単価を2円にできれば、同じ文字数で月40万円まで稼げるようになります。
Webライティングだけでも生活できるレベルです。
このように文字単価を上げることで、自分の仕事に対する報酬を2倍にも3倍にもできるので、Webライターはとにかく単価を上げることに頭を使う必要があります。
そうすると「ライティングの文字単価が何によって決まるのか?」を考えなければなりません。
それを考えて実行してみた結果、私は初めてのココナラで「1文字5円」のライティング案件を出品から1週間で成約できました。(そのクライアントには毎月記事を納品していて、今では単価を上げて1文字5円を超えています。)
1文字5円だと1記事で10,000円~20,000円(2,000文字~4,000文字)、ココナラの手数料を引いた手取りで7,800円~15,600円になります。
記事は調査、構成検討、執筆、校正で合計2-3時間として、時給にすると約4,000円~5,000円くらいです。
こうした実体験を踏まえて、このnoteでは「どのような点に着目してココナラで1文字5円の仕事をとるに至ったのか」を書いていきいます。
無料部分では、1文字5円を受注するための基本的な考え方を解説します。
無料部分を読んでもらうだけでも、単価を上げるために考えるべきことはわかるようになっています。
有料部分では、その考え方に基づいて具体的にどんな領域でライティング案件を取りにいったのか?具体例を交えて解説します。(ただし守秘義務に抵触しないように、類似の商材を例にして解説しています。)
単価を上げるにはライティングスキルだけでは不十分
多くの人は「ライティングスキルを磨けば、単価を上げられる」と思っているかもしれません。
確かにライティングスキルは必要な能力ですが、それだけでは単価を上げるには不十分です。
例えば「私はブログ歴5年以上で、SEOを意識して記事を書けます」と言ってスキルを売り出しても、1文字1円~1.5円くらいが限界だと思っています。
Webライターは稼げない?【単価アップの方法を教えます】という記事の中で、単価を上げるためにはスキル以外に以下のことが必要だと書きました。
単価を上げられる余地のある案件を受注する
クライアントの売上アップにつながる提案をする
専門分野を作る
クライアントのスイッチングコストを高める
この4つは必要条件なのですが、さらに付け加えるとよい点があります。
文字単価を決める需要と供給
世の中の価格は、需要と供給の関係で決まります。
需要よりも供給が多い領域では、価格競争が起きます。
ライティング業界一般で考えると、単に「ライティングができます」という人はたくさんいるので、買い手から安く買い叩かれてしまいます。
一方で、供給よりも需要が多い領域では、高い単価を維持しやすくなります。
もしそこそこのライティング能力が持つ人が少ない業界あるなら、そこではトップレベルではなくてもライティング能力は重宝されるからです。
私はかつて、TOEIC600点代で海外向けの仕事を任せてもらっていました。
TOEIC600点は多少英語ができるレベルではありますが、海外向けの仕事をするには物足りないレベルです。
しかし会社の中に英語ができる人がほぼいなかったため、「お前がやれ」ということでその仕事をしていました。(そして、仕事の時間を実践英語の勉強時間にすることができ、TOEICの点数を大きく伸ばしました)
このように、ある領域の中で希少な存在になると、その人に仕事が集まりやすくなり単価も上げやすくなるのです。
極論を言うと、ある業界の中で唯一の人になれば、価格は自由に決められます。
つまり、単価を決める上では、需要と供給の関係が極めて重要なのです。
私が初出品のココナラで1文字5円をとった案件は、まさに需要と供給のバランスが悪いところを狙ったのです。
その領域は需要の観点から言うとそこまで大きくはないですが、供給はかなり小さいと思われるので、高単価を狙える領域です。
さらに今後その領域は伸びる余地があるとも思っています。
実際に出品した内容
注意点として先に挙げておくと、ライティング以外に多少の知識が必要になる領域ではあるので、万人が私のやり方をそのまま真似できるわけではありません。
しかし需要と供給のバランスが悪いだけで、簡単に高単価のライティング案件がとれる事例としては参考になると思います。
で、私が実際に出品したものがこれです。
この続きをみるには
記事を購入
780円
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!