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老舗が作る至高のキーボード!! FILCO『Majestouch Lumi S』をレビュー!!

メカニカルキーボードの老舗ダイヤテック株式会社の誇る名機『FILCO』!
そのFILCOシリーズ期待の新作が2020年12月29日に発売されました。

その名も『Majestouch Lumi S

開封の儀

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黒箱にライムカラーの淡く浮かび上がったテキストが実に格好良い!
これは本体にも期待していまいますね。というわけで、いざ開封の儀!

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どーーーーん!!!!

めちゃくちゃカッコよくないですか!?モノトーンベースの中にアクセントとして彩るエメラルドグリーンのようなキー印字。凄く大人っぽい、そんな印象を与えるキーボードでs————ん?

よく見ると、キーボードのデザイン、何かプリントしてあるような……?

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骸骨!! 髑髏!! スカル!!

これはインパクトありすぎじゃないでしょうか……。
使い手を魔界に誘うような全面スカルプリントデザイン(言い過ぎ!)

そう、この『Majestouch Lumi S』最大の特徴はキーボードのアッパーケースプリントされたスカル柄。個性とおしゃれを両立させた唯一無二のメカニカルキーボードなのです。

今回はゲーム用途も想定して日本語かな配置のテンキーレスモデルにしました。もちろんフルサイズモデルもありますし、英語配列もあります。
本体はドシっとしていて重いです。持ち運びは結構しんどいと思います。その反面、滑らず安定します。ツルツルしたデスクでも下にパッド引く必要なく使用できると思います。

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背面スタンドを立てた場合の傾斜。入力、ゲーム共に普段はフラットで使用しているのでご参考程度に。立てて使う方はリストレストがあるとベターかもしれません。

キーとスイッチ

製品ページによると「PBT2色成形2トーンカラーキーキャップ」との記載。

PBT樹脂』というのは、一般的に用いられている『ABS樹脂』よりも耐久性が高く、重い素材なのだそうです。つまり打鍵感が重かったり触り心地がマットな感じになっており、市販で売られているABS樹脂採用のキーボードに比べると重厚感というか、うまく表現出来ないんですが凄くしっかりしているんです。

割と強くキーボードを打つという方には非常に使いやすいと思います。私もそうなので今まさにこの文章を打っているのですが、すんごく打ちやすい。タイプミスも減りそう。いや、間違いなく減る。ここまで全然打ち間違えてないし。

キー自体は大きめなのにキーとキーの幅が広くて下にも深い。だからしっかり押した感じが伝わるしめちゃくちゃ打ちやすいんですよね。

あと先ほどキー印字について「エメラルドグリーン」と表現しましたが、厳密には『チェレステカラー』だそうです。イタリアの老舗自転車メーカー『Bianchi(ビアンキ)』の自転車カラーで有名ですね。あれです。

キーカラーはメインが『アスファルトカラー』装飾キーが『スカイグレーカラー』との事です。グレー基調で機種や環境にも溶け込むバランスの良い2色だと思います。(スカル柄を除く)

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お次はキー部分。キースイッチは『CHERRY MX』の茶軸です。

ピンと来ない方へ簡単に説明させていただきますと……『CHERRY MX』とはドイツのCHERRY社製メカニカルスイッチです。有名でややお高いゲーミングキーボードに採用されているのは大体これ。『CHERRY MX』搭載なら間違いないだろうと認識されているくらい優れたスイッチです。

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上記画像はキーの拡大なのですが(猫の毛が挟まっているのはご愛敬)キーを外すと茶色い十字が出てきました。これがスイッチ。茶色の軸なので茶軸。簡単ですね。
茶軸以外にも『赤軸』『青軸』『黒軸』なんて色々と種類がありまして、別に光った時その色になるというわけではありません。それぞれに細かなスイッチとしての違いがあります。細かく見てみたいという方はダイヤテックさんのサイトに分かりやすい説明のページがありますのでそちらで。

『Majestouch Lumi S』は『茶軸』『赤軸』『青軸』の3タイプから選べます。今回手にした茶軸は、何にでもバランス良く使えるオーソドックスなスイッチです。迷ったら茶軸で良いと思います。赤軸はソフトタッチ感が強くて、青軸は良くも悪くもうるさい。

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選ぶべきポイントとデメリット

まず選ぶべきポイント、つまり長所ですが……

・重量感があり安定性抜群
・CHERRY MXスイッチ採用。FPSなどのゲームにも最適
・安心安全の国内老舗メーカー製
・愛好家にも嬉しいUSB-PS/2変換アダプタ付き

こんなところでしょうか。

逆にデメリット、短所ですが……

・本体、キー共に重いが故に女性やお子様にはやや不向き
 →赤軸を選ぶ事でソフトタッチになりますし慣れれば全然楽。
・LED非搭載なので光らない
 →光らないものを求めている場合は逆に最適解。
・お値段が高い
 →良い物はお値段が高いのよ。その分、長持ちしますマジで。

デメリットはメリットにもなり得る点ばかりなのでセルフ注釈しておきました。企業アカウントでのレビューでもないし忖度なしで良し悪し書いてやろうと思いましたが不満点が今のところ本当に無い。

あ、強いて言うならスカルプリントデザインが受け入れられるかどうかですかね。デザインこれ1つしかありませんので。

総括

自宅で愛用しているため、今ネットサーフィンとテキスト入力、FPSゲームといった使い方ですが、のところ100点満点です。文句の付けようがない。もっと文句言いたかったのに悔しい!!

FPSで全然キル取れなかったりテキストを誤字ったりするのは決して『Majestouch Lumi S』のせいではなく、己の腕前によるものなので諦めますね。でも以前よりキル取れたり、誤字(タイピング速度に追い付かず誤入力みたいなもの)も減ってます。

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以上、『FILCO Majestouch Lumi S』のレビューでした。

あくまで個人的なレビューですので、ご参考までに捉えていただければこれ幸いです。ご購入を検討されている方は気になる点、ご質問も可能な限りお答え致しますよ!(FILCOさんのTwitterアカウントに聞いた方が早い気もしますが)

ちなみにこちら、Amazonにて絶賛発売中です。

おまけ

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実はこのスカルプリント、蓄光型になってまして……暗い中でライムグリーンに光ります!!
真っ暗な中『Majestouch Lumi S』使ってホラゲーなんてのも面白いかも(*´艸`*)

ダイヤテックさんのWebサイトでは『キーボード工房』なるものがあって、自分でデザインからキーキャップからカスタマイズして、世界で1つだけのオリジナルキーボードが作れちゃいます。そちらも面白いのでご紹介しておきますね!

FILCOキーボード工房

・FILCOはダイヤテック株式会社の登録商標です。
・マジェスタッチ(Majestouch)はダイヤテック株式会社の登録商標です。

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